索 引
注)赤文字は、2007年8月22日 追加写真です。 緑文字は、写真を変えました。
あおのつがざくら あかばなしもつけそう あきのきりんそう あさまふうろ いぶきぼうふう いわしょうぶ
いわつめくさ いわべんけい うさぎぎく うすゆきそう うつぼぐさ うめばちそう
うるっぷそう えんれいそう おおかさもち おおれいじんそう おかとらのお おにしおがま
おみなえし おやまそば からまつそう かわらなでしこ かわらまつば きおん
きつりふね きぬがさそう きばなかわらまつば きばなやまおだまき きんこうか きんばいそう
くがいそう ぐんないふうろ こいわかがみ こおにゆり こばいけいそう こまくさ
さんかよう ししうど しなのきんばい しゃじくそう しろばなえんれいそう しろばなにがな
たかとうだい たかねうすゆきそう たてやまうつぼぐさ ちんぐるま つりがねにんじん てがたちどり
とうやくりんどう にがな にっこうきすげ にりんそう のあざみ のこんぎく
はくさんいちげ はくさんこざくら はくさんしゃじん はくさんちどり はくさんふうろ はないかり
はなちだけさし ひめひゃくりこう まつむしそう まるばだけぶき みずばしょう みつがしわ
みやまあずまぎく みやまきんぽうげ みやまくろゆり みやまだいこんそう みやまままこな みやまやなぎ
みやまりんどう むらさきえんれいそう やなぎらん やまおだまき やまとりかぶと やまぶきしょうま
やまほたるぶくろ やまらっきょう れんげつつじ    


ユリ科(06.9.9 霧ヶ峰)
ヤマラッキョウ(山辣韮)

草丈 30cm〜50cm位。
花の形が可愛い。

キク科(06.8.16 五竜岳)
ウサギギク(兎菊)

草丈20cm〜30cm位。
夏山で良く見かけるポピュラーな
花。なぜ兎菊というかは、知りま
せん。

ツリフネソウ科(06.9.9 霧ヶ峰)
キツリフネ(黄釣船)

草丈 30cm〜80cm位。
山地の渓流沿いや、やや湿った林
に生える、一年草。独特な形状は、
一度見たら忘れない。

ユキノシタ科(06.9.9 霧ヶ峰)
ウメバチソウ(梅鉢草)

草丈 10cm〜40cm位。
日当たりの良い湿った草地に生え
る、多年草。

ユリ科 (06.9.9 霧ヶ峰)
イワショウブ(岩菖蒲)

草丈 20cm〜50cm位。
湿原に生える、多年草。
日本固有種。

キク科(06.9.9 霧ヶ峰)
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

草丈 20cm〜80cm位。
日当たりの良い草原で、普通に見
られます。
ちなみに、麒麟草は、ベンケイソ
ウ科で、色は一緒だが全く違う花
です。

リンドウ科(06.9.9 霧ヶ峰)
ハナイカリ(花碇)

草丈 20cm〜50cm位。
花の形が、碇に似ているところか
ら付けられた名前。

オミナエシ科(06.9.9 霧ヶ峰)
オミナエシ(女郎花)

30cm〜50cm位。
オトコエシ(男郎花)と対比して
付けられた名前。
秋の七草の一種。

キク科(06.8.16 五竜岳)
ミヤマアズマギク(深山東菊)

草丈10cm〜30cm位。
白色も有るそうだが、まだみた事
が無い。

キク科(06.9.9 霧ヶ峰)
ノコンギク(野紺菊)

丈が50cm〜60cm位の多年草。
花の色は、濃紺から白色に近いも
のまで色々あるようです。

キンポウゲ科(06.8.14 五竜岳)
オオレイジンソウ(大伶人草)

雅楽の奏でる伶人が被る冠に似て
いるからついた名前。
草丈 30cm〜50cm位。
トリカブトと同じ仲間。

タデ科(06.8.15 五竜岳)
オヤマソバ(御山蕎麦)

草丈15cm〜50cm位。
花が蕎麦の花に似ているところか
ら付けられた名前。
ダデはとても苦い植物。そのタデ
さえ食べる虫が居る。
そこで
「タデ食う虫も好き好き」

ユリ科(06.8.14 五竜岳)
キヌガサソウ(衣笠草)

花は10cm〜20cm位で大きい。
葉はさらに大きく、5〜60cm
はある。

ナデシコ科(06.8.15 五竜岳)
イワツメクサ(岩爪草)

高さ5cm〜20cm位の多年草。
花びらが10枚に見えるが、本当
は、5枚の花びらが裂けているた
め。ごく普通に見られる、小さ
くて可憐な花。

リンドウ科(06.8.15 五竜岳)
トウヤクリンドウ(当薬竜胆)

