日々のつぶやき(99/04/01〜)

1999/04/26(Mon)

C言語講座の講義が先週一応終って、今日からは、C言語講座でどんなことを勉強したかを各研修生が発表する発表会を待つばかり。発表の日は4/30。勉強の成果を発表するといっても、それまでC言語講座で習ったこと(もしくはそれ以上)を駆使しないと、解けない問題を発表の課題にしている訳で、それを考えたら、C++の講義の期間をもう2〜3日程度少なくして…とも考えられるが、まあ無理が通って道理引っ込むが常のこの業界なんだから、新人研修もそれくらい厳しく行きましょう。:-)

ちなみに発表会の課題プログラムは次の通り。

  1. 英文を入力として、単語の頻度をソートして出力するプログラム。
  2. '0'を海、'1'を陸地として、与えられた地図から島の数を数えるプログラム。ただし「繋がった」陸地は1に数える。(例えば 0110 だったら島の数は1)
  3. 3目、5目並べのプログラム。(盤面は3 x 3 or 5 x 5)当然コンピュータの思考ルーチン付き。
  4. 4桁の数字を、ヒント(桁と数字が合っていれば 1 Hit、桁は違うが数字が合っていれば1 Tip)に従って、答えを推論するプログラム。
  5. その他(説明が面倒なので省略)
さて、どういったプログラムが出来上がることやら。(^_^;

新人研修に捕われていて、あんまり本業のMacの移植作業が進まん。もっともまだ仕様を練っている段階なんだけれど。困ったことじゃ。(^_^;

この日記、最近更新していないけど、とりあえず、何とか生きていますんで、お見捨てなきようお願いします。(^_^;まったくここの所、NetNewsどころか、比較的親しい人に日記の動向さえフォローするのが大変になっていた。もっともこれは理由があんだが、それはまた別の機会にでも…。(と言って忘れるパターンだな、これは) :-)もっとも家に帰ってから、「C++コーディング規約」なる「変」なものに時間をかけているのが更新遅延の最大の理由なんだけどね。(^_^;

1999/04/23(Fri)

4月・5月の研修はC/C++講座ということで、私とS'さん(Macの師匠のSさんとは別人)が担当している。で、突然そのS'さんの上司の上司のchomboさんが「S'の仕事が進まなくて苦情が来ているんだけど、現状を教えて欲しい」と言われる。まあ、講師をやってもらっているんだから、講義時間(想定1.5h程) + 30分位は研修に必要な時間だと思って認めて欲しいなぁ、と思ってS'さんに確認を取って見たら、「今、一日に研修のために5時間は使ってますね。」がちょ〜ん。そんなの研修に対して時間を注ぎ込みすぎだよ。(+_+;;

私は「質問ありませんかぁ〜、ないですよねぇ〜。分かんなかったら自分で調べてねぇ〜」みたいな感じで、突き放した感じで接していたのだが、人のいいS'さんはいちいち研修生が抱えている問題が解決するまで付き合っていたらしい。確かにそこまで懇切丁寧にできればいいけれど、そこまでやるのはやりすぎのような気がする。責任感が強くて(いい意味での)人の良いS'さんらしい行動で、結構長い付き合いなのにそれを見抜けなかった自分に深く反省。←ハンセイ ダケ ナラ サルデモデキル。

ただね。プログラミングの現場では会社で誰も知らないことを、資料を漁り、サンプルコードを読み、使える情報網は全て使って、何とか解決する能力が求められる。(解決できない時には、どうすればいいのかという一種の危機処理能力も求められる。)だから、学生時代の「やる方法をすべて誰かが与えてくれる」なんて状況は期待できない訳で、そのような「クセ」を抜くためにも、あんまり教えすぎちゃうのもどうかな?と思う。まあ、最初から教えなさ過ぎるのもなんなので、知っている限りは教えてあげる。でも一番実務で役立つのは、「自分で調べたことをプログラムに実装できる能力」なんじゃないかと思う。だから教えすぎるのも考え物なんだよねって単なる言い訳なんだけど。

とりあえずCの講義本編は終ったので、これからS'さんの拘束時間は少なくなるはず。こっちもあまり十分な時間が取れるとは言えないが、ここは心を鬼にして「新人で溺れてしまう奴は溺れてしまえ。」位の鬼の気持ちで望むほうがいいのかも知れない。あ、私は最初から「溺れない奴も溺れさせてしまえ。」という悪魔の気持ちで望んでいるんだけどさ。(^_^;

1999/04/21(Tue)

Cのコーディングスタイルの発表。50分もあれば説明できるだろうと思ったが、前半丁寧に説明しすぎて、後半時間がなくなる。(^_^;せめてスタイルだけでもまともなプログラムが書けるようになると、課題プログラムを添削するのが楽になるのだが。

発表の後の質疑応答の中で、「sizeofのカッコは必要なのか」という質問が出た。私は「sizeof(何とか)」という「形」で憶えていたので、まさか「sizeof なんとか」という構文が許されるとは思っていなかったのだが、なるほど確かに


int i,j;

j = sizeof i;

というカッコ無しの構文はコンパイル時にエラーにならない。まあ、普通はこんな風には書かなくて、

int j;

j = sizeof(int);

と型名を指定するのが定石なんで、こんな使い方があるなんて知らなかった。(^_^;でも、これはこれでそんなに使い道があるのだろうか、というのはよく分からない。型のサイズが必要になったことは今までしばしばあったけど、変数のサイズが必要になったことって、あんまりないような気がする。あ、でも、

char szBuffer[BUFFER_LIMIT];

iLimit = sizeof(szBuffer);

は、確かに書くなぁ。でも、カッコ無しの

char szBuffer[BUFFER_LIMIT];

iLimit = sizeof szBuffer;

というのは見たことがない。勉強不足なのかな?sizeof()演算子と紹介している本もあるんだけど、まあそれは本が間違っているんだろう。でも一瞬ぎょっとする書き方ではある。

