屋久島  宮之浦岳   1935m

                                   2014  7  13   ~   7  16
 日本100名山登山をはじめてからこれで91名山を登った あとの9名山はすべて北海道 ヒグマの餌になりたくない僕としてはどうすればいいか 体力も衰えた
今回は真鍋義博氏に寄稿を依頼した

7月13日朝7時飯田を出発。中部空港から鹿児島空港、さらに飛行機を乗りついで屋久島空港に午後3時前に降り立った。前週に台風8号が通過した後、曇天続きで天気はかんばしくない。

空港からレンターカーで、淀川入口(登山口)へ向けて車を走らせた。

淀川入口の手前「紀元杉」に立ち寄る。周囲をぐるりと回れるように橋がかけられていた。

淀川入口手前から小雨になった。今日は「淀川小屋」に泊まるつもり。

登山口(1360m地点)で支度をしていると、若い男女5人のグループが下山してきた。聞けば、山頂の手前で雨と風が強くて宮之浦岳まで行けなかったとのこと。雨は覚悟してきたものの、風もそうとう強いらしい。

明日は晴れてほしいと願いながら、淀川小屋へ出発した。

「淀川小屋」(1466m地点)は立派な山小屋であった。先客とあわせて10名ほど。余裕の泊まりだが、一晩中雨とゴウゴウと風の音がしていて、嵐のようだった。

翌朝は小雨。6時半過ぎに宮之浦岳へ向かって出発。雨は降ったりやんだりから、そのうち降ったり降ったりに変わり、景勝地「花之江河」(1600m地点)は、雲の中。

「投石平」岩場(1800m地点)では豪雨と強風に見舞われ、雲で視界はなく前に進めず、岩陰で1時間ほど様子を見ることになった。昨日、淀川入口で出合った若者たちの話を思い出し、ここまでかとの思いが頭

をかすめる。雨宿りをしていると、若い女性2人連れが登ってきた。やはり強風にあおられ、いっしょに岩陰で様子をみること。

雲が少し切れ、行き先が見えてきたので「投石平」を出発すると、岩場を過ぎたあたりで風は治まった。どうも「投石平」あたりが海からの風が吹き上げてくる通り道になっているような気がした。

宮之浦岳1936mまで、とにかく行程が長い。雨と雲で景色が見えないので余計に長く感じ、濡れ鼠状態でやっとの思いで山頂に到着した(写真を見て、あー年とった)

これを書くにあたり屋久島の7月13日から16日までの天気を検索したら、なんと連日「晴れ」でした。

15日と16日午前中で屋久島一周観光。2日とも晴天だったのは「もう1度おいで」との暗示でしょうか。



屋久島空港 プロペラ機だ                            紀元杉
  



宮之浦岳登山口トイレ                               淀川登山口                                     淀川小屋
  



淀川を渡って ここから急登
 



屋久杉が残る登山道                                                                                     登山口から山頂まで8K
  



途中の湿地帯も霞がかかっていて                                  ときどき見える
 



花の名前 忘れた                                       森林を抜けてここからの2.6Ktは暴風とたたきつける雨
  



投石岩屋で一休み                                                                                     山頂手前にくりお岳
  



                                                  やっと来た山頂1936m                       爺さん達も何とか来れた
  



安房港
 



                                                          あれが枕状溶岩
 



ガジュマル園                                     この木が一番
 



南シナ海                                         遮光レンズを透せば    
 



夜来れば海へ帰るカメが見れる
 



ウミガメ産卵の永田いなか浜                                    この永田岳の奥に宮之浦岳がある
  



屋久鹿                                           餌はやらないように
 




大川の滝  88m                                     千尋の滝
          




平内の海中温泉                                           昼は石が焼けていて暑くて                朝は満潮で海中に
   




海中温泉の入り口の民宿で   あまりに美味くて 食って飲んで倒れた       カメの手(貝)                             この蟹美味かったが名前忘れた

  




屋久杉自然館                                        縄文杉(推定樹齢2000~7200年)の折れた枝も展示されている