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1日1個で元気ハツラツ!

西洋には「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあります。
りんごの中の栄養素は、他の果物に比べると、食物繊維・カリウム・有機酸・ビタミンCが多く含まれていて、健康増進に役立ちます。

整腸作用とコレステロールを抑える食物繊維・ペクチン

特にりんごの皮と実の間に多く含まれる繊維とその成分の一つであるペクチンは、下痢・便秘・腹痛などに効く整腸作用と、コレステロールの異常を抑える効果があります。これは、りんごでジャムを作ると何も加えなくても自然にゼリー状に固まる、あのペクチンの性質が働くからです。また、繊維は大腸ガンの抑制効果も認められています。
りんごは皮ごと食べましょう!

血圧を下げ、塩分を調整するカリウム

塩分をとり過ぎると、ナトリウムが多くなり高血圧や心臓病の原因となりますが、カリウムは血圧を下げる作用があり、体内のナトリウムが増加すると排出する働きもあります。

疲労回復・食欲増進に役立つ有機酸

疲労を感じたら、りんごをどうぞ。 さわやかな酸味は食欲をそそり、有機酸の中和作用が疲れをとる助けをしてくれます。 また、有機酸には胃腸内を殺菌したり、鉄分の吸収を高める作用もあります。

食前に食べて肥満防止対策の1つに

肥満は第一の原因である食べ過ぎを防ぐことです。 食前30分頃にりんごを食べることによって、一時的に満腹感が得られ、主食の糖質を減らすことができ、肥満や糖尿病の予防効果が得られます。小玉りんご(可食部分160g)は米飯1/2杯分で、約80kcalです。 また、朝食を抜くとかえって太りやすいと言いますから、せめてりんごを食べてはいかがでしょうか。
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