4 実践するために必要な技術体系を確立する

安曇野逸品舎での技術体系

〇種モミの低温水浸漬(20日以上)対応(10℃以下)毎日水を取り替える
〇種モミの種子殺菌を行わないために、塩水選を強め(比重1.16以上)て、密度の高い充実した種子を選定する
〇殺菌剤での種子殺菌を行わないかわりに、漢方栄養剤で浸漬処理育苗
〇薄巻きで健苗づくり1枚当たり180g→100gへ
〇25℃以下目標の育苗により、じっくり充実した苗に(ヒョロヒョロ苗の抑制)
〇本葉5葉までの成苗づくり,40〜50日をかけての低温耐性・剛健性を加味した苗づくり
〇土着菌ぼかし(米ぬかベース)を施用
〇自然ミネラル補給のための貝化石を施用
〇ナタネ粕、骨粉等の有機質系肥料を使用
〇微生物で肥効を高めたMリンカリンを使用
〇漢方栄養剤、乳酸菌、玄米酢等の散布
〇光合成細菌の使用

一般の体系

〇そのまま殺菌剤で種子消毒を行う
〇発芽機で種子の休眠を強制的に打破し、芽だしを揃える

〇機械での密植を前提とするので苗づくりも厚巻き

〇高温で育てるため軟弱
〇殺菌剤の散布が前提
〇種まき後、約20〜25日で促成的に育苗
〇化成肥料のみを施用
〇除草剤を2回使用
〇殺虫剤・殺菌剤使用
 
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