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客席の窓のレイアウトがデザインのポイント。 強調した連続する縦のラインに、イタリアンなファサードのお洒落なイメージと、日本の民家の縦格子の力強いイメージを重ね、同時に街道を時速60キロで通過する人々の視線を止めます。
白い左官仕上げの大壁は周囲の漆喰壁の民家や土蔵と呼応し、小豆色の板壁は、商業施設らしい賑やかな気分をつくります。
大きな看板が化けたような建物には、したくありませんでした。 看板を掲げなくても、建築そのものが看板となります。
住宅の生活感を外に漏らさないように、間取りとスケールを巧みにコントロールしているため、併用住宅であることを感じさせません。 |