ベトナム & カンボジアの旅

ホーチミン

 ホーチミンではベトナム戦争時 難攻不落の地下トンネルのあった三角地帯 クチを見学 トンネルは2階3階とあり炊事場や救護室 会議室など狭い空間に造られていた。 武器も落とし穴での毒の串刺しが中心で 爆発物は不発弾を利用して作っていた。
 枯葉剤の影響で障害者も多く 漆器工場で働いていた。 途中大規模なゴム園やタロ芋畑もあり 水田は三毛作から四毛作もあり稲刈りと田植えが同じ時期に行われている。
 昼飯は鯉と同じ外見で鰓を大きくし小骨の少ない魚 エレファントフィッシュをライスペーパーで包んだ料理をメインにビールをいただいた。
 ベトナムでは犬も猫も食べるが 犬の肉は甘くて美味いようである。
 クチからメコン川のあるミトーまであまり整備されていない国道を80キロのスピードを出しながら行ったが 事故が起きそうでもあるし揺られるし大変。
 メコン川は上流チベットからラオス カンボジアを経てベトナムの河口まで4970キロ ミトーは河口から50キロの地点だが川幅3キロ 川の中に島が四つあり漁業 果樹園 観光が行われている。
 ホーチミン市内には バイクが溢れている。 人気のあるバイクはホンダで偽物ホンダは14000円で買えるが故障が早いようだ。
 市場も町も品物が溢れ活気がある。 


ベトナム戦争のときの主食 タロ芋         戦争博物館ぼろ布のようになった死体を拾う米兵  
  


 べトコンの通路                     エレファントフィッシュ
 



統一会堂 内部                     トイソン島ジャングルクルーズ              ミトーのメコン川 川幅3キロ      
     


ホー爺さんと人民委員会庁舎              夜は道に溢れるバイク Pm8:30        市民劇場

  



カンボジア

シェムリアップ

 ホーチミンから飛行機で1時間 お寺の建物をイメージするエアポートで 客は少ない。
 空港から町までマンゴー園等平坦な農地と森が続く。 観光が最大の産業で支払いもおつりもドルが通用する。
 シェムリアップはかってインドシナからマレー半島まで支配したクメール王朝の中心でありアンコール遺跡は870年代から12世紀まではレンガ系の遺跡が中心、9世紀から12世紀までは砂岩系の遺跡が中心となっている。 アンコール王朝は15世紀にシャム(タイ)によって滅ぼされた。 シェムリアップはシャム(タイ)アップ(追い出す)のなまりでもあるとのこと。
 カンボジアの遺跡と言えばアンコールワットとなるが 同様な遺跡は広く点在しており今回は代表的な遺跡を見た。
      一日目
           アンコールトム南大門で像に乗り 
           バイヨン   パプーオン  ビミアナカス    ライ王のテラス  像のテラス
           タ・プロム
           プノバゲンでのサンセット
           
      二日目
           アンコールワットでのサンライズ
           タケウ  スラスラン   ネアックホアン   プリヤカン

 インドでヒンドゥ教の神々ブラフマー神(天地創造の神) ヴィシュヌ神(太陽神・維持の神) シヴァ神(破壊と創造の神)を見たがクメールの神もインドから到来し体系付けられた神々であった。



アンコールトム     バイヨン             バイヨンの第一回廊レリーフ     中段王と兵
 


王宮  ピミアナカス                   ライ王のテラス                    タ・プローム
  


アンコールワット                                         修理中で上れない
 

バンテアイ・スレイの東洋のモナリザ
                                 プリア・カン
        






バリ島   2009   4


今回は小池氏に旅行記執筆を依頼した。

バリ島旅行記

1日目

今回のバリ島は3泊4日(バリ島2泊、飛行機1泊)。T・Y氏とは前回の台湾以来久しぶりの旅。成田空港第2旅客ターミナルのツアーカウンター前に午後2時頃集合。集合といっても2人旅なので、まあ、先に到着した方が何となく待っているということになる。

 集合の時間より少し早く着いたので、円をインドネシアの通貨ルピア(Rp.)と入国時の観光ビザ代(US$10)に両替。このRp.日本円の1円がRp.100位で、4千円を両替すると、約Rp.400,000と言うことで何だか大金持ちになったような気分だ。集合の時間が過ぎてもT・Y氏が到着せず「役職柄忙しいし、もし都合で来れなかったら、まあ、一人で行って来るか。」などと思ったりしましたね。

しばらくするとT・Y氏が到着。チェックイン、セキュリティチェック、出国審査へと続くが今回期限切れで更新したICパスポートのおかげで実にスムーズに出国手続きが済んだ。

日本航空129便は成田を出発し約7時間、インドネシア・バリ島のグラライ国際空港到着。時差がマイナス1時間なのでバリの時間で22時30分くらい。ビザ取得から始まった入国手続きは結構時間がかかり、出口まで1時間20分くらい。外はさすがに南国、ねっとりとした暑さが押し包んできた。現地係員のオカダルマ氏の案内で他の旅行客と一緒にバスに乗り込み各ホテルへ。同乗の客は高級リゾートホテルに宿泊で次々に降り、最後は2名のみ。バスは暗く細い路地のような道を走るが回りは明かりがなくどうも寂しいところのようだ。やっとホテルに着いたときはすでに翌日の1時少し前くらい。

2日目

オプショナルツアーを申し込んでおいたので、ホテル発8:00出発。ということで、何とか起きて朝食に。バイキング方式でパン、サラダ、インドネシア風焼きそば(ミーゴレン)、フルーツ、各種ジュース、コーヒーのメニュー。「ホテルは安宿だが、周辺は到着時のイメージと異なり繁華街でなかなかのものだ。」などど考えているうちにツアーのマイクロバスが到着。同乗者は家族連れで、朝から暑いがバスは冷房がきいていてありがたい。

