梅雨時のエラ病[稚魚のエラ病U]

鰓病の症状は?

  1. 両側の鰓が開いたまま閉じない(エリマキトカゲの様)
  2. 片方の鰓が閉じたままで開かない
  3. 鰓が赤くはれている。

エラ病の原因は色々あり、症状も違います。対策も、もちろん違ってきます。

原因梅雨時期のエラ病は、低温と日照不足により水質が悪化し易いことに合わせて、
20℃前後の水温帯は、微生吸虫類の発生と雑菌の繁殖がさかんになることが主な原因です。
(注:梅雨時は、水があまり濁らない。水質の悪化が判り難いので注意する)

注意:エラ病の症状が出ても、原因が消化不良の場合も有ります。

1匹がエラ病であれば、池の魚全部に感染しているはずです。

 

治療法

病気を見つけたら直ちに水を替え、薬を入れて良くかき混ぜてから魚を移す。

原因が特定できない場合は、先ず水替え、そして餌を止める、

治療薬は

予防対策[梅雨編]

  1. 容器当たりの魚の数を少なく飼育する。−薄飼いにする−
  2. 池の風通しを良くし、水深を10cmぐらいの浅水で飼育する。
  3. 水替えは、割水を多くして早目に行う。
  4. 緑水を積極的に使用するが濃すぎるのは禁物。
  5. 水が澄んだままで緑水にならない時は赤信号。
  6. 水替えした日は、餌を止める。
  7. 水が白く濁った時は要注意、臭ったら即水替え。
  8. エラ病が発生したら気を付けていても、他の池に感染の可能性が有ります。
    原因を突き止め対策すると伴に、予防治療を行う。