かつては、胃の薬(センブリと同
じような)として珍重されたため、
乱獲されましたが、今は、結構普
通に見られます。
木曽の、「百草丸」に含まれてい
るとか。

リンドウ科(06.8.16 五竜岳)
ミヤマリンドウ(深山竜胆)

高さ5cm〜15cm位。
リンドウ科は、花の種類が多いの
で、これが本当にミヤマリンドウ
なのかは、私にはわかりません。

イワウメ科(06.8.14 唐松岳)
コイワカガミ(小岩鏡)

高さ5〜10cm位の可愛い花。
イワカガミの小型版で、コイワカ
ガミ。

ケシ科(06.8.14 唐松岳)
コマクサ(駒草)

花の形が、馬の顔に似ているとこ
ろからつけられたと言う話は、皆
さんご存知の通り。
高山植物の女王と呼ばれ、燕岳か
ら北燕岳への登山道の群生はみご
と。

ラン科(05.7.3 美ヶ原)
テガタチドリ(手形千鳥)

30cm〜50cm位。
別名「チドリソウ」

バラ科(88.7.30 常念岳)
ミヤマダイコンソウ(深山大根草)

丈は10〜30cm位。
ごく普通に見られる花。
派手さはないが、秋の紅葉時の葉
の色は美しい。

ヤナギ科(05.7.3 美ヶ原)
ミヤマヤナギ(深山柳)

最初見たときは、泡かと思いました。
子房に毛が密集しています。

マメ科(05.7.3 美ヶ原)
シャジクソウ(車軸草)

「おやまのえんどう」かと思って
いましたが、しゃじくそう」と教え
ていただきました。
ありがとうございます。


ナデシコ科(05.7.24 霧ヶ峰)
カワラナデシコ(河原撫子)

秋の七草のひとつ。
可憐な日本乙女の代名詞、「大和
撫子」はここから。
但し、動物の方は「絶滅危惧種寸
前」

トウダイグサ科(05.7.24 霧ヶ峰)
タカトウダイ(高燈台)

とうだいぐさより、背丈が高いか
ら、「タカトウダイ」だそうです。

セリ科(05.7.24 霧ヶ峰)
イブキボウフウ(伊吹防風)

高さは、30cmから 1mにな
るものもあります。

セリ科(05.7.24 霧ヶ峰)
オオカサモチ(大傘持)

50cm〜180cm。
別名、オニカサモチとも言う。

キンポウゲ科(06.8.16 五竜岳)
カラマツソウ(落葉松草)

花が唐松に似ているから。
花弁はなく、白い雄しべが密集し
て、花のように見える。

キキョウ科(05.7.24 霧ヶ峰)
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)

朝露にぬれた風情が、爽やかさを
誘います。

キク科(04.7.10 霧ヶ峰)
ニガナ(苦菜)

茎・葉を切ると苦味のある白い乳
液が出る所から、にがな。

キク科(04.7.10 霧ヶ峰)
シロバナニガナ(白花苦菜)

世の中で、一番多い花の色は
「しろ」だそうです。

セリ科(03.7.26 霧ヶ峰)
シシウド(猪独活)

ウドのの大木柱にならぬ。
(でかいが役に立たないの意)
ウドに罪はない。特にヤマウドは、
大変美味しいですよ。天麩羅でも
よし、おひたしでもよし。
(シシウドは食べませんが)

キク科(04.7.10 霧ヶ峰)
ノアザミ(野薊)

食べられるそうですが、食べたこ
とはありません。
根が「やまごぼう」です。

メギ科(03.6.7 徳本峠)
サンカヨウ(山荷葉)

木陰や湿った所を好んで咲く白い
花。咲き方はエンレイソウに似て
いますが、葉の形状も違います。

雨や朝露で花弁が透明になると
聞きました。まだ見たことはあり
ませんが、幻想的ですね!
晴れれば元の白に!
ホント、不思議・・・・?

キンポウゲ科(03.6.7 上高地)
ニリンソウ(二輪草)

写真の通り、先端が二輪に分かれ
て咲きます。食用とのことですが、
食べたことはありません。花が咲
く前は、トリカブトに似ているの
で注意が必要と聞きました。

ユリ科(03.6.7 徳本峠)
エンレイソウ(延齢草)

丈は20〜40cm位。
がく片が3片。
葉も3片。
3の倍数で出来ている所が面白い。

ユリ科(03.6.7 徳本峠)
シロバナエンレイソウ(白花延齢草)

花の形状が、エンレイソウとは
少し違いますね。

ユリ科(03.6.7 徳本峠)
ムラサキエンレイソウ(紫延齢草)

