栗駒山 2004,8,11
前の日に早池峰山に登り,花巻から新幹線を使って一ノ関まで来た。一ノ関市の駅前から須川温泉行きのバスに1時間30分ほど揺られ,終点の高原温泉ホテルに泊まった。お金を節約するために湯治客用の部屋を借りて,食事も質素に済ませて早々に寝た。

次の日の早朝にホテル横の登山口から登る。往路は産沼を通る自然観察路コース。復路は一般的な須川コースをとった。天気はガスで,山頂では雨具を着けざるを得ないぐらいの湿った霧だった。

ルートマップはこちら
(昭和湖の看板を使わせてもらいました。)

須川温泉前の駐車場
この雲の方向に本来なら栗駒山が見えるはずなのだが,今日はあいにくの天気だ。
足湯
最近はやりの足湯にも入りたかったが,時間がないのであきらめた。
名残ヶ原の湿原
木道がよく整備されていて大変歩きやすい。これで天気さえ良ければ最高なのだが。
産沼分岐
うぶぬまと読むのかな。
須川温泉まで3kmと書いてあるが,本当だろうか。いやに距離があった。登山口から1時間30分かかっている。
産沼は意外に小さい
周囲が小高い丘に囲まれているせいか,想像していたよりも小さい沼に見えた。ちょっとのぞいても魚もカエルも見当たらなかった。火山性の何かが溶けているせいなのか。よくわからないが,しっかり水を飲んで最後の山頂に向かった。
山頂は視界ゼロ
小雨まじりの湿ったガスが南西から吹き付ける。夏なのに寒いぐらいだ。雨具をつけて行動食で朝食とする。だってまだ朝の6時30分。
昭和湖は一見の価値あり
九州の別府温泉に行くとちょうどこんな色をした池地獄がある。地下からぐつぐつと沸騰したお湯が沸いているのが見えるので,相当熱いのだろうが,立入り禁止のロープが張ってあるので温度はわからなかった。

モウセンゴケのつぼみを初めて見た。


帰りの最後に,遠く早池峰山が見えたのには感動。
ハヤチネウスユキソウを見に,必ずもう一度行くと誓う。



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