このツアーはウブド方面の観光で、まず始めにアジアン雑貨店。ここは民芸品の展示販売店という所で、売り子には耳をかさず見学のみ。→ バリの銀細工の店。表では女性の細工師が繊細なデザインが施された銀細工を作り、中でそれらを販売している工房。銀細工もすばらしいが、周りの田園風景も良い。→ ウブド郊外のバリ古代遺跡「ゴア・ガジャ」。11世紀頃の古代遺跡で沐浴場がほぼ完全な形で残っていて、入口に巨大な顔のレリーフが彫られた洞窟の中には、ヒンドウーの3大神が祀られている。この「ゴア・ガジャ」の入口までは土産物屋が軒を連ねていて仲店の風情。駐車場では物売りが品物を持参して寄ってくるなどにぎやかだ。→ 棚田の景色がすばらしいテガラランのライステラスまでの道中では、石彫り、木彫り、その他工芸品の店が道の両側に延々と軒を連ねて、こんなに店があってよくやっていけるなと思うのだ。ライステラスは日本の棚田とあまり変わりないが、熱帯の木々が茂り緑が濃い。→ 絵画収集家のネカ氏が所蔵していた絵画を展示しているネカ美術館、ウブド王宮の見学。→ やっと昼食、コリ・ウブドホテルで田園風景を眺めながらインドネシア料理をいだだくのだ。このオプショナルツアーは日本円で1000円、観光して、昼食付きで安いですね。飲み物は自己負担。さっそくインドネシアのビンタンビール(Rp.2500)をたのみ乾杯。「いやーウマイ」。→ まだまだツアーは続く。午後の部はウブドの南端、およそ200匹の猿が生息しているモンキー・フォレスト。→ ツアー定番の免税店。ここでは買う物はないが時間は1時間ある。どうしようかと迷っていたら、2階にマッサージの店があるではないか。さっそく45分コースをお願いし、足裏他のマッサージでほっと一息。→ 今日の夜のメイン、ケチャック・ダンスとファイアー・ダンス鑑賞。内容はこの旅行記が長くなって終わりそうもないので省略するが、インド洋に沈む夕日を背景に始まった。(数十人の男声だけで、独特のリズムを刻み、ヒンズー教の創世神話を踊り手が演じる。)迫力がる。男声の重なりが異様な雰囲気を醸し出すのだ。→ 最後に免税店で降ろされツアーの終了。どうやってホテルに帰るのだ、ということでタクシーをたのむ。タクシーの運転手に次の日の観光案内を1日、日本円で2,500円で交渉。OK。やっとホテルへ。疲れた、疲れたと言ってすぐに寝るわけにもいかず、ホテル周辺の繁華街をうろうろし、レストランへ。インド料理のナシゴレンとビンタンビール、バリのビール・バリハイで、夕食兼本日の反省会。

3日目

今日はもう帰る日、とは言ってもホテルに迎のバスが来るのは22時頃。それまで何をしようか、ホテルのチェックアウトは12時なので午前中は市内をブラブラし、午後は昨日のタクシーで適当に観光、夜は海鮮料理だ。そうだ、そうだということになった。9時頃ホテルを出て海岸に。朝から30度くらいはあるのか暑い。1時間くらい歩きせっかくだから、インド洋に入らねば、でも海水パンツはないが、まあ、普通のパンツでも分からないのではないかとし、さっそく海へ。海岸線はゴミもなく綺麗でそんなに人もいなくスッキリ。

午後は、タクシーが約束通り迎えに来て、とりあえず、運転手のおすすめの所をお願いすることにしたが、どうも言葉がうまく通じずとりあえず、バリ・ヒンドウー教寺院のバトウアン寺院を見学。彫刻が見事。→ 今ここはテンパサールのバリ博物館。暑いので冷房のきく博物館で休憩。ここも物売りがなかなかすごい。→ 寺院は飽きたし、せっかくバリ島に来たのだから南国の果物を食べねばということになり、地元のスーパーへ。果物を数種類買いタクシーの中で食べましたね。うまかった。→ 成田で4千円分を両替してきたが、出国税Rp.150,000がもう無くなり、急きょ両替所へ → 最後は運転手おすすめの海岸沿いの海鮮レストラン。ここではバリダンスが鑑賞できるということだが、天然ロブスター1Kg約US$50〜60とのこと。立派でうまそうだが、今までの食生活を考えると高すぎるという結論に達し撤退。まだ18時頃、ホテル周辺のマッサージ店でマッサージをすることに。Rp.40,000(日本円で400円位。)安いことは安いが、アロマオイル風の得体の知れないオイルを塗られ、爪きり等をしたということで追加料金を請求するなど、なかなが商魂ましいのだ。→ まだまだ時間があるので夕食前の一杯。昨日のレストランで乾杯をしホテルのレストランに移動し夕食をとることに。アルコールはもうダメで、手作りのガバジュースに魚の揚げ物。T・Y氏はガバジュースにピザを注文。このピザが日本円で310円くらい、本格的で結構な量だ。

空港までの迎えのバスが来るまで、熱帯のねっとりとした風が吹き抜けるテラスでのゆったりとした時間が過ぎて行くのでした。



 棚田が観光地 我が家の近くにはいくらでもあるがねー                米はしっかり作ってるねー
            



 ケチャック・ダンス                                     バリは美しい海だねー
          


バトウアン寺院
          



アボガドジュースはチョコレート入ると美味い
               
 


ゴア・ガジャ                                             海もいいねー
           



                                                    ネカ美術館
           



流木に人魚の彫刻