全体的に見て、細かい所は良く知っているのに、本質的な所で結構問題があったりする人と、「プログラムを書く」ことを憶えるというレベルの人が混在して、やりにくいったらありゃしない。そういえばKさんが「今年は『プログラムをある程度書ける人』に大きな問題があるパターンが見られる」って言っていたなぁ。例年よりずっと親切にやっているつもりなんだけど、かえってそれが仇になっているのかも知れないと思いつつある。結局個別指導になっちゃって、どんどん教育のほうに時間が取られてしまう。あ〜あ、やんなきゃいけないことはたっぷりあるのに〜。で、実は仕事がどんどん溜まっていてそろそろにっちもさっちも…という状況になりつつある。いや、でも、教育は私の担当は5月までだから、それまでは持ちこたえないと…。でも本来の業務がぁ、新人研修の講師の仕事がぁ、マシンのセットアップがぁ…。

1999/04/20(Tue)

マシンのセットアップがやっぱり追いつかない。一通りセットアップし終わったつもりでも、まだまだ設定が足りない所が沢山ある。

Mac版の機能やスケジュールについての調整もしなくちゃいけないんで、Iさんとミーティングをしたのだが、自分で作ったスケジュールなのに、「こんなので間に合うのか?」という感じがする。でも、いくら引き伸ばしても10月までだもんなぁ。機能概要とスケジュールを作っていても、Mac素人の私には工数なんて確信を持って読めるはずもないので、作っていながら憂鬱な気持ちになる。

コーディングスタイルは本当は今日新人たちにお披露目する予定だったのだが、C言語講座担当のSさんに確認を取る意味で、もう一日待つ。実際は前日ほとんど徹夜状態でふらふらになっていたので、「明日にしてくれぃ」と頼み込んだのが実情なのだが。(^_^;

家に帰ってからは爆睡。日記を書いている余裕なんてほとんどなし。

1999/04/19(Mon)

新人研修の部屋が同じビル内の別の部屋に引っ越した。10人分のスペースにしては広すぎる感じもするが、備品がろくすっぽないからかも。

マシンのセットアップに苦労している。まっさらの環境から、自分の慣れた環境にカスタマイズするのに結構時間がかかっている。ずいぶん昔にカスタマイズしたっきりそのまんまという所も結構あるから、どんな風にカスタマイズしたのか忘れているし。一応、主要なセットアップファイルは残っているんだけれど、結構この機会にバージョンアップするソフトも多いからなぁ。

家に帰ってからは、ひたすら新人のためのCのコーディングスタイルのドキュメントに手を入れた。ほとんど徹夜状態。日記を書いている余裕がほとんどない。

1999/04/18(Sun)

相変わらず体調が優れず。昨日も一日中寝ていたので、眠ろうにも眠れない。軽めの本を少し読み、しばらく寝て、ということを繰り返して一日過ごす。

1999/04/17(Sat)

飲み過ぎたのか、雑魚寝の影響で風邪を引いたのか、働きすぎなのか(←これだけはない(^_^;)、体調が悪くて一日中寝ていた。

1999/04/16(Fri)

会社のキックオフ大会。懇親会の後、新人につきあって結構飲んだ。chomboさんの家でこの日はお泊り。

1999/04/15(Tue)

会社のお花見。新人につきあって結構飲んだ。家に帰る頃には泥酔状態で、日記など書ける余裕ナシ。

1999/04/14(Wed)

Newマシンが到着。基本スペックがPentium III 500Mhz、メモリ384Mbyte、HDD 13.4Gbyte、VRAMは16Mbyteもあるマシン。今までのメインマシンがPentium 200Mhz、メモリ32Mbyte、HDD10Gbyte、VRAM 2Mだったので、動かしてみるともう早いのなんの。(^_^;今まで一体どんな奴がWindows98なんて重いOS使うんだ?と思っていたが、これだけのスペックだとアプリケーションを切り替えるたびにがりがりスワップに行かない。HDBENCHの総合評価では元のマシンの4倍近い値が出ていた。(^_^;このメインマシンだって2年半くらいしか使っていないんだけどなぁ。私が就職してから最初にいじったマシンはHDDが120Mbyteで使っていて、最初いじった時にはずいぶん広くて感動したんだけど、それが今やDIMM一本だもんね。もっとも120MbyteのHDDじゃ今時OSもインストールできないだろうけど。(^_^;

という訳で、マシンのセットアップを開始。御多分に漏れず、Windows98プレインストールモデルだったので、動作確認して、起動ディスクを作った後、おもむろにハードディスクのパーティションを変更。(ソースファイルとアプリケーションやテンポラリディレクトリはパーティションを分けておきたいから…効果があるかどうかは別にして。)MS-DOSでブートフロッピーを作ったら、こいつがハードディスクを8Gちょっとしか認識しなかったので、ボツにして、Win98のFDISKでパーティションを着ることにする。できればFAT16でパーティションを切りたかったのだが、そうすると1パーティション2Gになって、Iドライブまで使ってしまう。これでは逆に管理が面倒なので、思い切ってFAT32にした。これでDOS時代に使っていたようなファイルのサルベージツールとかは使えなくなって、心配だといえば心配だけど、今までだってハードディスクのサルベージ作業なんてやったことがないし、そうならないためにもちゃんと本当に大切なソースファイルとかは暇を見つけてバックアップ作業をしていて、その程度の作業で今まで致命的なことが起きたことがないので…ということで、自らを納得させる。

で、パーティションはOS+常駐物用に2Gbyte、ソースファイルに2Gbyte、一般アプリケーション用に2Gbyte、メールのログやら、画像ファイル(H画像とかではない…はず(^_^;)とかその他もろもろのファイル用に4Gbyteという具合にパーティションを切っておく。その後、手持ちマシンのハードディスクの入れ換え作業やら何やらをやっているうちに一日が終る。

