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工事中 スペイン第二の都市、バルセロナ。この街を歩けば、あちこちで天才建築家アントニオ･ガウディの手がけた建築に出会います。 ガウディは1852年、鍋や斧を作る金物細工職人の家に生まれました。建築学校を卒業し設計活動を始めますが、やがてグエル伯爵というパトロンとめぐり会い、20世紀初頭に数々の名作を世に生みだしました。 中でも有名なものは、現在もまだ工事中のサグラダ･ファミリア教会でしょう。1883年からガウディはこの教会の建築にたずさわりました。晩年はグエル伯爵を失ったこともあり、この教会ひとつに心血を注ぎましたが、1926年、市電にはねられてこの世を去りました。 しかしサグラダ･ファミリア教会は、ガウディの残したスケッチや図面、模型などを元に、ガウディの死後70年が過ぎた現在でも建設が続けられています。そして、その完成は200年後とも言われています。(00.10.02) |
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