味付け

大きくなったお米に味付けをします。

・糖蜜を作る
作る人によって材料分量に違いがありますが、基本は砂糖と水、甘味を引き出すために塩少々となります。
・火にかける
材料を火にかけて煮ます。
・煮つめる
焦げないようにかき混ぜながら煮つめていきます。
・糖蜜の変化
煮詰まっていくと、しゃもじに着く気泡が徐々に多くなります。
あまり長い時間火にかけていると焦げてしまいます、
また早すぎるとポン菓子が湿気った歯ざわりになってしまいます。
火から上げるタイミングは職人によって変ってきますが、
毎回同じレベルに糖蜜を煮詰めるにはかなりの熟練を要します。
・かける
出来上がった糖蜜を火からおろし、すぐにお米の上からまんべんなくかけます。

・混ぜる
素早く混ぜます、糖蜜の温度が下がって来るとしゃもじがとたんに重くなります、その前にお米全体に糖蜜が行き渡るように混ぜ続けます。

・湿気を取る
混ぜが進んで、しゃもじが重くなったら風を送って冷まします。
ここで無理をしてかき混ぜるとお米が壊れてしまいます。
・完成
糖蜜の量や作り方によって変化しますが、冷えてくるとさらさらになってきます。
各職人のこだわりによって、いろいろなポン菓子が出来上がります。
・比較
一升のお米がこれだけのポン菓子に変化します。
お米の状態によってこれより大きくなったり小さくなったりします。。