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良くある質問について

 ◆4スパイダーアームとチェーンリングの相性について教えて下さい?

  MTB系のチェーンリングにはギヤシフト時の変速性能を向上させる歯先加工が施されています。

  4本アームキットと選択したメーカー種類によってはチェーン外れが発生します。
  5本アームキットでは上記トラブルが比較的少ないと認識しています。

  本商品の購入ユーザーで片道25kmを通勤されている方の選択例を下記に記載しますので参考にしてみて下さい。

  「チェーンリングですが、シマノ FC-M582/FC-M580 スパイク・引掛け歯付チェーンリング 44T(ブラック) Y1FU98030は、あまり相性が良くなく外れます。
  また、シマノ FC-M533-LK/FC-M532-L/FC-M531-L/FC-M530-L/FC-M521 スパイク付チェーンリング 44T(ブラック)チェーンガード用 Y1GX98060の方は
  相性がいいようですが、もっとも軽量なシマノ FC-M600-3 スパイク・引掛け歯付チェーンリング 44T(ブラック) Y1FY98030 を使用しています。」



 ◆アシストギヤのみ交換でも速くなりますか?

  車種別に特性表比較を製作しました。ノーマル車のアシストギヤを大きくすると次の様になります。(特性比較表を参照) 

  ・ケイデンス66rpmで走行した場合、補助率(トルク特性)が向上するので、楽に漕げるようになります。
  ・15km/h未満の走行では、補助率が下がります。但し、加速性能はチェーンの送りが増えるので同等か、それ以上となります。
  ・25Km/h巡航では、当然、アシストギヤを交換した方が楽に漕げる様になります。

                            特性比較表へ
 

 ◆ブレイスに乗っていますが、14Tは付きますか?

  ブレイス(リアルストリーム)は交換装着時、画像にある樹脂製チェーンガイドが干渉する場合取外す必要があります。
  また、ドライブユニットのケースにテンション・スプリング掛けの突起(赤マーク部)があり12T以上は干渉して取付出来ません。

        ※画像(12T)は突起を削ってあります。



 ◆ハリヤ改9速に乗っています。どのタイプを注文すれば良いですか?

  ハリヤ、オフタイム等の外装式車種を9・10速化に改造した場合、必ずアシストギヤは薄歯に交換して下さい。(品番末尾記号b)
  チェーンのリンク破損によるチェーン切れの発生が予測されます。又、軽量チェーンは使用しないで下さい。

  備考:内装式変速機の車種は歯厚が2.3mmです。品番頭Y形式のものをご注文下さい。



 ◆アシストギヤの交換はリヤスプロケットの交換時と効果は同じですか?

  難しい質問で正確なお答えでないかも知れません。下記は本当に正しいかどうか分かりませんので参考にしてみて下さい。

      

  Panasonicの場合
  1.A点を右足の漕ぎ出し開始点とした場合、A点でトルクが発生し、アシストモータが始動し、漕ぎをアシストします。
  2.B点で右足のトルクが抜け、アシストモータが停止、B点以後は惰性で漕ぎを補助します。
  3.C点で左足のトルクを検出し、アシストモータが始動し、漕ぎをアシストします。
  4.D点で左足のトルクが抜け、アシストモータが停止、D点以後は惰性で漕ぎを補助します。
  5.以後1〜4を繰り返します。
  参考:ケイデンスが上がるとAOBとCODの角度(アシスト範囲)は小さくなり、設定されたケイデンスリミットでアシスト0になると考えられます。
  
  YAMAHAの場合
  1.A点を右足の漕ぎ出し開始点とした場合、A点でトルクが発生し、アシストモータが始動し運転状況に合わせ、数秒漕ぎをアシストします。
  2.C点で左足のトルクを検出し、アシストモータが停止している場合は1項と同様に漕ぎをアシストします
  3.以後1〜2を繰り返します。
  参考:ケイデンスを上げると左右の踏み込み動作に於いて漕ぎを邪魔される感じがします。(弱モードで1〜1.5秒、強モードで2〜3秒回転する感じ)
  Panasonicより強力に感じるが漕ぎをモータに合わせなければならないのかも知れません。
  
  一漕ぎ(ペダル半回転)の進む距離で説明します。
  一漕ぎの進み量(1.2項分)比較
  ◎アシストギヤを大径化した場合、例(アシストギヤ9→12T、チェーンリング41T)
  ・一漕ぎの進み量は人力+アシスト分とすると41/2+(12/9)×(AB間+B以後惰性分のモータ回転数)なのでアシスト分はノーマル比1.33となります。
  ・アシストギヤ比分、アシスト漸減速度もシフトすると考えられます。
  ・ノーマル車に比べ、加速、登坂巡航速度、高速性能が1.33倍になる計算です。(但し、モータが外部負荷に負けない時、過積載時や急坂での発進加速等
   トルクが必要になる場合を除く。)
  ・アシストギヤを大きくすると惰性(慣性)が大きくなり、チェーンリングのフライホイール効果が得られ、踏み込み力が軽減されます。
   従ってケイデンスは上がりやすくなる筈です。
  
  ◎後輪スプロケットを小径化した場合、例(21T→16T、チェーンリング41T、アシストギヤ9T)
  ・一漕ぎの進み量は人力+アシスト分伴に21/16比で増加します。
  ・アシストギヤ比分(9/16)/(9/21)比でアシスト漸減速度も増加します。
  ・ノーマル車に比べ、脚力により加速、登坂性能は優劣し、高速巡航は向上します。(どちらにせよ脚力が必要になる。)
  ・アシストギヤ交換のような慣性ではなく、21/16比分の慣性は踏み込み力軽減とはならず、ケイデンスは上げにくくなります。
  
  ※前輪で速度パルスを拾っているタイプでは、アシスト漸減速度の表現が当てはまらないケースがあると思います。
  以上確証無きため、考察とさせて頂きます。