3月の作業

管理のポイント:環境の急変は禁物、まず床直しを行い徐々に環境にならし、1週間後に少し餌を与え、次第に量を増やして餌にも慣らしていく。

床直しの道具

ワイヤーブラシ2種類、亀のこタワシ、デッキブラシ2種類(ナイロン、ワイヤー)

3月1日

ひましに日差しが強くなってきたのを感じる。冬の間に溜まった池の汚れも目立つようになった。このままでは水温の上昇により、汚れが腐って水に溶け出して来るので、床直しをすることにした。

隣の空いた池をきれいにデッキブラシを使ってごしごしと擦る。きれいに水洗いをしてから隣の池の魚を水ごと移動。魚を洗面器の中にタモを使って静かに追い込んでから水ごとすくい上げる。次にサイホンを使って静かに古水を掃除の済んだ池に移す。下水(した水)は沈殿物が有り、汚いので二割ほど残し捨てる。足りない分は汲み置きの新水で補う。魚を水ごと池に戻して床直し完了。今日は時間が無いので特に金魚が過密になっている「明け二才が入った池」2面を行う。後は来週行うことにした。

3月7日

今日、製作中の親池が完成。(1.8 X 3.6メートル)2面
生コン
1.2立方メートルを池底に流し込んで製作中の池2面が完成した。ずっと女房と二人で作ってきたが、今日は生コンの量が多いので甥っ子に手伝ってもらい、ようやく完成である。

3月8日

朝起きると、真っ白に霜が降り、水溜まりがすっかり凍っている。2月の気候に逆戻りである。これでは朝からの床直しは無理。昼頃から3面床直しを行い早目に作業を切り上げる。念のため床直しをしたハウスに今夜はストーブを入れることにした。

3月15日

春の天気は大変変わり易い。4月を思わせる暖かい日が有ると、翌日は冬に後戻りしてしまう。まさに三寒四温の繰り返しである。今日はあまり天気が良くないが、思い切って親池の床直しを行った。親魚の姿をはっきり見るのは12月上旬以来である。幸いどの魚も絶食状態で、厳しい冬を過ごしたにもかかわらず、やつれていない。朝から始めたが、全部床直しが終わった時には、昼を少し過ぎていた。天気は最悪、午後からは雪が舞い始めた。(床直し全て完了)

3月21日

「暑さ寒さも彼岸まで」今日は春分の日。明け2才の水替えを行い明日からはいよいよ餌付け開始である。水替え後池にホルマリンを投薬。(エラ病予防)

3月22日・・・・金魚が風邪をひいた!

今日は種親の水直し(水替え)。種親を洗面器に取り上げると、その何匹かが「風邪をひいている。」先日悪天候の中で強引に床直しをしたためであろう。暖房設備のあるハウスに移して様子を見ることにした。(風邪引きは、水温と水質管理に注意していれば治るので心配はない)

風邪をひいた金魚

[腰の両脇に水生菌が付いて白くなっている]