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「ワインを楽しみながら欧風料理をカウンターで味わってもらうお店をやりたい」と、宮沢さん。機が熟してとってもいい空き家が見つかった、というので見せていただくと…建っていることで精一杯なボロ屋でした。 でも、そこを改装してお店を開くという宮沢さんの決意は固く、慎重に現地調査を行った末、改装のメリットと実現性を見いだすことができ、設計に踏み切りました。 フランス料理は私にとって、ほとんどなじみのない料理なもので、いろいろと教わりながらイメージをつくっていきましたが、結果、宮沢さんにもお客さんにもたいへん好評なお店にできました。 これは、既存の大手術をともなう頭を抱えてしまうような困難な工事を見事に造りあげた、河藤建築のあざやかな施工に因るところが大きいです。(00.12.10) |