daily tubuyaki(2001/03)

日々のつぶやき(01/03/01〜)

2001/03/12(Mon)

すでにGMが制定されているというのに、今頃になってRCが届く。これだけ影響の大きいソフトウェアのRCを今頃届けられたって全然対応出来る訳ないじゃん。某企業の考えることはよく分からない。(^-^;

なんとかNさんには某企業向OEMをβとして認めてもらった。でもまだ結構穴があるなぁ。(+_+)

2001/03/09(Fri)

一日中ぐったり。

2001/03/10(Sat)

一日中ぐったり。

2001/03/09(Fri)

風邪で熱が出た。案外身体は丈夫なのと、平熱が低いのもあるのか、滅多に38度以上の熱なんかでないんだけれど、こうなるともう半分意識朦朧。いつもだったら年休も余っているので絶対休むのだが、今日中にβレベルに持っていくべく無理やり出社。昔、大学で「38.5度以下の熱だったら試験には這ってでも行くものだ」と行った教官がいたという伝説を思い出す。

案の定、鼻水だけじゃなくて、ディスプレイを見ているだけで涙は出てくるし、集中力を保つのができない。それでもなんとかKさんが発見した障害だけは対処。

2001/03/08(Thu)

β制定だったのに、今日になってぼろぼろ問題出まくりで結局制定出来ず。β制定の判断は来週の月曜日に上司のNさんがいじってみた感触で決めることになった。明日一日かけてなんとかβレベルに近くまで持っていかないと。

2001/03/06(Tue)

E社向けOEM作業。普段突っ込んだ動作チェックなんかしないから(爆)、しばらくすると飽きてきてよからぬ事をいろいろやりはじめる。そういえば本社からセキュリティー関連の社内ルールについて、社内Web上での講習(+テスト付き)を受けるように言われていたことをふと思い出した。で、その講習は本社上層部肝入りでグループ社員必須かつ、講習を受けたかのチェックもされるというので、まあ暇が潰れれば御の字という気持ちでその講習を受けた。

講習の色々な説明書きを呼んでいると、3つほどPluginをインストールしなきゃいけないらしい。ActiveXコントロールも入っているらしいので、OSはWindows系、ブラウザはInternetExplorer(IE)限定かな。ここら辺で嫌な予感がする。MacromedeaのPluginが2つとHitachiのPluginが2つ。HitachiのPluginは本社内にミラーが用意されていたので、ダウンロードは比較的早かったんだけど、MacromedeaのPluginのダウンロードが異常に遅い。そういえばNさんが「Pluginのダウンロードに30分近くかかった」とか言っていたけど、まさか従業員数に比べて極端に帯域の狭い本社のProxyサーバーを使ってダウンロードする設定になってないか、これ?

なんで本社の連中は怒りださないのかと思って、解説ベージを読むと、本社ではその手の必要なPlugin込みでIEが配布されているので、問題ないらしい。でも子会社の人間にとってはしごく迷惑な仕様。せめてPlugin位、社内で高速にアクセス出来る所に置いといて欲しいぞ。とりあえずうちの会社は高速なネットワークに接続する必要があるので、そっち経由でPluginを入手出来るけど、他の子会社の状況は悲惨の一言だろうな。

講座を受けはじめてから爆笑の連続。講座のインターフェイスからして笑っちゃう。これがPluginを3つも余計にインストールして、WebブラウザをIEに限定して、これしか出来ないの?という出来。いかにもチェックボックスのような格好をしているんだけど、実はそれは単なる項目の選択の1要素というのも大笑いだったけど、それをダブルクリックしても何にも起こらないというのはもっと笑った。これだけだと何のことか分かんないだろうから、図で解説。(項目は架空のもの)ただし思いっきり簡略化してある。

------ここから
開始 |□セキュリティー講習
戻る |□Windows2000講習
更新 |□Office2000講習
------ここまで
こんな表示を見せられたら普通は「セキュリティー講習」という項目が項目がチェックボックスだと思うはず。ところが四角の部分をいくらクリックしても印が×にならない。しばらくすると四角の部分じゃなくて「セキュリティー講習」の部分を叩くとその項目が反転するのに気がつく。ああ、そうだったのね…と思ってそいつをダブルクリックすると…、なんにも起こらない。「一体何故なんだぁ!」と叫びつつマニュアルを読んでみると、「項目を選択した後で、開始ボタンを押して下さい」そんなもん分かるかぁ〜。

こんなインターフェイスで1万人以上いるグループ社員を教育したら、一体どれだけマンパワーの損失になるのか、こいつらは分かっているんだろうか。はっきりいてバカとしかいいようがない。おまけに、ちょっと解析したら、その講習のテストの結果のOK/NOの送信だけをわざわざJava経由でサーバとやり取りしているらしい。

