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白毛餅について
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白毛餅と白毛もち米は、さまざまなマスコミで取り上げられました.その一部をご紹介いたします.




伊那市民と東京・中野の商店街 交流に広がり もちつきや物産PRも
(信濃毎日新聞 2009/4/10)



 東京都中野区の商店街、ブロードウェイと伊那市民の交流が広がっている。(中略)
 もちつきは伊那谷に古くから伝わるもち米「白毛もち米」を生産する農家でつくる上伊那農民組合(飯島光豊組合長)が企画。1日に3万人が訪れるという商店街入り口で計約800食を振舞った。白毛餅を販売している上伊那農民組合産直センター事務局の弦巻吉春さん(33)は、「人通りがとても多く、評判は上々。あっという間になくなりました」と手ごたえを話す。(後略)


NHK「ふるさと一番」(2008/3/3)




長野県伊那市の産直市場グリーンファームが放送されました。
上伊那農民組合の「白毛もち米の餅つき」も全国に生放送されました。


餅つきをする河相我聞さん


タイゾーのおいしさ宅急便 縄文古代もち・長野県南箕輪村
(毎日新聞 2006/12/13)


 年中行事にかかわる伝統料理を食べる機会が減ってしまった。久しく、お節も食べていない。そういえば雑煮を食べたのは何年前の正月だろう。
 「お節料理を作るのは大変だが、雑煮くらいなら」と、雑煮用の餅を探した。少人数の家族や一人暮らしでも気楽に作れるよう、1切れづつのパックになっていることが条件。見つけたのが「白毛餅」だ。
縄文時代に日本に伝来した、原種に近い特徴を持つ餅米から作ったという。稲の背丈が高いため倒れやすく、収穫量も少ないため広まらなかったそうだ。種もみは、山深い信州・伊那谷一帯の農家だけで、自家栽培用に代々受け継がれていたのだという。
 まず焼いて味わってみると、コクがあってしっかりした米の味がした。決して上品な餅ではないが、もち米の個性がそのまま生きているような、素朴な味わいがある。
 コシが強く、長く煮ても溶けにくいので雑煮にはぴったり。みそ仕立てなど濃い味の雑煮にも風味は消えることはなく、むしろ米らしさが際だった。
 縄文人がこの餅米を食べていたのかどうかは分からないが、味には懐かしさがあり、何となく日本人のルーツを感じてしまう。「原点に立ち返って一年の計を立ててみるか」。元旦に食べると、そんな気持ちが起きるかもしれない。


伊那谷農家伝承の古代米でつくる「白毛餅」の特産化
(関東農政局HP 2005年1月)
こしが強くて甘みがある懐かしい味 −

 上伊那郡南箕輪村の(有)上伊那農民組合産直センターでは、伊那谷農家伝承の古代米「白毛(しらけ)もち米」で作った「白毛餅」が好評を得ている。
 同組合は、地域の特産品を見い出し付加価値をつけ、農家が栽培したものを再生産できる価格で販売することで農業と生活を守り、農民のものづくりを再構築 させることを目的として、平成9年に設立。もち米と自ら加工した餅を地元スーパーと契約販売を行いながら「白毛もち米」の特産化を図ってきた。
 この品種は、縄文時代に伝来した熱帯ジャポニカの遺伝子を持つ原種に近い古代米(もち米)で、稲穂に白い毛があるのが特徴で、古くから上伊那地域で栽培 されてきた。このもち米は市販のもち米と違い、子供の頃食べた懐かしい味でこしが強く甘みもあると好評で、12年から、契約販売先のスーパーKの紹介によ り大手食品メーカーに加工を委託。完全滅菌のクリーンルームでの全自動杵つきにより、賞味期限も常温で1年間と長く、販売数量は急増している。
 16年は、組合員21名が11haを作付け、41tを収穫、30tを餅に加工した。残りはもち米で販売し、地元の飲食店・菓子店等でも使われている。
 同組合の飯島さんは「今まで上伊那地域の農家が種子を自家採種して『白毛もち米』を守ってきた。稲丈が高く倒伏していもち病になりやすいことから、栽培するのは難しい品種だが、栽培する仲間を増やし、信州伊那谷の伝統の味として全国に発信したい」と話している。