新人研修は今日からK&Rの配列とポインタの章に入った。講師のSさんが出した課題はt次のとおり。

英文字からなる文字列を昇順にソートするプログラムを作りなさい。ただし、
  1. 文字列の長さの上限は100
  2. 文字列の個数の上限は200
  3. 標準関数のqsort()はこの課題に限って使用禁止。ソートは自分で実装すること。(ただし、ソートアルゴリズムはなんでも良い。)
  4. 標準関数のstrxxx()系統の関数もこの課題に限って使用禁止。必要なら自分で実装すること。

特に難しいという訳でもないだろう。ある程度プログラムを書ける人だったら、逆に3.とか4.の条件なんてのは、「せっかく用意されているライブラリを使っちゃ駄目なんて変な課題」と思うだろうし、そもそも、1.とか2.とかで変な上限を作っちゃうなんてところで「この講師は何を考えているんだ?」とかになるんだろう。でもそれは「人を見てモノを説け」とお釈迦様も言っているように、本格的にCを始めたばっかりの人に

英文字からなる文字列を昇順にソートするプログラムを作りなさい。ただし、
  1. 文字列の長さの上限はメモリの許す限り。
  2. 文字列の個数の上限はメモリの許す限り。
なんて課題を出したら、途方に暮れてしまうだろう。まあ、それはそれとして…。

あの程度の課題でも、プログラムを本格的に始めて3日目の研修生たちにはつらいものがあるらしい。研修生たちには、その日に何をやったかとその感想を10〜20行程度の報告文で提出してもらうことになっているのだが、それを読んでいると「今日はとても難しかった」という感想が結構あった。まあポインタがちゃんと使いこなせるかというのが一人前のCプログラマーになれるかどうかの箱根の峠なので苦しむのは仕方ない。学生の時に1000行ほどプログラムを書いたとか、今までの研修課題の回答を見て、「ひょっとしたら分かっているんじゃないかな?」と期待させてくれた人もいたのだが、結構ポインタ関連ではぼろぼろみたい。strcmp()相当の関数を自作させたら、再帰で書いていた人がいて、思わず卒倒しそうになった。最初、なんで高々文字列比較の関数がこんなに長くなるのか、さっぱり分からなかった。(^_^;

大学で情報関係の学科にいた人もいるんだけど、なんでこんな簡単なプログラムをすっと書けないんだろう?(T_T)まあ、プログラム研修を始めて3日め。なが〜い目で見てあげないとね。それにしても、ポインタを使いこなせないのはともかく、配列さえ使えない(中には配列を使ったことがないという人がいて絶句したのだが…)というCの就職前の事前研修って一体どんなことをやっていたんだろう?

1999/04/13(Tue)

Mac版の機能の概要と、スケジュールについてまとめあげる。これって先週の水曜日までにまとめておいてくれって言われていたんだけれど、研修のことに時間を取られてなかなか進まなかった。で、一応9月発売を目標にスケジュールを組んでみたんだけれど、どう考えてもスケジュールがオーバーしてしまう。こんなのWindows版でやっても二人じゃどうにもならんぞ。おまけに二人ともMacのプログラムは初めてなんだし。(^_^;

それでも何とか押し込んで、一緒にやるIさんに見せる。それをとなりから覗いていたKさんとの会話。

vyama「このスケジュールってどう考えたって我ながら厳しすぎるよな。(^_^;」
Kさん「厳しいならともかく、ひと目見てムリじゃないですか。(-_-;)」

しばらくしてから、Macの師匠Sさんと雑談をしていた時のこと。

Sさん「そういえば、最近vyama君は髪の毛の寝ぐせのまま会社に来ることがないよね。」
vyama「いや、実は寝てないんです。寝なければ寝ぐせはつかないでしょ?(^_^」←軽い冗談のつもり
Sさん「そりゃ、あんなスケジュールを守ろうとしたら夜寝られないよな。」

一応、草案ということで上司のNさんにも見せたが「ここまで無理して前期中に出そうとしなくていい」みたいなニュアンス。まあ、一通りのコーディングが7月一杯までかかって、そこから1ヶ月半で制定じゃ、いくら移植とはいえ短すぎるか。(^_^;

研修生が書いた課題プログラムを添削。まあ力の差があるのは仕方がない。もっとも全員たかが100行くらいのプログラムで四苦八苦しているようなので、差があるといっても高が知れているような気もする。main()だけで何とかしようとしている人、何故か関数の引数を使わずにグローバル変数だけ使わない人、入力のエラーチェックをしようとするのはいいけれど、チェックの仕方がすごく妙な人etc,etc。最初は渡されたファイルにコメントを書いていたんだけど、コメント量が結構あったので、結局印刷してそれに赤を入れていった。気の付いたところをどんどん書いていったら、最後には紙が真っ赤になってしまった。(^_^;

1999/04/12(Mon)

一応は研修生向け、ひょっとすると社内標準になるかも知れないというC++のコーディング規約を現在執筆中。木曜日に某chomboさんにそのことを話したら、「是非見せて欲しい」ということで、金曜日に草稿を送った所、「ダメダメじゃん」ということで、こちらの希望で、わざわざ時間を取ってもらって変な所を指摘してもらう。で、その助言やら、自分の書きたいことやらを色々考えてみると、これはほとんど書き直しだな。シクシク。

もっとも研修チームの中でも私の課いた草稿をちゃんと読んでくれている人はほとんどいないみたいで、「コメント求む」として送付した草稿に1つもコメントが付いていない。どっちかと言えば書く苦労よりは、協力が得られないほうが今回の場合にはつらい。C++なんて言語仕様が大きすぎて、一人でコーディングスタイルをばしっと決められるかといえば、自分自身でも分かんない所は沢山あるし、迷っている所も一杯ある。ざっと読んでほんのちょっと意見を言ってもらえるだけでありがたいのに、ちゃんと読んでもらって、30分なり1時間なり、直属の上司でも何でもないのに「お前のここがおかしい」と言ってもらえるのは本当にありがたい。

homboさんは、あれだけ忙しいんだから、迷惑だと思うけど、とりあえず秘伝"忍法「お願いします^3」"攻撃が効いたせいか、何とか次の草稿も目を通してもらえそうな感触。つくづく有り難い。読み直してみると自分の筆力のなさにあきれてしまう。やっぱり書き直しだな。でも、この原稿、これって一応業務なんだけど、実は全部業務時間外(つまり家に帰ってからとか、休日とか)に書いているんだよな。もう裁量労働になったから関係ないけど。ひ〜ん。(+_+;;

