いいだ人形劇フェスタ2003

その1 いいだ人形劇フェスタについて

1999年からスタートした「いいだ人形劇フェスタ」。
前身の「飯田人形劇カーニバル」は1979年にスタート。20年目を区切りとして、市民主導の形を取リ、ボランティアが多く活躍する「いいだ人形劇フェスタ」に生まれ変わりました。
通算25年。「いいだ人形劇フェスタ」は、市民と人形劇人がつくる人形劇の祭典として飯田にすっかり定着し、規模も日本最大。全国的にも名が知られるようになってきています。

全国から人形劇人が集まり、市内全域で公演するほかに、これにあわせた様々な催し物もあり、中日には「飯田りんごん」というお祭りもあって、飯田が1年中で一番暑い期間となるのです。
 
今年は事前のプレフェスタが数回、そして本日は8月7〜10日でした。
公演するのは176劇団。ワークショップ参加、劇人との交流、観劇が目的の劇団も。新聞には、プロ、アマ合わせて266劇団が飯田に集った、とありました。

私も飯田に生まれ育ったので、カーニバル時代に毎年ワッペンを買い、いろんな人形劇を見たものです。
時は流れ、この飯田で母となり、ちょうどフェスタとなった頃から、今度は子ども達と一緒に足を運んでいます。

この「ワッペン」というのは参加証のようなもの。開催中、700円で購入するワッペンをつけていれば、いくつでも、どこでもいろんな人形劇を見られるのです。
3歳以上が必要なので、我が家は4枚購入。
ワッペンだけで見られるものはピンキリ。プロでもワッペンのみで見られる場合もあります。アマチュアでも、プロ顔負けな劇団もあります。大学のサークル、趣味のサークル、地元小学生のクラスの劇団、いろんな団体が出演しているので、当たりもあれば、外れもあるのが実際のところ。
しかし外れでも、一生懸命演じる様子には、足を運んだ甲斐あったと思わせられ、また来年も頑張って!とエールを送れるのが人形劇フェスタのいいところなのです。

ワッペンとは別にチケットを買う有料公演もあります。当然見ごたえのあるものが多く、客席も観劇姿勢がいいので、おサイフと相談しつつ購入し、楽しんでいます。


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