復活!幻のもち米 伊那谷に伝わる古代米 ”千年の歴史”を今に 長野・上伊那農民組合 (赤旗 2000/1/14)
「口に入れるとほわーっとする.昔の味」「のびがあってこしがある」−つきたての餅(もち)を試食した人たちの感想は共通していました.長野・伊那谷に古くから伝わる”幻の餅米”から生まれたうまい餅として長野県で今評判の「白雪餅」.復活させたのは農民連(農民運動全国連合会)・上伊那農民組合の仲間たちです.
餅米が蒸し上がるにいいにおい.「上伊那農民組合」の旗がひるがえるなか、組合員がきねを握り、力強くふりおろすと、またたうちに真っ白な餅がつきあがりました.
組合員総出で「白雪餅」の試食会が開かれたのは長野県高森町のスーパーマーケット「キラヤ」店頭.地元のテレビも取材にかけつけました.
語り継がれてきた白毛もち米の味
幻の餅米と呼ばれ、絶える寸前だったのは「白毛(しらけ)餅米」と呼ばれる古代米.穂先の白い毛や百五十aにもおよぶ長いたけ(普通のイネは百a程度)などの特徴があり、原種に近い米と見られています.
たけが長すぎて倒れやすく、収量も少ない、穂もチクチクして痛いなどの難点があります.
「作りづらいけどうまい餅米がある、という話は昔から聞いていました.農家用として山間部の農家が代々伝えてきた種子がわづかに残されていると知り、なんとしても復活させようと思った」と語るのは長野県農民連の飯島光豊副会長(四八).
昨年発表された国立歴史民俗博物館の研究によると、奈良時代の木簡に「白稲(しろいね)」「白和世(しろわせ)」という米の品種の記述があり、関連が注目されています.
「白毛餅米」が奈良時代の「白稲」と同品種か、それに近いものだとすれば、実に千年にわたって伊那の農民が守り抜いてきたことになります.
スーパーの社長もほれ込んで店頭に
「難しい作物に挑戦する農民としてのプライド、おれたちしかこの米を受け継ぐものはいないんだ、という使命感を感じます」と下平哲夫さん(二八).
二年前、白毛餅作りにとりくむ父の和夫さんの後継者として妻の亜由美さんとともに大阪からUターンしてきました.
現在白毛餅米の生産に携わっているのは十六人.一昨年生産した三.二dの餅は好評のうちに売り切れ、自信を深めた組合は昨年、十dを収穫.販売に力をいれています.
白雪餅の味にほれこんで、スーパーの店頭を組合に提供したキラヤの赤羽栄一社長は「地元で取れた新鮮で安全な作物を、地元の消費者に提供するのがうちのモットー.作る人の顔が見える作物は安心して扱えます」と語ります.
「自分たちで加工・販売もして再生産できる価格を維持したい」と意欲を語るのは竹上一彦・同組合長(四七)は「物を作ってこそ農民だもんな」と笑顔いっぱい.
「米を輸入しながら減反したり、えさ米にたたき売ったりと過酷な農政が続いているが、八割の消費者は安全な国産の農産物を求めている.そこを信頼して農業で食べられる政治に変えていきたい」
春まだ遠い伊那谷にうまれた白雪餅.伊那の農民の心意気も味わえます.
問い合わせ先
飯島さんрO265(72)8487または上伊那農民組合FAX0265(73)0785
昔懐かしい香りと味 「白雪餅」を販売 長野・上伊那農民組合 (日本農業新聞 1999/12/16)
長野県の上伊那農民組合は、伊那に古くから伝わる「白毛(しらけ)もち」の復活と特産化に取り組んできたが、今年は組合員十六人が合わせて二.七fを栽培、九.六dを収穫した.このうち三分の一をJA上伊那の飯島餅センターで切りもちに加工し、「白雪餅」t名づけ、本格的な販売を始めた.
「白毛もち」は昔から味、香り、粘りともに最高とされ、同地方では多くの農家が栽培していたが、草丈が長く栽培しにくいことから、絶滅寸前の品種となっていた.
そこで同組合はごくわづかな農家が栽培を続け、守ってきた種で、この復活を目指した.昨年は、八十eに作付け、白雪餅と名付けて切りもちを販売したところ、「昔のおもちの香りがしておししい」など消費者から好評を得た.このため、味に自信をもち本格的な栽培へと踏み切った.