新人研修。C言語講義を受け持っているT.Sさんの出した課題が簡単過ぎるのか、ちょっとだらだらしているような感じがした。T.Sさんの出した今日の課題は「指定範囲の整数の合計を出力するプログラムを書きなさい」ということだった。まあこんなのは典型的な例だったら初心者でも書けるよね、という感じだったので、ちょっと中級者向けに追加課題を出しておいた。一通り見た所、全員が変数にintを使っているから、範囲指定にint境界ぎりぎりのところを指定した場合にも、ちゃんと動くのか確かめさせた。普通にintを使って書いていたらオーバーフローとか、アンダーフローがおきるので、ちゃんと書くなら対処しなくちゃいけないんだけど、実務上32bit intでオーバーフローが起きたことって経験がないから、行ってみれば単なる意地悪なんだけど(^_^;、まあ、考慮に入れておくことは大切だから、という姑心である。

ところが、それを指摘したら出るわ出るわの変なプログラム。(^_^;オーバーフローは何とか制御しようとしている(制御しきれていないのだが、研修をはじめたばかりだからその点は大目に見ておこう。(^_^;)のだが、その条件判定が全然意味がないとか、オーバーフローだけを考えて、アンダーフローは全然考えていないとか、オーバーフローが起きたらマイナスになるということを利用しようとして、マイナスの範囲を指定した場合におかしくなるプログラムになっちゃうとか、とにかくエラー処理に関してはぼろぼろのプログラムが続出。中には今日の課題の感想で「vyamaさんの出した課題は難しくて自身(原文ママ)がなくなってきました」という奴が出てくる始末。(^_^;intでオーバーフローする可能性があるんなら、加算できる範囲を絞るなり、結果をdoubleで格納するなりって考えつかないのかなぁ。頭が固いというか、応用が利かないというか…。

とりあえずdoubleを使ってオーバー/アンダーフローを回避した人もいたが、指定範囲の変数のオーバー/アンダーフローを回避した人は私の添削対象の5人(研修生は全部で5人)の中にはいなかった。こいつらをちゃんと教育しなきゃいかんのか…と思うとちょっと頭が痛くなってくる。(頭が痛いのは二日酔いのせいじゃないのか、というのは絶対の禁句。)

1999/04/11(Sun)

ひたすら寝ていた。(^_^;そういえば、選挙に行ったんだった。今回の選挙はじっくり候補者の主張とかを吟味している時間がなく「えぇぃ」という感じの投げやり投票だったので、その点は反省。とりあえず、「地域振興券」などという怪しげなモノを提案・賛成した政党はパス。

1999/04/10(Sat)

両親と一緒に近所(車で小一時間ほど)の温泉に行く。やっぱり一人じゃないと2時間以上もゆっくりしていることはできない訳で(^_^;、さっさと風呂から上がって両親が風呂から出てくるのを待つ。やっぱり風呂は一人で行ったほうがいいよな。

風呂から帰ったあとは、お決まりの「ビールを飲んで寝る」パターン。もうちょっと建設的なことをしたら?←vyama

1999/04/09(Fri)

二日酔いだな、今日は。とりあえず午後から出社。研修の準備で滞っていた仕事をやりはじめるがあまり進まなかった。取り合えず4月中は午後に2回ほど研修会場に顔を出す「お約束」になっているので、2時頃顔を出したら、研修生の一人(Nさん)のマシンのケースが外れたままになっている。

vyama「あれ?どうしてマシンのケースを外したままにしておくの?」 Nさん「え、これって私がやるんですか?」

自分のマシンなんだから、お前がやらなくて、誰がやるんだ?幼稚園じゃないんだから、自分のマシンの世話くらい自分でやって欲しいぞ。(^_^;

1999/04/08(Thu)

今日の午後からコンピュータを使った研修の開始。準備とか、溜まっていた仕事を片づけるためと、メモリも買いに行かなくちゃならないから、いつもより1時間半ほど早めに出社…といってもそれでも9時半頃なんだけど。(^_^;上司のNさんからは「お前がこんなに早く来るなんて雪でも降るんじゃないか?」と言われる。槍が降ってきても私は驚かないぞ、と反論する。(^_^;

同じく研修チームのリーダーのKさんの部署から提供してもらう予定のマシンのメモリが48Mbyteしかない。色々探したみたいだったが、どうしても64Mbyte集めることができないようだったので、Kさんの上司のMさんを説得して、新しく64Mbyteのメモリを購入してもらうことにした。どうせSさんの部署から出してもらうマシンのメモリが足りないんで、買う予定だったから手間は一緒だ。

了解を取った上で、早速地元のパソコンショップにバイクで出かける。一応業務での移動手段は、タクシーを含む公共の交通機関を使うということになっているのだが、そんなことをしていたらこんな田舎では、ショップ巡りをするにはタクシーを使うしかない。業務規定違反だけど、事故さえ起こさなければ結果オーライよ。(^_^;

いくつかのお店を回ってみたが、ここでは32Mbyte EDO RAM x 2に限っては、電話で在庫と価格を確認しておいたLaoxが一番安かったので、そこで購入。お店を回っているうちに、ポケットステーションを見つけたので、とりあえずそれを購入。最近何かと機材を購入することが多いので、なんとかそれにまぎれて会社の金でポケットステーションが購入できればラッキーということで、一応領収書を切ってもらった。来年の四月バカ用のネタだな、これは。(^_^;