シロバナエンレイソウの花が紫色
になりました。

リンドウ科(99.6.11 尾瀬沼)
ミツガシワ(三槲)

やや冷たい水中や、水辺に生える。
葉がカシワに似た3枚葉からなり、
この名がある。

マツムシソウ科(06.8.14 五竜岳)
マツムシソウ(松虫草)

この花が咲くと、夏も終わりとい
われています。美ヶ原でよく見か
けます。

サクラソウ科(99.8.13 朝日岳)
ハクサンコザクラ(白山小桜)

白山で初めて見つけられたところ
から名付けられたとか。
おもちゃ見たいな花ですね。

キキョウ科(06.8.15 唐松岳)
ハクサンシャジン(白山沙参)

別名「つりがねにんじん」です。
違う花かと思っていましたが。

ユリ科(99.8.13 朝日岳)
キンコウカ(金黄花)

高さ約20〜40cm。
湿地に群生します。

ゴマノハグサ科(88.7.30 常念岳)
ミヤマママコナ(深山飯子菜)

丈は10〜30cm位。
日当たりのよいやや乾燥地に咲く。
白花もあるらしいが、見たことは
ない。

キンポウゲ科(92.8.11 白馬岳)
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)

夏のお花畑を彩る花。
一杯に広がる可憐な黄色は、疲れ
を癒します。

シソ科(05.7.3 美ヶ原)
ウツボグサ(靫草)

矢を入れる、うつぼに似ているか
ら付いた名前とか。
「タテヤマウツボグサ」かも。

シソ科(03.7.26 霧ヶ峰)
タテヤマウツボグサ(立山靫草)

丈は20〜30cm位。
やや湿ったところを好む。
ピンクかかった紫色が美しい。

ユリ科(99.8.12 朝日岳)
コバイケイソウ(小梅尅吹j

これだけきれいなコバイケイソウ
を見たのは、始めてでした。

ゴマノハグサ科(99.8.13 朝日岳)
オニシオガマ(鬼塩釜)

半寄生の多年草。
やや低地のひょうたん池近辺の登
山道脇で見つけました。

ゴマノハグサ科(99.8.11 白馬岳)
ウルップソウ(得撫草)

ウルップ島等の寒冷地に咲く高山
植物。白馬岳頂上の途中に咲いて
いました。

シソ科(99.8.12 朝日岳)
ヒメヒャクリコウ(姫百里香)

別名「イブキジャコウソウ」
小さな可憐な花が密集しています。
雪倉岳の途中に咲いていました。

サトイモ科(77.5.21 鬼無里村)
ミズバショウ(水芭蕉)

水芭蕉は、日陰を好みます。
見やすく伐採すると花が小さくな
るとは皮肉です。

 雪影に
    顔のぞかせて
       水芭蕉  (愚作)

キンポウゲ科(89.8.5 燕岳)
ハクサンイチゲ(白山一華)

高山でごく一般に見られる、代表
的な花です。
丈は15cm〜30cm位。

ラン科(06.8.14 唐松岳)
ハクサンチドリ(白山千鳥)

丈は15〜30cm位。
亜高山から高山帯の草原で見られ
ます。

ユリ科(76.8.2 北岳)
ミヤマクロユリ(深山黒百合)

黒百合と言っても本当に黒くは有
りません。

フウロソウ科(06.9.9 霧ヶ峰)
アサマフウロ(浅間風露)

一際色の鮮やかさが目に付きます。

キンポウゲ科(06.9.9 霧ヶ峰)
ヤマトリカブト(山鳥兜)

猛毒であることは、余りにも有名
ですが、花はきれいです。
春先は、食用の二輪草と似ている
ので、注意が必要です。

フウロソウ科(07.8.1 霧ケ峰)
ハクサンフウロ(白山風露)

丈は10cm〜50cm位。
非常に良く見られ白い花もありま
す。

フウロソウ科(76.8.2 北岳)
グンナイフウロ(郡内風露)

はくさんふうろ、とよく似ていま
すが、花弁の形状が違います。

バラ科(76.8.1 槍ヶ岳)
チングルマ(稚児車)

実はこれは木の花です。
形から、普通の花と間違えます。
名前は「ちごぐるま」が転化。

(06.8.16 五竜岳)
チングルマ

花が咲き実がなると、タンポポの
ように風に吹かれて飛んで行きま
す。

ベンケイソウ科(92.8.12 白馬岳)
イワベンケイ(岩弁慶)

岩場で良く見られます。
雌雄異株で、丈は10〜30cm位。

キンポウゲ科(89.8.5 燕岳)
シナノキンバイ(信濃金梅)

漢字で「信濃金梅」と書きます。
高さ30〜70cmの比較的大きな
花です。

キク科(92.8.12 白馬岳)
タカネウスユキソウ(高嶺薄雪草)

