パッキンの再生

パッキンの再生はポン菓子機のかなめとも言える大切なところ
じっくり時間をかけて再生します。


・パッキン板をはずす
パッキンの溝が6〜7mmになると圧力漏れ、釜口の痛む原因になるので再生します。
中心にあるボルトを緩めてパッキン板をはずします。
・溶かす
コンロに水平になるように置き熱します。
全体が溶けたらよくかき混ぜ割り箸などで表面の酸化膜を取り除きます。
その後徐々に火を弱め火を止めます。
急に火を止めると表面がへこんでやり直しになります。
・組み付け
パッキン板を取り付け組み付けます。
・溝つけ
再生した溝の無い蓋に1〜2mmの溝を決めます。
溝が浅い時は蓋の開け閉めに注意しないと溝が二重三重となってしまいます。
パッキンが冷え切っていない時は締め棒を使って少し締め付ければ溝が付きますが、冷えた状態からの場合は締め棒で締めた後プラスチックハンマーや木づちで周囲均等に叩いては締め叩いては締めの繰り返しで溝を作ることができます。
このとき、へこみで一部分でも溝が入らなければ圧力漏れになりますので再度、再生します。