北信地方のならわし

 

   長野市がある地域は、長野県(信州)の北に位置するところから、「北信(ほくしん)」と呼ばれています。この北信地

方に昔から伝わる「北信流」という流儀があります。これは全く一刀流とは関係なく、酒宴の席で行われる盃ごとの儀式

で、結婚披露宴や祝賀会などの改まった席ばかりでなく、ちょっとした会合の後の懇親会などでも行われていて、「おさか

ずき」と呼ばれています。盃のやりとりの際、「おさかな」といって小謡(能の謡曲の中から、その場にふさわしい言葉の入

った部分を抜き出して謡うもの)を謡います。これを知らずに、大恥をかいたという話を、よく耳にします。信州も、北の方

へ行って宴会などに出られる時は、知っておいたほうがよさそうです。 (ここからもリンクしています)

 北信地方に伝わる行事の内、「お日待ち」と「庚申講・・・おかのえ」を取り上げてみました。こちらもご覧ください。

 ついでといっては何ですが、「峯村」姓についても、付け加えておきます。興味のある方はどうぞ。

 

北信流の作法

北信地方の行事 および 峯村内和会(先祖祭り)