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提案1/3


簡単なものほど美しい(アインシュタイン)


アインシュタインは、相対性理論の研究中にこう言った。「すべてのものは単純に出来ている。単純な物ほど美しい。」
単純なものは飽きが来ない。そして応用が利く。おまけに安い。
しかし、民族性なのであろうか。どうも日本人は凝りすぎる傾向がある。原点に返ってみよう。モンゴルの「ゲル」と呼ばれる家には3世代が一つのテントの中に生活している。単純だ。無駄が無い。日本の家も玄関から土間が有り、奥には台所、左手には馬屋、右手には座敷。みんな同じ家だった。みんなそこに住んでいた。3世代で。


悠々自適


本物は飽きない。たくさん有れば良いってもんじゃない。本当に使うものは本物。後の物はどうでも良い。本来は要らないものだろう。飽きないので、長く使う。結局安い。使わないものは持っていないので、生活に「ゆとり」ができる。肩もこらない。気張らない。これこそ「悠々自適」


「ここに住みたい」

なにも、カッコイイ建物を見て「こんな所に住めたら良いなぁ」と思う事ではない。「青い鳥」はそこにはいない。せっかく作った家がホテルのようだと肩が凝る。かといってペラペラの建物では駄目。何処かの自分の背丈に合った服を着るように、家族の背丈に合った家を着よう。


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