関田山系 あの池探検
 ある日、2万5千分の一の地図上で新潟・長野県境をずっと辿ってみた。
こう行って、あ〜行って・・・・・転んで・・・・
県境を越える峠がいくつもあり、道も記載されている。
 けれども、自動車道を除くほとんどは廃道になっていることが現実である。
道なき山中にいくつかの池もある。
峠から比較的遠い位置にある大きな池に興味がわいた。
地図を食い入るようにみると周辺の等高線の描き方に誤りもある。
無性に行ってみたくなった。
池に流れこむ沢、まわりを囲む尾根に想いをめぐらす。

こりゃ〜行くっきゃない! 晩秋 決行!
方位磁石、地図、鉈は必携品。
ザックの奥にはLEDヘッドランプも。
案の定、やぶまたヤブの連続であった。
稜線(県境)をたどることにより旧営林署が
埋設した見出し票も2つみつけた。

やぶの中では地図と磁石だけでは高低差が見えず。
時々、木に登り見通しをたてる。

これがアノ池

     東方を望む。(前方はブナ林、左手には雪ばきが密生)

顔にひっかき傷をつくりながら、ようやく発見した人跡未踏の地・・・・と思いきや。。。。
ぬわ〜〜〜んと、池の片隅にビール缶が転がっていた。 ガ、ガ、ガックリ   植村直巳の気分がふっとんだ!
ここに至る道はないはずだから残雪期のスノーモービラーの忘れ物かも。
探検による損害・・・・・腕時計1ケ
              里山に戻る         トップページに戻る     信越トレイルに大ジャンプ