複雑な処理があるならJavaでやるなとは言わないけれど、最後の問題に正解したという表示ページで、そのページにたどりついたことを社員データベースに登録するという作業だけのために、とんでもなく遅いサーバに接続してJavaアプレットを呼び出し、JITを起動して、これまたとんでもなく反応が遅い社員データベースにアクセスに行くアーキテクチャはまっとうな技術者だったら考えつかないだろう。グループ全体でもそんなに大きな会社じゃないと思うのだが、典型的な組織硬直、お役所的発想というのが見られる。

私だったらどうするかなぁ。企業内のセキュリティはある程度守られているというのを前提にして、講習のテキストとともに講習を受ける人のためのCGIをperlで書いて、それを配布する。講習の実施状況の細部は各々のサイトにデータを置いて、1日おきくらいに実施状況を暗号化されたメールで各所のサーバーが本社のサーバに通知、くらいかな。そんなに難しいとは思わないんだけど。

まあ、イメージとか理念先行の、ぼったくり業者に躍らされる程度の知識しかない本社の某部署の考えとはかけ離れているには違いない。ただ、こんな頭の悪いことを子会社の人間まで矯正されたんじゃたまんない。まあ、今のところ、仕事がないんだからいいんだけど。(^-^;

その講習のほとんどのページは「ああそうですか」「まともに気にしていたら仕事にならんだろうが」「余計なお世話」のパターンに分けられるものだったので、ほとんど全部読み飛ばしたが、傑作なページがあったので紹介する。好ましいパスワードを作る方法なんだそうだ。

自分の好きな歌の歌詞の一部から作成する。
例:「ぞうさん、ぞうさん、お 鼻 が長いのね」
  Zo3x2o87ga
2) 自分のいとこの名前から作成する。
(この場合自分の子供など身近な名前は良くない。)
例:「靖(や(8)す(su)し(4))と(to)加代子(か(ka)よ(4)こ(ko))」
  8su4toka4ko
3) 適当な文章の単語の頭文字から作成。
例:I walk my two dogs on the beach.
  Iwm2dotb

こんな複雑な方法で生成するようなパスワードを、この会社は3ヶ月に一回変更しなきゃいけないと規定している。こんな複雑なパスワード生成規則を、ちゃんと思い出せて、毎日業務で必要なサーバにログインするたびに入力しろというのは非人間的である。(ちなみにPGPでは空白を含んでもよいパスフレーズというモノを使っている)

ちなみに、ユーザサポート関係で、解決しなきゃいけない問題はあるんだけど、すぐには解決出来そうもない。メモリが足りないってエラーメッセージが出てくるというんだけど、あの操作をやっている最中にメモリなんか消費しないはずなんだけど…。これはひょっとして少しでも関連のある所はソースファイル全部読み直し?数万行はあるぞ。が〜ん。

CodeWarrior ML。最近私の注目度No.1の某氏。他の人のツッコミに敵わず、とうとうMLを脱退してしまったそうな。脱退する直前に「お前の上司に言いつけるぞ」という発言とかが出てきたようで、意地の悪い私なんかは、「黄金パターンだなぁ」などと思っていたのだが、なんだ。撤退しちゃったのか。つまらん。もっと某氏にはギャグを連発して欲しかったのに。(^-^;

2001/03/05(Mon)

たまっていた各種書類などを処理したり、一時的にMOにバックアップしていた画像データなどをCD-ROMに焼いたりする。そこまで中心業務に関係ないことをやっていても、インストーラを作る作業が順調に終了。後は他の人の作業待ちといった所か。残るE社向けの作業はひたすら仕様の穴を塞ぐ作業なんだけど、これってある程度までやると、開発者がやっても意味が薄いし…。もちろんそのある程度まで私はまだ検査してないとも思うけど、もう2回もチェックしたんで少し飽きてくるってのはある。製品制定前とか、βなのに重要な機能が欠けているとかだったら真剣になるけど、制定1.5month前の最初のβで、重要な機能が欠けているというのはほぼあり得ない(逆に限定機能版なのに重要な機能が追加されているというのはあり得るが)。おまけにかなりタイトなスケジュールだと思ってすこしあせって気合を入れたら、余裕で間に合ってしまったから、全然緊張感なんてないんだよね。もちろん上司には内緒。(^-^;

2001/03/04(Sun)

近所のおじいさんが亡くなったのでそのお葬式。88才だったので結構長生きしたほうだろうと思う。地元に密着した生活とはほど遠い生活を送っているので、会ったことがあってもおかしくない近所の人達と、今まで会ったこともないしこれからも会うことはないだろう人との区別が全くつかない。(^-^;一応手伝いに行ったことになっているらしいので、告別式の数時間前に会場に入ったのだが、人が集まりだすまでまるでやることはないし、集まったら集まったで帳場は人の区別がある程度出来ないと無理だし、台所は近所のおばさんやらその手のサービスの人が仕切っていて出る幕がない。