十四日に伊那市庁舎で開いた「白毛もち」の試食会でも、行政や商工会、JAなどの関係者約六十人が集まり、雑煮や赤飯などに調理して味見をしたが「香りがよい」「粘りがある」などと好評だった.
県南信農業試験場によると、農林水産省の種子保存目録にもなく、伊那だけにしかない在来品種.もみに長い毛があるのが特徴で品種名の由来になっているという.
「白毛もち」復活・特産化へ 上伊那農民組合 行政・JA関係者と試食会 (伊那毎日新聞 1999/12/15)
上伊那農民組合(竹上一彦組合長)は十四日、上伊那地域に古来から伝わる在来品種のもち米「白毛(しらけ)もち」の特産化に向けた試食会を伊那市役所で開いた.行政、JA関係者ら六十人が出席し、組合が同もちこめから作った切りもち商品「白雪餅(もち)」を味わった.
古来から伝わる在来品種のもち米
同組合によると「白毛もち」は「味、香り、粘りとも最高」とされ、戦前まで伊那市の三峰川沿岸を中心に、上伊那地域のかなりの農家が栽培していたが、一般品種にくらべて丈がかなり長いため、倒伏しやすく、収量もやや落ちることなどから、機械化の進歩とともに、年々栽培農家が減少.近年では「絶滅寸前(同組合)」の品種になっていた.
上伊那農民組合は、この「幻のもち米」を復活させ、特産化を目指そうと昨年、八十eに白毛もちを作付け.
収穫したもち米三.二dを加工販売したところ好評だったことから、今年は伊那市、駒ヶ根市、箕輪町、南箕輪村の組合員十六人が、昨年を大幅に上回る二.七fに作付けをし百七十俵を収穫した.
「白毛もち」は籾(もみ)に長い白い毛がついているため、この名がつく.
組合では、「南信農業試験場で調べてもらったら、農水省の種子保存目録にもなく、全国に伊那しかない古代米とのことだった」として、「歴史と伝統の伊那の味」を全国に紹介してゆく姿勢を示している.
「白雪餅」は、同組合(72・8487)か、伊那市の産直市場「グリーンファーム」、駒ヶ根市の駒ヶ根高原農産物直売所で手に入る.
"幻のもち米"復活へ順調 上伊那農民組合白雪もち部会成育状況を巡視 (長野日報 1999/8/1)
伊那谷に古来から伝わる"幻のもち米"ともいわれる「白毛(しらけ)もち米」の復活、特産化を目指す上伊那農民組合の白雪もち部会(下平和夫部会長)は十一日、白毛もち米を栽培する組合員の水田を巡視し、栽培方法や成育状況を確認した.
もちにするには味、腰とも最適という白毛もち米.かつては伊那地区でかなりの農家が生産していたというが、草丈が一般品種にくらべて三十aも長いため倒伏しやすく、収量も若干落ちることから、ごくわずかな農家が栽培を続け、種を守ってきた.同部会は昨年、八人が約八十eに作付け、三・二dを収穫し「白雪餅(もち)」と命名した切りもちを販売.「昔のおもちの香りがあっておいしい」「白さ、粘り、きめ細かさがほかとは違う」など購入者から好評を博し、部会員は味に自信を深めた.
今年は、伊那市、南箕輪村、駒ヶ根市、箕輪町の十六人が約二・七fを栽培.有機肥料による栽培などをそれぞれに工夫し、倒伏を防ぐ栽培方法を研究.「だいぶノウハウがわかってきた」といい、約十二dの収穫を見込んでいる.
五日ころ出穂し、草丈はすでに一〜一・三bほど.穂先の白い毛が特徴で、水田一面が白く覆われたような珍しい田園風景が広がっている.
今年は切りもち(一`千八百円)と、白米(一`六百円)、玄米(一`五百円)でも販売.すでに予約を開始した.注文は同組合(電話0265・72・8487)か、伊那市の産直市場グリーンファーム、駒ヶ根市の駒ヶ根高原農産物直売所へ.

上伊那農民組合産直センターが幻のもち米を試験栽培 (中日新聞1998/12/21)
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