10月19日(火)ズームイン!スーパー生出演裏話

16日の千葉大会の終盤、日本テレビの方から取材の申し込みをいただきました。
その時はかなりテンパっていたので軽くOKしたのですが、土曜日大会、日曜日地元でデモンストレーション、
月曜日は会社で貯まった仕事に追われ、夜テレビ局の方々とミーティング、その後準備と睡眠時間も少なく疲れも
ピークに達しておりやんした。おまけに依頼された彫刻が番組のキャラクター!もちろん事前練習は出来ませ-ん。
テレビ局の方に「これを彫ってください!」とお人形を見せられましたが、テレビのない生活をしている私にはそのキャラクターが
何者なのか?よくわかりません、おそらくその時テレビ局の方は「あっ!ズーミンですね!」という言葉を期待していたと思うので
さぞガッカリされたことでしょう。
そんな私ですが「このキャラクターを彫れずしてカーバーと名乗れるか!」と妙な武士道?精神を持ち出して
ラストサムライのトムよろしく本番当日を迎えるのでした。
いつになく緊張して朝5時前から目が覚めてしまう、外ではテレビ局の大勢のスタッフが巨大な中継車や
衛星アンテナを夜明け前からセッティングしている。
朝5時半、外に出るとさっ寒い!吐く息が白い!「秋がしっかりと信州にやって来ているのだな」と感じた。 
撮影場所に行くとディレクターさんが手をこめかみに当てうなだれていた。
うなだれた先には私が大会で彫り上げた作品がある、いや〜な予感。
撮影のためにテレビ局がわざわざオークションで落札した人からお借りしたものである。
よくよく見ると鶴の足が折れていた。だから「輸送すると折れますよ!」って言ったのに〜。
立たせることが難しいので撮影時にわからない様、後ろから添え木をしてごまかす。
しかし本番ではしっかりと添え木が写っていた。
そして撮影した場所は実は私の土地ではない、正確には市の土地を無断でお借りしたのでした。
夏から秋の変わり目に草ぼうぼうのその土地を勝手に私が草刈させていただいて車のUターンの時などに
使わせていただいているのです。さらに最近では木屑を敷き詰めて雑草生え予防までさせていただいている。
よく言えばボランティア整備、悪い言えば無断開拓管理である。
とにかく狙ったわけではないが撮影にはもってこいの場所だったのです。
6時過ぎ彫刻開始!撮影時間と内容が2転3転し、結局彫刻中の生放送はなくなり録画になった。
いいシーンだけを編集して流してくれることになったので少しホッとして削り始める。
結構仕事中もイメトレして望んだのにやはり木取りに失敗し、手の部分のバランスがおかしくなった。
「球体のキャラクターは結構難しい!」のでありますよ、、、、トホホ←言い訳
でもまあ1時間も彫るとほとんど出来上がってしまい、本番までの間休み休みやっていた。
途中から雨が降ってきてじっとしていると寒い、ゴーグルも曇ってしまって使い物にならない。
最後チェンソーにCCDをつけて撮影の予定であったがテストでノイズが入り却下、
アナウンサーのお姉さんには意表を突かれた事聞かれて何言っていいかわからないこと0.3秒
いちおう営業職やってますので適当にアドリブでかわす。(後で録画した番組を見てがっかりした)
最後のズームインはいきなりやってくださいと言われて、おもいっきり親指立てずに「ズームイン!」
いかに私がテレビを見ていないかを全国の皆さんにお見せしてしまいました。
ちゃんちゃん!



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