研究会・品評会
参加の心得
6・7月になると各地で、当才魚の研究会が開催される。研究会は会員の鑑識眼を磨き、飼育技術の向上を目的とし、秋の大会までの間、毎月1回開催される。品評会同様に順位が付けられ、景品も用意される。
研究会は見に行くだけでなく、どんな魚でも良いから、自分の魚を持って参加する事が上達の早道である。魚の大きさ、尾の形、体型など上位に入賞した魚と自分の魚を見比べる事で、より理解がし易いからだ。疑問が有ったら遠慮無く先輩に聞くこと。わかり易く説明してくれます。
講評の聞き方
魚の審査が終わると審査委員長の講評が行われる。
話の内容は、今年の魚の出来具合や飼育上の注意点、そして上位入賞魚について上位になった理由や特長の説明が有る。ここで注意する事は、講評では決して魚の短所、難点を言わないのが普通である。100点満点の魚はいないことからすると、誉められなかった所が短所、難点と理解した方が良いだろう。
出品魚の養生
研究会に出品したら魚が鰓病になた。こんな話を良く聞きます。品評会に出品した魚は、慣れない環境の中でストレスを感じ、弱るのは当たり前です。他の魚に被害を出さない為にも、帰ったら必ず養生をすることです。
養生の方法は次の通り
例1
例2
マゾテンと0.5%食塩水を入れた池で2〜3日別飼いする。
例3
エルバージュの入った池で薬欲、養生してからもとの池に戻す。