メモリを買ってきて、会社に戻って来たのが大体お昼頃。すでに研修生が研修部屋に集まっていた。Kさんもマシンを搬入し終わったようだ。ちゃんとマシンが条件を満たしているか調べてみたら、ブートフロッピーもなければ、メモリも32Mbyteしかない。マニュアルなんかも当然ない。慌ててKさんと、マシンの元の所有者のK'さんを探したが、二人ともお昼ご飯に出かけていていない。中途半端な状態でマシンを提供されても迷惑なだけだし、全然連絡もないなんてのは、一体どういう積もりなんだろう?とりあえず「vyamaが大激怒状態。大至急研修部屋に来て欲しい。」とメッセージを託して、研修部屋に向かう。もう研修開始まで数分しかない。別に怒っているわけではないのだが、それくらい言わないとちゃんと動いてくれそうにない。

しばらくしてから、Kさんが研修部屋に来た。メモリとブートフロッピーはそっちの責任で何とかしてくれと頼んだら、「メモリが足りないのは分かっている。これから差しかえる。ブートフロッピーなどについては私が使っていたマシンじゃないから分からない。」という返事が来る。昨日までに提供してもらったマシンについては、こっちでちゃんとCD-ROMドライバーを組み込んだブートフロッピーを用意して、Windows98がインストールできることを確認してから、新人に渡している。何も連絡がないんだから、それくらいはそっちでやって欲しい。ドライバーディスクもない状態ではそれさえ出来ない。というか、新人じゃなくてもその状態からWindows98ってインストールできるものなのか?(-_-;Windows95インストール用のフロッピーがあるから、後は何とかなるでしょう?と言われたので、抗議して、とりあえずブートフロッピーはKさんに作ってもらうことにした。で、メモリについては、研修生の入ったあの狭い研修会場でケースを開けて、メモリを抜き差ししていた。それ位、運び込む前になんとかしてくれよ。みっともないったらありゃしない。

どうせ今日は研修生にやってもらうことは、OSとか開発環境などのインストールだけなので、OSさえインストールできるんだったら、後は何とかなる。サーバーへのアクセスの仕方だとか、Netwareのパスワードの変更のやり方とかをちょこっと説明した程度ですんだ…様な気がする。とりあえず、一人に教えて、「後の人は彼に聞くように」という指示を出した。が、やっぱりちょっと無謀だったみたいで、後ろでちゃんと見ていてあげないとその説明の危なっかしいことといったらなかった。(^_^;

18時になって、別の会社に転職するOさんの送別会があった。15人ほどの送別会としては小さな集まりだったが、話の内容が「濃く」て、非常に楽しかった。午前中メモリを買って、財布が寂しくなっていたのだが、2次会まで付き合った。そしたら金が足りなくなってしまったのが、大失敗。(^_^;

1999/04/07(Wed)

研修用のマシンが集まりはじめたので、研修会場となる会議室の机を並び替え、マシンを設置し、一応のマシンチェックをする。最低限のスペック(Pentium 133Mhz、64Mbyteメモリ、1.5GByteHDD)を満たしているか、フロッピーディスクから起動してWindows98がインストールできるか、ハードディスクやネットワークカード、ディスプレイドライバーなどはWindows98で動くかを一通りチェック。誰かに手伝ってもらってもよかったんだが、ハードディスクのフォーマットやらWindowsのインストールやらはどうせ待ち時間のほうが長いのだからと思い、一人でやることにした。(机の並び替え、ネットワークケーブルの設置などは手伝ってもらったが。)10人研修生がいるので、10台分その作業をすることになる。で、Windowsのインストールも研修のうちだと思うので、研修生の手にわたる前にわざわざWindowsをインストールしたHDDをフォーマットするという…。涙ぐましい努力だよな。(^_^;

もっともチェックをはじめた時には3台しかなかったが、チェックをはじめてから今日一日で4台新しく集まった。集まったマシンでSCSIカード+増設SCSI HDDを取りつけたまま出してきた所があった。別に最低スペックはその増設HDDがなくても満たしているし、私の部署ではSCSIカードは喉から手が出るくらいとまでは行かないが、スキャナ関係の仕事をしているにも関らず、いくつかのマシンにはSCSIカードがないので、いらないんだったらもらってしまおう(AdapticのSCSIカードみたいだったし)と思って、マシンを提供してくれたMさんと交渉。

vyama「あのSCSIカード、外さなくていいんですか?」
Mさん「ああ、とりあえず今すぐには必要ないから、とりあえずそのままにしておいてよ。しばらくしたら外しに行くから。」

そんなもの研修やっている最中に「カードが必要になったから…」とかのこのこ現れて、研修生の使っているマシンをいじくってカードやHDDを抜いたりしたら、研修生だって嫌な思いをするだろうし、マシンの状態だってどうなるか分からない。SCSI接続のHDDに研修生がデータを置いていたら、一波乱あるかもしれない。大体提供してくれた人がみんながそんな事を言い出したら最後、収拾がつかなくなることは目に見えている。そんな面倒はゴメンだ。

vyama「研修が始まる前だったらいざ知らず、研修が始まってからでは、いったん研修用として出した以上、お返しすることはできません。」
Mさん「え〜(-_-)」
vyama「そっちで取り外さないんだったら、研修用マシンとしてはSCSIカードは研修用マシンとしては必要ないので、私が取り外します。」
Mさん「あ、取り外してくれるのね。ありがとう。」
vyama「で、私が取り外した以上、そちらでも不必要ということで、私が運用します。そちらにはお返しできませんので悪しからず。じゃ、そういう訳で。」(と言って立ち去ろうとする)
Mさん「待って、待って!じゃあ、今日中に取り外すからそれまで待って。お願い!」
vyama「仕方がないですねぇ。じゃあお願いしますよ。」

