2002年・3月

3月31日:最近の事件
数日前の記事ですが、佐久下水道を舞台に、40万円の横領事件がありました。集金係がネコババしていて、軽い処分を受けていたのですが、公務員って、いつも処分が軽いですよね。そう思いません?
”懲戒”といいながら、減給10分の1、一ヶ月とか。全くふざけています。更に今回の事件では、処分から、かなり経ってから明らかになっています。情報公開、真面目にお願いします。
先日発表されてた、全国の地価公表では、長野市の商用地は地価減少率三年連続ワーストワン!!
オリンピックで上がりすぎていたのか、田中知事になって、今までのような、公共投資に期待が持てなくなったのか、はたまた、短に、長野市に力がないのか。どちらにしろ、長野の先行きは厳しいです。
その他、30日付の事件;
  • 長野市工事、次々「丸投げ」?:市の水路改修工事の指名競争入札をA社が350万円で落札した後、B→C→E→D→F社へと引き継がれて、最後には215万円になったらしい。このうちD社は従業員一人!ある業者は「下水道工事などで、こうしたことは当たり前だ」とも話した、とか。A社社長によると、「丸投げではない」との一方、C社以降の複数の業者のかかわりについては「全く知らない」とも。
  • 県内倒産バブル後最多
  • 松本空港、県内知名度も低し:おそらく赤字でしょう。多くの地方空港がそうであるように、松本空港の存在も疑問視です。
  • 県議のアメリカ「桜祭り」参加の監査要求を、県監査委員は不受理:地方自治法の通り、請求期限の1年を過ぎたことが理由らしいが、「旅費が、林務部から出されていて、知り得なかった」との例外適用は認められなかった。でも、田中知事は、過去5年分を「要求監査」していて、4月19日までに、中間報告が出ることになっている。田中さんでなければウヤムヤになっている事件ですね。
  • 2月求人倍率0.61倍
  • 佐久町の少年消防クラブ消防長官表彰に:長野に来て、はじめて、消防団の存在を意識しましたが、こんな組織もあったんですね。
3月28日:喬木村、分別収集へ
信毎新聞の記事を、常識的(モラル)にうまく読み取れないのですが、察するに、当村は今までのところ、可燃ゴミを収集していたけど、実は、家庭で焼却処理してきたらしい。で、来年12月からは、法的に、家庭での焼却が出来なくなるため、急増するであろう、可燃ゴミが問題になるので、この5月からは資源ゴミは資源ゴミとして回収しよう、ということみたいです。
村には村のルールがあるのは認めますが、村人(共同体共有者)である前に、日本国民(国税納税者等)、その前には地球人(こういう発想は個人的にはしませんが)であるという概念も、頭の片隅にでも、置いておいて欲しいものです。
3月28日:長野県内公立保育所等々の状況
信毎新聞に、県内市町村役場にアンケートした結果が一覧になって載っていました。
それを見てびっくり! 
充分満足していた積もりの、我が北相木村は、なんと最低レベル!私自身、特に必要がなかっただけに、気にならなかったけど、我が村の保育所って、延長、休日、0歳児、一時預かり、病(後)児、障害児、の各保育はなにも受け付けていないんですね。考えてみれば、どれもあれば便利なサービスです。唯一の“児童館”の存在も、お隣、小海町に存在しています。
また、となりの南相木村をはじめ、その他のほとんどの市町村はより良いサービスを提供している。
北相木レベルは開田村のみで、山口村に至っては、保育所なし。と安心していたら、山口村って、財政難で、隣県岐阜の、中津川市に合併(吸収)されそうな村でした。
最近、県内あちこちで、合併の話で持ちきりです。我が村の保育所も、大きな時代のうねりの中に、巻き込まれていくんでしょうねえ。時代の変換点においては、社会的弱者(我が子のような)がそのひずみを大きく受けるのは、歴史を見ても明らかです。賢く生きぬいて行きましょう。
3月28日:県発注事業の受注業者から、県職員(部署?)にパソコンなどが提供されていた問題
この件も、しばらく前から、騒がれています。
確か、県議会で、ダム問題とか、騒がれていたあとで、その時の主役、土木部がまたまた主役です。
田中知事の名刺を折り曲げたのも、変態田中知事と衝突して、国からやってきたエリートキャリア役人が国(建設省、霞ヶ関)に追い返されたのも、土木部が舞台でした。
この件に関しては、私は詳しくないので、調査結果がまとまって、十分理解が出来てから、また報告します。
いまの時点では、県賃金問題等調査委員会の再調査の中間報告です。
はじめの調査での職員の虚偽回答や、企業局での提供も判明したりして、事実はなかなか出てきません。
この事件って、全国版でも報道されているんですか?
3月28日:高遠町も少子化対策
27日、町内の赤ちゃんの”誕生証書”の授与式が、100回目を迎えたらしい。
同町は子育て支援にあの手この手を打っているらしいが、”100回目を機に少子化に歯止めがかかることを期待している“とは、ほとんど神頼み的ですね。
2002年3月27日:県消防協会があのアルゼンチン国債を所有していた!
やばいっすよ。2500万円分です。同協会は、県内の消防団員や、県、市町村などからの拠出金で約3億5千万の基金を設立。その運用益で、あの、ポンプ操方大会などを行っていたらしい。
利率が5.1%ということで、このご時世、ハイリターンだったわけで、当然、ハイリスクも覚悟の上だったとは思います。まあ、財テクの世界は、一寸先は闇ですから。対称額は総資金の約1割弱ということで、リスク分散していたのだろうから、基本は押さえていたとして、私が疑問に思うのは、なぜ、今ごろ(26日)この事実が公表されたのか、という点です。
テレビでも、既に一ヶ月近く前には、特集が組まれていた、周知の事実だったはずなのですが。
特に、隠すようなことでもないと思えるだけに、気になります。
2002年3月26日:方針変更
身近だけど、あんまり身近でないことを中心に書くことにしました。
長野情報です。長野といえば、田中知事関連。当時は、名刺折り曲げたり、顔を真っ赤にして叫んだり、テレビなれしていない有力者とかが、いろいろと楽しませてくれました。でもって、いろいろと長野のニュースに触れていると、結構面白いニュースがいっぱいあるんですよ。
最近では、県議会の海外研修問題。県の林務部の予算で、ニューヨークのナイトクラブに行ったとか。新聞に載った報告書の一部からはさぞかし楽しかったんだろうなあ、と容易に想像出来ました。
最近、信濃毎日新聞(信毎)を取リ始めて以来、毎朝、新聞を広げるのが楽しみでしかたありません。
県外に住んでいる方々にも、この楽しみの一部をお分けしたいと考えました。
これからの、北相木通信、実質、長野実話。こうご期待下さい。