結局やることがないので告別式会場となった禅宗のお寺をぶらぶら歩く。「地獄巡り」という看板が目に入ったので覗いてみると、中は真っ暗。確か善光寺でも真っ暗な中を歩くというアトラクション(?)があったので、多分それに似たようなものだろうと思い、人気もなかったので(^-^;、一人で中に入る。最初はさすがに不安だったがフラッシュつきのデジカメを持っていたので、そいつを利用して…。ああ、きっと罰当たりなことをしたんだろうな。(^-^;

散々手持ちぶさたで待たされた告別式。このお寺だけなのかもしれないけど、式次第の案内をする司会役のお坊さんがいたり、その人がマイクを使って読経をしたりと結構「へぇ」と思うことがあった。マイクから聞えてくるお経と仏前に座っている人の唱えているお経が時々わずかに違ったのも気がついたのだが、まさか「お経を少し間違えたでしょ?」と突っ込む勇気は私にはなかった。(^-^;

式場から帰る時に、帰りに載せてくれる予定だった車に、どう考えても5人しか載らない車に、手違いで6人乗ることになってしまった。あわてて近くの車に駆け寄って「すいません。家の近くまで行くなら載せていってください」とお願いする。きりりとした中年の渋さを感じさせる旦那さんとやさしそうな奥さんの二人が乗っていた車。快く載せてくださった。こういう心やさしい人が告別式に集まるというのも亡くなったおじいさんの人徳なのだろう。「あんたらは他の人の車を適当につかまえて帰っとくれ」とのたまわったおばさんも告別式にいたのだが、まあそれはそれとして。(^-^;

2001/03/02(Fri)

某E社向けのMacintosh OEM製品の作業。仕様とかは「大体は決まっているけど、細かい所はWindows版を見てくれ」といういつもの開発スタイルだったので(^-^;、Windows版βと資料を見ながら修正作業を行う。自分が作った部分に関しては機能を削って、削った部分が他に影響のないようにするだけなのと、少しずつソースファイルを見ながらああしよう、こうしようと考えていたので、随分簡単に終った。で、他の人のかいたコードも修正しなきゃいけないから、そっちを読んでいったが、2〜3日くらいかかると思っていたのが主な修正はこの日のうちに終ってしまう。

上司には「3/2のβ出しは絶対無理」と主張して、某社向けのβを3/9にしてもらった経緯がある以上、こんなに早く出来ては困るじゃないか。(^-^;あ、まだインストーラが残っているから、そいつをダシにして「3/2のβ出しは絶対無理」という主張との整合性を取ろう。他のメンバーの作業が終っていないけど、もともとそれらは最初のβだったから「機能制限」で済ませるつもりでいた。しかし、後づけでそれも入れるつもりだったことにすれば、あとは適当に仕事をしているフリをして遊んでいれば3/9まで持たせられるかな。(^-^;←極悪社員

2001/03/01(Thu)

Code Warrior ML。少し前にからまれそうになった「変な人」の投稿ペースがアップ。その人に技術的な指摘を一生懸命して、理不尽な馬声を浴びせられて腹を立ている人、あくまで冷静におかしなことを言っていることを気づかせようと努力している人達がいる。忍耐強いというか、ちょっと酷な言い方をすれば、暇というか。(^-^;彼の書いた一連の記事(MLの場合はなんて言うんだろう?)を、盛り上がっているスレッドだけに注目しても 十分変な人だということは明らかだと思うし、そういう人と関り合いにならないほうがいいというのも、分かっているとは思うんだけど。

しかし、「一体どんなへんてこなことを言ってくれるのだろうか」という意味で、最近私は注目していたりする。今盛り上がっているスレッドでの話題をかいつまんで言うと

C言語において次は危険である。
unsigned long foo(char * p) {
	unsigned long l =
		(p[0] & 0xff) << 24 |
		(p[1] & 0xff) << 16 |
		(p[2] & 0xff) << 8  |
		(p[3] & 0xff);

	return l;
}
なんでもその人によると、p[0] & 0xff した時にp[-3]にアクセスする可能性があるんだそうだ。ぎゃはははは。(^o^)ここまでおかしいと完全なギャグ。さすがにツッコミが入るが、「組込用Cがどうのこうの」とか「それでもANSI-C適格云々」という、技術的にはしょうもない記事を投げてくる。もちろんギャグとしてなら鑑賞の対象になるが、長すぎてさっと読むにはつらいものがある。(^-^;

面白かったのはそれに釣られて「& 0xff なんて明らかに要らない。そんな基礎的なことが分かんないのか?」と、まともな人達に対してからんできた人がいたこと。符号拡張に関して「そんな基礎的なことを知らない」奴がスレッドに乱入してきたので、さぞや面白い見物になるだろうかと思ったが、こっちはあっけなく論破される。まあ、こっちの人は変なことを言っても、指摘されれば気がつくくらいの分別はあったのだろう。少し残念。(^o^;)

Windowsバージョンの制定の打ち上げ。営業の人達と飲んだのは随分久しぶりのような気がする。べろべろに酔っぱらって帰宅。


2001/1 のぶつぶつ

2001/6 のぶつぶつ

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