という訳で、1時間ほどチェック作業をしていたら、Mさんがやってきた。今考えると、こんなことだったら、黙ってSCSIカードを引っこ抜いてしまえば良かった。やっぱり人がいいのかなぁ。(^_^;SCSIカードを抜くために、Mさんはドライバーを探したらしいのだが、あいにく見つからなかったらしい。なんかペンチでネジを回そうとしている。(^_^;「ああ、ドライバーだったらありますから」と言って、愛用のパワードライバー(電動式ドライバーに形は似ているが、取っ手の部分を握りこむことでネジが回るという仕掛けのドライバー)を貸してあげる。「ここのつまみをこっちにやるとネジ外しが外れて、そっちにやるとねじを巻きます。」と簡単な説明をして、チェック作業に戻る。

で、チェック作業をしていたら、なんかMさんのいるあたりから変な音がするのでそっちのほうを見てみると、パワードライバーの使い方が変。本体を右手で固定して、ネジの先を必死で左手の指先で回そうとしている。まさか、そんな使い方を考えるとは思わなかった。(^_^;「いやいや、こう使うんです」と実演してみせたら、「おお、なるほど!」という訳で、結構感動してもらえたらしい。まあ、ドライバーの使い方以外にもマシンをばらしたことがなかったらしくて、結局少し手伝うことになった。でもやっぱりデスクトップマシンが沢山あるような環境だと、あのパワードライバーってすごく便利だよな。今度2セットくらい会社に常備するように提案してみよう。あ、個人向けでも結構お薦めです。これでドライバーの先端に磁気があったらもっといいんだけどね。

Windows98のインストールが始まって、しばらく時間があったので自分の席に戻ってメールを読みながら、これも研修がらみの細々とした作業をこなしていると、Kさんが近寄ってきた。
Kさん「研修用に出すマシンなんだけど、色々部品を取っ換え引っ換えしているうちに、なんかマシンの調子がおかしくなってきちゃってねぇ。」

警戒注意報だな。これは。(^_^;

vyama「それは大変ですねぇ。」
Kさん「で、FDDを認識しなくなっちゃったんだよ。HDDの中にWindows95はちゃんとインストールされているから、研修には問題がないよね。その状態でそっちに出すから後はよろしく。」

勘弁してくれぃ。(-_-)ここは強く出るべきだな。

vyama「ちょっと待ってください。部品を換えて動かなくなったのはそちらの都合でしょう?第一研修にはWindows98を使うことになっているんだから、Windows95が入っていても、Windows98がまっさら状態からインストールできないんだったら研修用マシンとして意味ありません。」
Kさん「Windows98を研修用に使うなんて聞いてないけれど。」
vyama「(少しむっとして)それはそちらの連絡ミスです。上司のSさんに確認してください。」
Kさん「…」

お、優位に立ったらしい。ここは畳み掛けるチャンスだな。(^_^;

vyama「あとちゃんとデバイスドライバーのFDとかも揃えといてくださいね。」
Kさん「そんなのWindows98だったら動かないかも知れないじゃん。必要ないよ。」
vyama「それでもとりあえず揃えておいてください。」

必要ないかも知れないけど、マシンを渡す以上、ドライバーディスクとかの付属品を一式渡すのなんて当たり前だと思うんだが。ああ、こんなことを書いて敵を作ってどうするんだ。このページは会社の人も読んでいるというのにぃ。←vyama(^_^;

そんなこんなでとりあえず全部ではないが、何とか集まったマシンのチェックが終りかけた21時頃に、もう一台マシンが届く。今日中に出せるんだったらもうちょっと早く出して欲しかった。(;_;)このマシンのチェックでもう1時間ほどかかってしまう。で、せっかく出してもらったマシンなのだが、HDDはフォーマットしてあるのに、CD-ROMのドライバーディスクもドライバーを組み込んだブートディスクもなくて、CD-ROMがほとんど使い物にならない状態。さすがにマシンを持ちこんだSさん(Macの師匠のSさん、サポートチームのSさんとは別人--このページは社内で密かに読んでいる人がいて、「私はそんな事を言っていない」とかという苦情が時々来るので、こう断らないとね…。)に抗議。ちなみにSさんは去年入ったばかりなので、ちょっと強いことが言える。(^_^;

vyama「さっきのマシンなんだけど、CD-ROMのドライバーとかブートFDがないと困るんだけど。」
Sさん「え〜と、(ごそごそ)ちょっとないですねぇ。」

vyama「CD-ROMを認識できるようなブートFDがないの?」
Sさん「ああ、Windows98のブートディスクだったらあります。βバージョンだけど」

とりあえず、Sさんが調べた限りでは別のマシンのドライバーがそのまま使えるようだということなので、いったんはそれで妥協。でも…

そんなの秘守義務違反が恐いから、入ったばかりの研修生に渡せるかっての。(^_^;第一まともに動くかも分からないじゃないか。

vyama「了解。じゃあ明日の10時までに探しておいてください。」(反論も聞かずに去る)

我ながら鬼。(^_^;その後研修室であれやこれやの雑用をこなしていると、そのSさんがやってきた。

Sさん「動かないって言ってましたけど、デバイスドライバーの組み合わせって試してみました?」

こっちだって本業の時間を削って、提供してもらったマシンのテストをしているのだ。提供する以上、まともに動くと思われる状態で提供する義務があるはず。そのCD-ROMのドライバーはどこにあるとか、この会社のヤツだから何とか探してくれ、という頼みならともかく、どこのドライバーだか分からないが、「あんたはとりあえず手持ちのものを片っ端から試してみたんですか?」なんて風に聞こえたので、Sさんの部署は超多忙だとは分かっていたが、さすがにカチンときた。

vyama「そいつはおいらの仕事じゃないよね。そっちで何とかしてね。」
Sさん「…」

結局、別マシンのドライバーがそのまま使えると分かったらしくて、こんな書き置きを残していった。

このマシンのCD-ROMは、xxxというマシンのCD-ROMドライバーを使えば認識できるようです。
え〜、じゃあ結局ブートフロッピーを作るのは私なの?(;_;)大した手間じゃないけれどさ。夜遅く、のこのこマシンを提供して、こんだけやきもきさせたんだから、「これがこのマシンのブートフロッピーです」位に骨を折っても当然じゃないのかな。気が利かない奴。(-_-)

