写真山行記
武尊山(上州武尊山) ほたかやま 2158m 2006,8,13踏査
北アルプスの穂高とよく間違われるので上州をつけるならわしがある。ヤマトタケルノミコト(日本武尊)を祭った神社が裏見の滝の近くにあって,今回はその林道の終点から登った。

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100万年も前の火山で,沖武尊,前武尊,剣ヶ峰にかけての稜線が以前の火口壁である。火口はその南側の窪みだが,現在は開析が進んでしまって,それらしい姿はとどめていない。

車中泊組み登山者
まあみな考えてることは同じで,お盆休みを使ってはしご登山をするには,登山口まで行っておいて車中泊するのが一番なのだ。

今年からより快適に寝るために,フルフラットな手作りベッドと防虫網を用意した。
ところが,この夜は寒くて,窓を閉めて寝たので防虫網は不要。深夜からはますます冷えてきて,車中でツェルトまで被った。
道標がしっかり導いてくれる
夜は冷え込んだが,睡眠は十分だった。
立派な道標が各所にあって,まったく安心な登山道だ。この山は古い火山なのでブナが大きく成長していて気持ちのいい森林浴を味わえる。
美しいブナ林を登る
写真のブナは直径20cmほどだが,あたりには60cmぐらいのブナも普通にあった。

尾根に出るといきなりオオシラビソやコメツガなどの針葉樹の大木になり,この山の自然の豊かさにちょっと驚いた。
手小屋沢避難小屋
針葉樹の多い尾根を数分歩くと,左側20mほど下に避難小屋が見える。

急な道を少し下って小屋を見に行った。窓もないブリキ製?のドーム形で,大人が3人横になれるぐらいの湿った小屋だった。大雨や大雪の時以外は誰も使わないことだろう。
7合目からハシゴや鎖の急登
武尊火山の上部はドーム状に突きあがっているため,7合目あたりからはよじ登る感じだ。

でも,手がかりはいくらでもあるので,ハシゴや鎖をつかまなくても十分に登れる程度だった。
ここを登りきると視界が開けて稜線に飛び出す。

山頂から剣ヶ峰山方面

山頂の眺めは一級品
自分は上州や越後の山に詳しくないので,方位板の山名をたどって一つ一つ確認した。

榛名山,赤城山,日光白根山あたりはすぐにわかるが,平ヶ岳,巻機山,会津駒ヶ岳などは初めて見る山だった。かすんではいたが,八ヶ岳や北アルプスも確認できた。

剣ヶ峰山から武尊山方面
右に連なる稜線が火口壁で,その下が爆裂火口。
現在はただの大きな谷となっている。


オヤマリンドウ

イワインチン

ツルリンドウ

アリドオシラン

カイタカラコウ

オオカニコウモリ

ヤマカガシ

コゲラ

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