やや湿った岩礫地に生えます。
丈は、10 〜 25cm位。
別名「タカネヤハズハハコ」

ツツジ科(99.8.13 朝日岳)
アオノツガザクラ(青の栂桜)

常緑の小低木で、雪渓の付近に良
く見られます。

ユキノシタ科(05.7.24 霧ヶ峰)
ハナチダケサシ(花乳茸刺)

多分、ハナチダケサシと思います
が、「トリアシショウマ」との区
別が難しいですね。

バラ科(06.8.16 五竜岳)
ヤマブキショウマ(山吹升麻)

葉が山吹ににていて、花はショウ
マに似ているので、ヤマブキショ
ウマ(山吹升麻)と言うそうです。
だだし、ショウマはユキノシタ科。
こちらはバラ科になります。

バラ科(05.7.24 霧ヶ峰)
アカバナシモツケソウ(赤花下野草)

花が群生して、赤い綿のようです。
白く咲くのは「シロバナシモツケ
ソウ」です。

(05.7.24 霧ヶ峰)
アカバナシモツケソウ

薄い色のタイプです。
随分色の濃さが違いますね。

アカバナ科(04.7.18 白根山)
ヤナギラン(柳欄)

一目でわかるため、高山植物の中
でも、最も良く知られている花の
一種。

キンポウゲ科(04.7.3 美ヶ原)
キバナヤマオダマキ(黄花山苧環)

高山(白馬岳や北岳)では、紫色
で背丈の低い「ミヤマオダマキ」
がみられます。
低山では、黄色い花しか見たこと
がありませんが、「ヤマオダマキ」
は、ガクが赤紫色です。

ユリ科(98.7.19 霧ヶ峰)
コオニユリ(小鬼百合)

1〜1.5m程の丈です。
葉にむかごがつかないのが特徴で、
つくのは、「オニユリ」です。

ゴマノハグサ科(98.7.19 霧ヶ峰)
クガイソウ(九蓋草)

丈は1m位。
葉が輪生で階層(九段あるそうで
す)である所から名付けられた。

(05.7.24 霧が峰)
ニッコウキスゲの群落

10年ぶりの当たり年。
久しぶりに見る、ニッコウキスゲ
の大群落です。

ユリ科(04.7.10 霧が峰)
ニッコウキスゲ(日光黄菅)

今年(平成16年)はあまり咲い
ていませんでした。
この花は、年によって咲く量が
極端にかわります。咲き年にめ
ぐり合えた人はラッキーですね。

サクラソウ科(07.8.1 霧が峰)
オカトラノオ(丘虎の尾)

なかなか姿のカッコイイ花です。
丈は60〜100cm位。
純白が緑にさえ、眼に新鮮な印
象で、飛び込んできました。

キンポウゲ科(07.8.1 霧が峰)
キンバイソウ(金梅草)

信濃金梅より低地に見られるため、
花が大きい。
丈は50〜70cm位。
写真は、八重咲き金梅草と思いま
すが、珍しいそうです。

キク科(07.8.1 霧が峰)
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)

はっとする奇麗な花! とは言え
ませんが、亜高山帯の花として
は大柄で、丈は60〜120cm位
になります。
私としては、花が咲いている時
よりも、この写真の様につぼみ
の方が可愛いくて好きです。

キク科(07.8.1 霧が峰)
キオン(黄苑)

地味な感じの花です。
丈は60〜90cmで、「マルバダ
ケブキ」よりは小柄です。

アカネ科(07.8.1 霧が峰)
キバナカワラマツバ(黄花河原松葉)

細かい花が密集しています。
葉が松葉に似ている為、この名前
があるそうです。
丈は30〜70cm位。


アカネ科(07.8.1 霧が峰)
カワラマツバ( 河原松葉)

花の色が白です。
黄色のキバナカワラマツバの変種
だそうです。
理由はありませんが、こちらの方
が本種みたいな気がします。

キク科(07.8.1 霧が峰)
ウスユキソウ(薄雪草)

あまりにも有名な、「エーデルワ
イス」の仲間です。
名前の印象から、勝手に可憐な花
を想像していたのですが、一寸イ
メージと違いましたね。最も、色
からは、名前の様に薄っすらと積
った初雪がイメージ出来ますが。

ツツジ科(07.7.6 美ヶ原)
レンゲツツジ(蓮華躑躅)

別名、「おにつつじ」松本市の市
花です。今年(平成19年)は当た
り年で、見事な赤絨毯を見せてく
れました。有毒な為、それを食べ
ない牛や馬の放牧地に密生します。
周りに高い木が育つと、衰退する
運命です。