ちなみにその提供してくれたマシン。よくよく調べてみるとメモリが32Mbyteしかなくて、必要最低ラインをクリアーしていなかった。結局私の手持ちのマシン(メモリ32Mbyte)からメモリを取りあえず引っこ抜いて、提供してくれたマシンに差し、私のマシンには64Mbyteのメモリを新たにつけることになった。(その予算はSさんの部署からでることになった。)まあ、このどたばたのおかげでうちの課は32Mbyteほどメモリを得することになったのだが、その64Mbyteのメモリを新たにつけるマシンはKさんのサブマシンになる予定なので、私にとってはそれほどメリットはない。なんだかなぁ。もっとも私は研修用マシンの世話で一日忙殺されたので、課全体としてみれば私の人件費を考えればマイナスなのは間違いない。ああ、今日中に次のプロジェクトのおおよそのスケジュールとか、大雑把な機能について上司のNさんにレポートしなくちゃいけなかったのにぃ。ああ、どうやって言い訳したらいいんだろう。(^_^;;忍法「ごめんなさい」が通じればいいんだけど、これはさすがにムリだな。(x_x)

こんな風に「壊れたマシンでもいいか」とか「うっかりスペックが足りなくなった」なんてことが結構起こるんじゃないかという思いもあって、最初提供してもらうマシンを決める時には、なるべくこっち側でコントロールしようと思っていた。結局「研修スタッフでスペックを決めて、後は次長責任でマシンを提供してもらえばいいじゃん。」とchomboさんに言われたんで、それもそうだよな、と思って、うるさいことは言わないことにしたんだけれど、この手のドタバタが起こるんだったら、こっちでもっとコントロールしたほうがよかったかな?と思う。もっともchomboさんの所は事前連絡という形で仁義は通してもらったので全然問題ないんだけど、後の2台は「連絡を下さい。」と言っておいたにもかかわらず音沙汰なしだもんなぁ。

ところで、他の課から出てきたマシンを見ると、HDD(IDE)が1+2Gという組み合わせのマシンが2つあった。私の課からは2Gbyteをひねり出すので精一杯で、検査用マシンについていた2Gのハードディスクを1Gbyteにグレードダウンしてやっと最低スペックを満たすマシンに仕立て上げたので、「その1G、いらないんだったらうちの課で引き取ってしまおう」という悪魔のささやきが聞えたが、何とか自制することができた。危ない、危ない。(^_^;

今日も結構遅くまで会社にいた。裁量労働(要するに残業はつかないけど、成果があったらその分ボーナスでドカンともらえるよという賃金制度)に変えてから、自分の中で「だったら別に長く働いてもいいじゃん。どうせ仕事が終んないんだもの。」という開き直りがあるのか、ないのかわからないが、「残業」というタガが外れたのを機に、なんか4月に入ってから、ほぼ毎日会社で一日12時間以上過ごしている。これじゃあ、日記に会社での出来事以外書けないのも当たり前かも。(^_^;それでもやり残している仕事があるって一体…。(^_^;

1999/04/02(Fri)

ハードディスクのバックアップ作業の続きをする。やっぱりCD-R書きマシンにネットワーク経由でファイルをコピーしている時に頻繁に反応がなくなってしまうので、そのためにリブートしなくてはならず、すごく手間がかかる。で、結局機能と今日とでCD-Rにバックアップを取ることができた。必要最低限バックアップを取ったつもりだったが、結局CD-R3枚まるまる使ってやっとバックアップを取れた。知らない間に結構データって溜まっているものだなぁ。

相変わらず新しいマシンの選定作業をする。やっぱりこういう作業は仕事とはいえ、楽しい。メーカー製のマシンだと「つまらない」(^_^;のでショップマシンを中心に探す。いくつか見積もりを取ったうち、妙に安いマシンがあったので「なんか変」と思って友人に聞いてみたら、オウムショップだった。(^_^;

1999/04/05(Mon)

新人研修用マシンのセットアップ。セットアップといってもWindowsをインストールして…とかじゃなくて、新人研修用のマシンの最低スペックを満たすべく、ハードディスクの交換。HDDは1.5G以上というのが条件だったので、手持ちの「いつでもフォーマットできるぜ状態で待機」状態のテストマシンの2GbyteのHDDを交換。後はメモリが64Mbyte以上という条件をクリアーしないといけないのだが、とりあえずこれまた別の手持ちのサブマシンのSIMM RAMを全部引っこ抜いて64Mbyteにして、そのかわりにSIMM 64M x 2 を購入し、RAMを引っこ抜いたマシンにさす予定。とりあえず通販で買える所ではそこが一番安そうだったし、これ以上待てなかったので購入を決定。

調べてみて分かったんだけど、もうSIMMなんか売っている所が少ない。(^_^;今のところ自宅マシンってメール書きとか日記書きとかが中心で大してメモリとかCPUパワーを必要とすることをやっていないので、今から買い足すのもどうかと思うが、買うんだったら今のうちかも知れない。通信販売できる所で128Mbyte買い足して、2万円かぁ。今自宅で使っているマシン3台のうち、2台に買い足すとして、4万円。Windowsマシンのほうはともかく、Linuxマシンのほうはあと128Mbyteも買い足さなきゃいけないほど、重い仕事をさせることは考えられないけど、もう今を逃すと買えないかもとなるとやっぱり考えてしまう。とりあえず確保だけはしておいた方が…という悪魔の声だな、これは。(^_^;

