長畑山(1612m) 2006,2,12 | ||
辰野町の地図には、三角点も置いてないピークに長畑山の文字がはっきり書いてある。よほど地元ではよく知られた山で、歴史から何から由緒正しい名山かと思って行ってみたら、たまたま出会った5人の猟師さんたちは、だれも知らなかった。もちろんそこを歩いてはいる。ピークは知っているが名前が長畑山ということを知らなかった。これはどういうことなんだろう。なぞである。 山頂は特に感動も何もないフツーの高まりで、カラマツの疎林に看板ひとつもなかった。ただ腹が減っていたことはちょっと忘れられない。あまりつまらない山だと書くと、長畑山がかわいそうなので、よさげな写真を選んでレポートする。
|
||
ニホンザルの朝 200mmの望遠で撮ったこのサルは、実際にははるかに高いところにいた。 恥ずかしながら、私は最初にこれを動物とは思わなかった。じっとして動かないからである。 しばらくの間ファインダーを覗いていたら、頭を動かしたのでサルとわかった。寒い朝なので木に登って日向ぼっこをしているらしい。 |
||
ツグミが撮れた ツグミという鳥は胸のゴマ模様の変異が大きく、この個体のように、白っぽいのから、全面にゴマ模様があるのまで、いろいろである。目玉まで光っていて、鳥の写真としてはまあ合格か。でも私は鳥屋(鳥を専門に撮る人)ではない。でたとこ鳥屋ぐらいだ。 |
||
サルノコシカケ? きのこほど名前が覚えられないものはない。キノコが好きな人が信じられない。 これってサルノコシカケですか。どなたか教えてもらえませんか。 |
||
坊主岳1961m 上の稜線に出るまでの樹間より、西南西に目をやると坊主岳が見える。木曽の奈良井川から直登ルートがある。笹が雪に埋まって、今なら最高の展望だろう。登りたくなってきた。 |
||
コゲラの後ろ姿 動きのすばやい鳥なので、なかなか止まって撮れない。始終頭を振って虫探しをしているので、特に頭がブレるのだ。このカットもその失敗作。 鳴き声で近くにいることを知り、梢を見回し、カメラを向けるともう逃げる。 |
||
風下は雪庇 写真左から吹いてきた風で、右斜面は雪庇を作っていた。パウダーに近いフカフカ雪だったので、スノーシューでも20cmぐらいもぐった。靴そのままでは歩けないことだろう。 |
||
作品を意識。お題は「影」 ノートリミングだ。 |
||
やはり帰りはお風呂でしょう 山から下りたら、やはりゆったりとお湯につかりたいものだ。横川の谷を下ってくるとこの「かやぶきの館」で湯につかろう。 おみやげもあるし、食事も喫茶もある。 長畑山はもういいが、次は近江山に登りたい。近江山はこの館の裏山だ。 横川渓谷は夏はもちろん、冬も楽しめるいい谷だった。 |
Copyright © 2004-2006 yoichi-k. All rights reserved.
|