中原邸(03.07.20)
山間の村では昔から陽当たりのいい平地は貴重な農耕地として利用されたので、人々は山の斜面になんとか宅地を確保して暮らしてきました。
中原さんの新居の計画で用意された敷地は、そんな山の斜面を切り開いて建てられている母家と山道(赤線)とに挟まれた間口5間ばかりの、とんでもない急斜面でした… (こんなところに建物が建てられるのだろうか…?)
しかし、敷地からの、谷に下る開けた景色の広がりがなんとも素晴らしかったので、この難儀な敷地にチャレンジする決意をしました。
>> 中原邸.
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