埒(らち)があかない





「埒」は 今では、主に競馬場の、周囲の柵の事をさしますが、もともとは、単に 「低い垣」 のことを言ったそうです。

 江戸中期の 『諺草』(ことわざぐさ) には、
  
  「埒明くというのは、古き詞(ことば)なり、南部にて春日大明神祭礼のとき、一夜みこしを外にうつす、そのまわりにを結びて人のみだりに近づき触れんことをいましむ、その翌朝今春氏の猿楽幣を持ち来たりて、始めて独りみこしの前に詣でて埒をひらいて祝言を読む、これより諸人共に入る。この故に屈塞の開きたるを、埒明くといい来れり」 とあります。

 このように、「しきりがとれる」 ことを 「埒が明く」 といい、転じて 「物事が順調に運ぶ」 意味となったそうな。
 つまり、「埒が明かない」 は、「順調に物事が進まない」「はかどらない」 と言う意味となります

 私のHPは、いつまで立っても 埒が明かない。 こんな風に使うのでしょうね(笑)。 

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