で、金曜日に色々なショップに見積もりを頼んだ結果、21inchディスプレイ込のBTOが出来るところで一番安い所を選んだ。埼玉のショップなのだが、さてこれが吉と出るか凶と出るかはちょっと楽しみ。(^_^;まあショップブランドって基本的には既存パーツの寄せ集めだから、最悪マシンがまともに動かなくて、それを受け入れざるをえなくてもパーツさえ変えれば何とかなるだろうし。

とりあえずその一番安い所に発注した場合、2万円ほど予算がまだあるので、VGAカード、サウンドカードをアップグレードして見積もりを再要求。それでも何とか予算内に収まるのを確認したので、意を決して発注。21inch display+ Pentium III + 256Mbyte Memory + 10Gbyte HDD(IDE) + etcだったら、この程度が現時点での限界かなと思う。displayの納期が本体より1〜2week遅れるということだったが、とりあえずdisplayはなくてもどこかから借りてくるという手もあるから、気にしないでおこう。

Macに繋いでいるディスプレイの調子がおかしかったので返品したのが先月。症状としてはなんだかとても目立つ位置にハケで履いたような縦線が入っていたので、いったん返品して、4/1に交換品を開けたのだが、やっぱりなんか縦線が入っている。まあ、今回は特に目立った位置じゃなかったので、さほど気にならなかったのだが、それでもちょっとは気になっていた。ところが今日マニュアルのトラブルシューティングを読んでみると、「そんな場合にはディスプレイをちょっと横から叩いてみてください。」と書いてある。のび太君の家のTVじゃないんだから(^_^;、と思って、横から軽く「ぽんぽん」と叩いてみたら、あら不思議。ハケで履いたようなきれいに縦線が消えてしまった。げ、これって常識?(^_^;ひょっとしたら返品をしなくて済んだかも知れない。(^_^;

とりあえずの教訓。トリニトロン間のディスプレイを買った時に、ハケで履いたような縦線が目立つようだったら、ちょっと強めにディスプレイの横を叩いてみましょう。物を知らなくてゴメンね。>返品しちゃった業者さん

私の取っている新聞は地元で結構なシェアを持っている新聞なのだが、最近ユーゴスラビア情勢に関して、「とにかく戦争は良くない」というような論調の投書が多いような気がする。戦争がなければ越したことはないとは思うけど、70万人とも言われる難民が出てくる現状をどうすればいいと思っているんだろう?こういった民族の大弾圧に対して、「話し合えばなんとか解決できるはずだ云々」とか「とにかく戦争を避けることが第一だ」なんて単純な議論は読んでいてつまらないんだよね。

1999/04/01(Thu)

ここの日記を更新するのも久しぶり。何とか3/19に制定。3/23にマスターディスクが工場について、24〜31日まで代休消化+有休消化で休んでいた。その休み中にC++のコーディング規約に手を入れようと思っていたのだが、結局やる気になれない(というかコンピュータに触る気になれない)。何をやっていたかというとゲームやりまくり、スタートレックのLD見まくりで休暇を過ごす。他にやったことといえば、歯医者に通ったことと、髪の毛を切ったくらいかな。やっぱり休みはドカンと1ヶ月くらいないとなぁ。(^_^;

一週間ぶりの出勤日。予想はしていたけれど、やんなきゃならないことが結構目白押し。とりあえずその処理に追われる。

まず台湾のOEM提供元に製品バージョンで直しきれなかったバグを直したリビジョンアップ版のスケジュールについての問い合わせのメールを出す。3/23にスケジュールを出すという約束だったが、今日になっても何も言って来ない。まあ、このリビジョンアップはそんなに急がなくてもいいのだけれど、あいつらこっちからプレッシャーをかけないと絶対動かないからな。もっともかけた所でちゃんと動いてくれるか分かったものじゃないが。

その台湾の某N社というソフトハウスが出してきた新しい製品企画があったのだが、アンケートで社内の意見を集約した結果、うちの会社の製品としては出さないということに決定したらしい。ということはほぼ確実に国内の某M社という(MSKKじゃないぞ(^_^;)ソフトハウスからOEMとして出すことになるんだろう。これは私は大賛成。3月中につくづく思ったのだが、バグを見つけた時にどれだけ誠意を持って対処してもらえるかということを含めた品質管理とスケジュール管理で、一緒に仕事をしているとこっちが消耗するばかり。値段と機能、新規性とマーケット規模を考えても、とても成功するとは思えないし。まあ、いつ出すのか分からないけれど、M社のお手並み拝見って所かな。

新人研修用にチームから1台古めのマシンを出して、その見返りに40万の予算で新しいマシンを買うことになっている。で、その新しいマシンが私に割り当てられることになったので、いろいろとマシンの情報を物色する。やっぱり最新・最速のMPUには引かれるけれど、21inchのディスプレイにするとなると予算の関係もあるしで、あれこれ悩む。秋葉原の某FFというお店にショップブランドの見積もりを取ってみたら、入荷がいつになるか分からないということ。フロンティア神代で見積もりを取ってみたら、妙に安いので多分これで決定。チームにはすでにフロンティア神代のマシンがあるのだが、出来れば機種は「色々な機種で検査する」という意味では別の機種を買ったほうがいいんだけれどね。(^_^;

で、その新人研修用のマシンに出すマシンを提供するKさんには、私が現在メインで使っているマシンを出すことになるし、諸々の事情で(^_^;、ハードディスクの取り替え作業なんかも必要なので、ハードディスクのバックアップ作業をはじめる。ハードディスクの必要な部分をCD-Rに焼こうとしたのだが、CD-R書き用のマシンにネットワーク経由でファイルをコピーしようとすると、そのマシンがコピーをしている最中に反応がなくなってしまうということが何回も起こる。1時間もあれば出来ると思っていたのだが、結局明日まで持ち越しとなってしまう。勘弁して欲しいよなぁ。(+_+;;

Oさんが会社を辞めることになった。どこか別の会社に転職するらしい。別の会社でも頑張って欲しいと思う。


1999/3 のぶつぶつ

1999/5 のぶつぶつ

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