Gravy Train ライブレポ
2004年9月14日(火) 町田The Play Houseにて


雨男が揃った割にはこの日は、残暑らしい好天の蒸し暑さ。
リハが終りダラダラしてる(リラックスしてる?)メンバーたち。
緊張感ないねぇ〜(笑)
町田のプレイハウスは小田急線、JR町田駅から近いが、すぐそばには多数のラブ
ホテルという素晴らしい(笑)環境の中に位置している。
でも、どうやらバンド内恋愛は禁止らしい(爆!)

さて、ステージは・・・
軽快なドラムで始まった『Club Gambo』
初めてGravy Trainを見るお客さんも多く、緊張した様子。
「こんばんは、グレイビートレインでーす、町田プレイハウス初めてやって来まし
た。今日もガンガン飛ばしていくんでどうぞよろしく〜」
丹菊さんのいつものご挨拶。



続けて『Long Hair Lady』
一番の歌い出しが始まったところで、誰かが「ッヘェックション!」と、くしゃみ。
誰やねん??
“♪〜川のほとりの・「エッホン(咳)」・小さなバーに〜♪”
友成さんだぁー、って見たら鼻かんでた(笑)
くしゃみするは、咳するは、挙句の果てに鼻までかんでー、
曲の途中だというのに・・・まぁ、忙しいこと(笑)
それを見ていた丹菊さんはドラム叩きながら、大笑い!
それでも何食わぬ顔して、キーボードを弾き続ける友成好宏(大物だぁ!)
<後で聞いたらホコリが舞ってたらしく、くしゃみが出てしまったとか。>
曲が終り早速、丹菊さんのMCネタにされました。

丹菊:「友成さーん、すごかったね、ッヘェックション!、って(笑)」
友成:「さっき、鼻水垂れてきちゃってー、お客さんすみません」
(会場内爆笑、お客さんの緊張感も一瞬でほぐれました)
丹菊:「どっちを取るかだよね、鼻垂らしながら演ってるの見られるか、恥ずかしい
が鼻かむか、ね」
日倉士:「そういうことね、で、俺達初めてプレイハウスに来ましたけど、リニュアル
5周年、おめでとうございますと、いうわけで、佐藤克彦
作〜私は立派な宅配便」

友成さんが会場を一気に和ませてくれ、克ちゃんボーカルの
♪ピンポ〜ン、ピンポ〜ン♪『私は立派な宅配便』
そして続けざまに、私の一番大好きな『On The Kilim』
Gravy Trainのすべてが凝縮されてる曲。



5人の個性がとっても良く表現されてると思います。
丹菊さんご自慢のいろいろな楽器から音を奏で、まるで森の中にいるみたい。
日倉士さんと克ちゃんのスライドギターがたまらなくいぃ〜ぃ。
途中からテンポがアップし、関さんのベースに友成さんのキーボードが乗っかって
丹菊さんのドラムが引っ張り、丹ちゃんの掛け声で落とす。
ドラムソロもメチャクチャカッコよかったよ!!
日倉士さんのギターも最高!です。
1曲で12分にも及ぶ超大作品、絶賛です。

丹菊:「今度は俺が歌ってみたいと思います。ついてない日ってあるよね、
みたいな、そんな歌です」
『Unlucky Day』(Vo、丹菊正和)
♪流れ行く人込みの中、欲望を満たすために〜♪
間奏のキーボードが軽快に走っていると、グイィーンとギターが追いついてきて
ギターソロが入り、カッコいいったらありゃしない。
♪あー忘れかけてた、記憶の波が押し寄せてくる♪
ドラム叩きながら歌うのって難しいですよね。
歌入りの曲なのにアレンジも非常に凝っていて、
それぞれのパートの味が出ていて言うことなし。
シングルカットしない??(笑)

ココらあたりに来たら、お客さんももうため息混じりに拍手と喝采。
日倉士:「じゃ、最後の曲いきます」
『ココ・ベリ 』(克ちゃんの曲で、インディアンの神様の名前)
友成さんKeyから始まり、丹菊さんドラム、関さんベースが加わり
ツインギターの絡みが素晴らしい!ハモリのリフがカッコ良過ぎます!!
もう〜どおにでもしてちょうだい!状態です(笑)
それにしてもみなさん気持ちよさげに演奏なさってること!
(関さ〜ん、気持ちよすぎて寝ないでねぇー)
隙間のない音楽にオーディエンスも大喜びの大満足!!

そして、曲間をあけることなく、再び軽快なリズムの『Club Gambo』に乗って、
日倉士さんのご挨拶。
「今日はどうもありがとう、あんまり活動は少ないけど、明日続けて、京浜急行金沢
文庫のロード&スカイという店で連チャンやります。またプレイハウスにやってきま
す、どうぞよろしく!」
リズムに乗ったまま、最後にメンバー紹介
丹菊「キーボード友成好宏、スライドギター佐藤克彦、
もひとりスライドギター日倉士歳朗、ベース関雅夫」
日倉士「ドラムス丹菊正和〜」
丹菊「サンキュー!!!」

ライブが終了し、ただひと言、「さすが!」と言った感じです。
演奏はもちろん最高級ですが、
ライブの構成・展開も完璧で、自然と引き込まれてしまいます。
ライブハウスでのステージが思いっきり堪能できて楽しかったです!
Gravy Train・・・素敵な仲間たち、いいバンドだね!!

                               by osugi










 日倉士歳朗G,Vo
 佐藤克彦G,Vo
 関雅夫B
 友成好宏Key
 丹菊正和Dr,Vo


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ついに登場しました!グレイヴィートレイン。
とにかくこんなにカッコイイおじさんバンドは他にないでしょう。
 
彼等の奏でるサウンドは一言で言い表せませんが・・・
強いて言うならばニューオリンズが母胎として大きく存在しています。
音楽性、演奏技術、個性、キャリア・・全てにおいて他を圧倒するでしょう。