関田山脈 ツアー (17) 
 
三郷〜関田山脈〜鍋倉山〜三郷
三郷中央尾根
     2010年 4月 25日(日) 快晴 8℃     徒距離 約 7.5km   on foot  (アイゼン着用) 
                                                   園長 & BIYA                       

       8:20 三郷集落 → 8:50(取り付き)アイゼン装着 → 9:50  861mピーク → 
       10:55 関田山脈稜線(県境)11:05  →  11:45鍋倉山山頂・昼食 (アイゼン脱着)12:20  →
        12:40鞍部 → 13:10 670m → 13:40三郷集落
道のない山は雪が溶けるとヤブコギをしいられる。
天気の良い日を選び新ルートで鍋倉山をめざす。
稜線までの最短ルートは大半がヤセ尾根、この時期滑落に要注意だ。
今回、アイゼンとピッケルを使用した。
冬季、お勧めできないルートである。
三郷中央尾根とでも呼ぶことにする。
下山ルートはなかなか良い。

 三郷集落から歩き出す。正面には雪を抱いた鍋倉山が見える。

今井道を西にはずれ旧耕作地方面に入る。
ここから東側に民宿の持ち物の建物が見える。

今回は右から張り出している山塊を直登である。
取り付きまでに沢がなければ良いのだが・・・・・

急登になるのでアイゼンを付けることにする。
タニの10本爪。


南急斜面は雪が無し。案の定ヤブコギである。
やぶをかきわけひたすら登る。
少しでも雪があればそちらへ進路変更。
西斜面に期待してみたが、全く雪が無かった。

861mピークに至る2/3はヤブコギであった。

左のピークがポコ山(871m)

 前回、焼肉をした地点を861mピークから望む。

やせ尾根の形は2週間前とほとんど変わり無し。
雪質はかなり変化しておりザラメ状。


戸隠の蟻の塔渡りのようだ。
股間に雪の屏風を挟み這って行きたい気分にもなる。

左側は、ブナの疎林なので落ちるなら左が良い・・・・


右斜面は滑落するとノンストップで谷底に至る。
地図平面で120mあるので、斜面では150mは越えるであろう


もっとも痩せていた尾根。
1m左下を歩く。。


右側にはクレバス?が・・・・・


ようやく県境に到着!
(県境より登って来た尾根を振り返る



県境。
861mピークから50

80分はかかると予測していたが・・・

思いのほか順調であった。 標高差300m

毎度お馴染みの風景である。
鍋倉山には1時間で行けるだろう。標高差140m程である。



県境(関田山脈)から861mピークを望む

県境直前の尾根筋。
心配していた県境は雪庇にはばまれることはなかった。

県境から妙高方面を望む。

歩き出してまもなく信越トレイルの道標が顔を出していた。
鍋倉山頂まで0.8kmの表示。

1194mピークを過ぎると、県境の南側は緩斜面が続く

40分で鍋倉山頂着。1288m.
途中シャリバテ
山頂から仏ケ峰方面を振り返る。
山頂には山スキーヤーが7,8人

鍋倉山以北を望む。V字付近が牧峠。
ブナ林がきれいである。

ONマウスで登りルートが表示されます!

鞍部直前で撮影。
周辺で最も急な崩壊。この台地状の上が下山ルート。

南西方向に延びる台地状の突端から南下する
始めと終わりはヤブコギである。 ^^!

正面左側を下りてきた。
前回、スキーで登り始めすぐ諦めた斜面である。

斜面に雪無し、平地に雪あり・・・・

今日もウグイスが。
下手くそでホーホケキョと鳴かず、
ケキョ、ケキョ、ケキョの繰り返し。
口笛で正統ウグイス節を教えてやったが、真似してくれず。


唯一の花。キクザキイチゲ

関田山脈ツアー(15)   関田山脈ツアー(16)   山スキー     トップページに戻る