関田山脈 ツアー (9)  貝立山〜野々海池
2007年 2月25日(日) 快晴 −1℃  約10km
               テレマークスキーイング    8人   信越トレイルクラブ イベント

               さかえスキー場 8:40 → リフト最高点9:00 → 貝立山 北斜面 → 
               野々海池 11:40〜12:30昼食 → 深坂峠13:00〜13:20→
               さかえスキー場15:00 
               

2006-2007の記録的暖冬
長野は真冬日ゼロ、1972年以来とのこと

   飯山  平年の25% 最深積雪は観測史上最少
   野沢温泉 68cm 平年比30%
   飯山    39cm 25%
   白馬    42cm 44%
   信濃町   35cm 37%

気象庁の見解 @北極振動 Aエルニーニョ現象 B地球温暖化

北極振動とは・・・・・北極圏が周期的に寒気を蓄積したり放出したりする現象
17号線を北上。両脇に雪はなくふきのとうもチラホラ。
さかえスキー場には7時40分着。車は既に20台ほどあり、驚くことにリフトは動いており滑っている人もいる。
今回は信越トレイルのイベント参加である。
事務局員のTさんをガイドに含め8人のメンバー。6人は顔見知りだ。
自己紹介後、リフト2本を乗り継いで稜線にでる。
駐車場が混んでいる理由は小学生のスラロームスキー大会である。
アナウンスによると、選手は山ノ内あたりからも来ているようだ。

我々もはしゃぎながら、スキーにシールをつける。(812m地点)
昨年の4月4日に来たときには林道の跡形すらなかったのに今日は明確にわかる。
フェンスをくぐり、一路貝立山方面に向かう。
快晴
ウエアは年中変わらぬサーモインナーの半ソデと長袖+ウインドブレーカーの3枚
手袋はワークマンの皮手。ブーツはお初のプラ。
ビンデイングはロッテフェラーの赤チリ。
自分でワイヤーをプラブーツに合わせ短く加工したのでいささか不安である。。
自らの手で加工を加えたものに自信はない。 ^^!
そんなわけで補修用の銅管と圧着用の重い重いペンチをザックに詰め込んできた。
恐れおののいていた貝立山の北斜面は林道がはっきりわかり問題無し
昨年の4月は道すらわからず、下の谷底までブッシュ無しの急斜面であった。

500mほど林道をたどり右の尾根に入る。
ブナの幼木林で間隔も手ごろで歩きやすい。初のG3、シールも効いている。
1013m地点にて下山路をチェック
尾根上にて林道に出くわす。あたり一面ブナの木にヤドリギが巣くっている。
「ア!キレンジャクだ!」
やどりぎから飛び立ったキレンジャクの尾羽は透けて実に美しかった。
野々海池を望む展望台らしき場所にて早お昼とする。
予定より40分ぐらい早いらしい。
グランドのような広大な野々海池の上に旋回する数本のシュプール。
時折、モービルの音が聞こえてくる。
日当たりにいないと、寒い。−1度℃である。

シールに凍りついた雪を取り除きワックスを塗る。
昨秋歩いた深坂峠に行き、越後平野を望む
西には米山、黒姫山、東の天水山方面には越後駒ケ岳がきれいにみえた。
シールをはずし、下山にかかる。
林間を皆上手に滑る、私は今回初のプラブと170cmの板で相変わらずのへっぴりごしだ。

帰りの百合居温泉が楽しみダ!

野々海池にスノーモービルの足跡


美しい樹氷

思い想いの方向へ

関田山脈ツアー(1)   関田山脈ツアー(2)   山スキー     トップページに戻る