謹賀新年 (10.01.02) 尾日向辰文建築設計事務所は、あらかじめ決まったスタイルを用意していません。 出逢った施主と与えられた敷地とに真摯に向き合うなかで、ひとつひとつのテーマを見つけながら、その人ならではのかたち、その場所ならではのかたちを、ひとつひとつていねいにつくりあげていきます。…と言われても、 それでは何を頼りに、施主になる人は、私に設計を依頼してくれるのか。 「洗練された中に暖かみがある」 「柔らかく落ち着いた雰囲気」 「素朴だけど田舎くさくない」 「据わりがいい佇まい」 「空間の広がり、使い勝手の良さ」 「土間の取り方や仕上げの丁寧さ」 「なんでも希望を聞いてくれそう」 「地元だから」 などなど、いろいろと発見してくれています。 建築は美しくなければいけませんが、住まいはデザインやコンセプトだけでは成立しません。 施主の暮らし方や周辺の環境に真摯に向き合う中で、その場所にその人ならではの住まいを求めて、これからも精一杯建築に向かいます。 |
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