[10月の日記]
10月4日[産卵後6ヶ月]
暑さ寒さも彼岸までと言われるが、今年は異常気象なのだろうか?10月に入っても気温が下がらない。朝、池の水温も例年に比べて3〜4度は高いようだ。この為、思ったように「尾の張り戻し」がこない。(尾の張り戻しは9月の日記参照)
池当たりの飼育数8〜10匹
水深15〜20センチ。割り水:洗面器1〜2杯
今日は「長野県らんちゅう品評大会」大会出品魚はどうしても体調を崩し易いので注意を怠らない事が大切である。昨夜は名古屋から審査応援に来ていただいた先生、東京から来た仲間を交え金魚談義となった。ちょと寝不足だが大会の成功を願って会場に向かう。
大会参加時の注意
帰ってからの養生の仕方
(方法は色々有りますがその一例です)
10月14日
池当たりの飼育数8〜10匹。
水深15〜20センチ。割り水:洗面器1〜2杯。
水替え6〜7日。
青水を使い、朝冷え込んだ日は給餌に注意し、調子が悪い時は餌止めをする。
注意を怠るとエラ病になる。水温の低下とともに魚の動きが少しずつ弱まってくる。
最近になって水温も下がり、ようやく「尾の張り戻し」が始まった。
長野県大会や観魚会には間に合わなかったが、本命と思っていた魚が元の姿に戻ってきた。
(尾の張り戻しは9月の日記参照)
10月20日
9月末から毎日曜日、何所かで金魚の品評会が開催されています。11月第2日曜まで日曜祭日は品評会参加の明け暮れである。
魚の運搬具
今日は品評会参加の為に魚の運搬具を紹介しよう。
フタ付きの容器はビニール袋が三個入り重宝します。透明のプラスチックケースは中の様子が見えるし、いくつも重ねて車に積む事が出来る。 手かごは魚を手軽に移動出来る。 |
W 380×D320×H260の発泡スチロールの箱を利用。電車など公共交通機関で移動運搬する時に便利です。 |
10月25日
越冬の準備
朝水温が13度を下回るようになったら餌止めです。昼頃になって水温が15度ぐらいに上がる日は、少量のペレットを与えます。
10月後半からの水替えは10日から15日おき。割り水をなるべく多くして、良い青水に順次仕上げて行きます。 朝の水温が10度以下の日が続くようになったら冬眠準備を行います。風通しが悪くならないよう空間を空けて雨除け、雪除けを設置。
風通しが悪いと、水が蒸れたり、夜と昼の水温差が出て魚が弱ります。暖かな地方では、夜だけ冬囲いをしてやるのも良い方法です。