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里山からその先の北アルプスに続く安曇野の風景を楽しみながら、ゆったりした時間を過ごしていただくカフェを併設する住宅です。
カフェには、特徴的な形の大きな寄棟屋根を載せました。大きな屋根がつくる深い軒により、内と外を結び、西日の影響を和らげ、大きな木の木陰に憩うような、心地いい空間をつくりました。
住宅は床面積の2/3を占めますが、カフェを訪れるお客さんに生活感を伝えたくありません。北入りの住居では散らかりがちな玄関前を縦格子の塀で囲い、その塀と一体につくった高さを抑えた平屋部分と、屋根裏を利用した2階部分で構成し、住宅の気配を消しました。南側はセットバックして隣地の自動車修理工場から距離をとり、快適な住環境をつくりました。 |