岩手山  2038m

                    2007 . 8 . 11

 今回は北垣氏に寄稿をお願いした。

  8月10日15時出発の予定が、いろいろあって18時出発に。
  交代で高速道路を飛ばして岩手山に。
  お盆の帰省ラッシュが怖かったが、渋滞前に東北道に入り、夜中の1時すぎには岩手山麓に到着して野宿する。
  11日は晴時々曇りの天気、滝沢村馬返登山口から黙々と新道を登る。
  この日はまだ涼しい方だったが(翌日は実に暑かった。。。)、なまった身体にはきつい登山だった。
  下には自衛隊基地があり、迫力ある機関銃の音聞きながら、えっちらおっちらと登る。
  やっとたどり着いた8合目には立派な小屋があり、一休み。
  そして最後には砂礫を登り、観音様が並ぶ火山のふちをぐるっと回って頂上に。
  上の方は風とガスが出ていて、ふもとの景色は見えませんでした。
  一休みした後、そのまま同じルートを下山して麓に。


追記 T・YAZAWA
 岩手山は連山の様な山並みだとイメージしていたが 写真のように火山の個峰だ 登山口の標高500mから登るので 結構大変な山だ。
 登り5時間下り3時間 暑さと運動不足の体力でひーひー言いながら登って行った。
 山頂近くは可憐な花 コマクサの群生地だ 可憐というイメージを久しく忘れていたが 豆腐屋さんへ お嫁に行った彼女 手を握ることもできなかった。
 8合目から山頂までは 軽石のガレ場を登っていく  下りは要注意だ 私は下るときこけて4m位落ちたかな 親指の先に石が刺さって爪にひびが入り血がどばっと出て 痛かったー 消毒しバンソコまいてテーピングして下って来たが 高名の木登りいわくと同じだ。
 泊まりは村の施設の駐車場をお借りしてテント張ったが 良く寝れた。 ありがとう。
  

登山口から岩手山を望む

 


これはブルーべりじゃないぞ
  


避難小屋                                   ここまで来ると山頂が見える。
 


火口の向こうに山頂だ
 


                                   コマクサ
 


山頂から                                   山頂
 


裏側から見た山頂
 


下界は自衛隊演習場や牧場
 





早池峰山   1917m

                    2007 . 8 . 12

 今回は浴本氏に寄稿をお願いした。

早池峰登山(8月12日)


 中高年4人組前日岩手山へ登り、馬返し近くの「山の湯」(550円)で汗を流した後、早池峰登山口の河原の坊へ移動する。途中、盛岡の巨大なジャスコへ寄り夕食の焼肉、ビールなどを調達する。
 河原の坊駐車場へ薄暗くなって到着し早速焼肉パーティを始めた。すぐに羽アリの大群が押しかけ、ところ構わず突っ込んでくる。焼肉のタレの黒ゴマはほとんど羽アリだ、そのうち3cmもある羽アリの親玉や蛾も加わって大変賑やかな夕食となった。
 翌朝6時前に出発、河原の坊コースを登る。沢の音を聞きながら気持ちよく登っていく。沢がきれた処から急登になる、何か奥穂のザイテングラートの趣だ。頂上近くで釜石のハイカーに会いハヤチネウスユキソウを教えていただいた。奥ゆかしさの中に自己主張を感じさせる花だった。親切なハイカーさんは別々のルートでこの山に一日3回登ったことがあるとのこと、今日はゆっくり登ったので2時間もかかったと言われた。私たちも8時過ぎには広い岩だらけの頂上に立ち、雲海ならぬスモッグの上に浮かぶ岩手山を眺めることができた。
 下りは小田越コースを選択し、小田越の小屋のソフトクリームと冷えたビールを期待しながら岩だらけの道を下っていった。ようやく着いたので小屋へ行ってみるとベテランのパトロールの人が2名いるだけ、純粋で商売気がない。(ビールは別として絵葉書くらいは欲しいな)
 小田越から河原の坊まで早池峰を右手に眺めながら舗装道路を歩く、いつもながら、あんなところまでバカみたいによく行ったものだと感心してしまう。
 河原の坊に着きテントをたたみ、お盆の帰省ラッシュの渋滞を反対車線に見ながら、600キロ先の長野へ向け車を走らせた。(H.E)


追記 T・YAZAWA
 河原の坊駐車場へテント張って泊まったが 二日目でいささかくたびれた。
 直登ルートは2時間半のルートとのことだが 私は3時間掛かった 下りルートはなだらかルートだがこちらは距離がありやはり3時間掛かった。
 大変な暑さ 帰り道小田越から河原の坊まで イタドリの葉を傘代わりにして帰ってきた。
 東北の山は標高の低いわりには山の顔が良い 雪の深いせいだろう。

早池峰山                                               登りは直登ルート

 


                                        正面 薬師岳
 


打石                          千丈ヶ石                      山頂  今回のメンバー全員揃った        
  


山頂避難小屋                          この石何かに似てないかな
 


山頂の平                                        小田越登山口
 


斑尾山    1382m
                      2007  8月

 久し振りだが 今日は雨が降りそう  干ばつの影響が出てきており 加工トマト等収穫が半減しているようだ。
 信濃町方面 山頂がなんとか雲の間から見えそうだ 北信五岳道路を通って野尻湖からタングラムリゾート方面へ 途中登山口の表示も無くどこから登ったらよいか分からない。
 タングラム トンネル手前の直売所で なすとかぼちゃを買った。 夏休みでリゾートへ来ている皆さんで繁盛している。
 タングラムのゴルフ場を通り過ぎて 万坂峠に登山口あり ここから2.9k スキー場の上の尾根伝いに登っていく スキー場のリフトで登れば分けないが 歩いていけば 山頂まで2時間半だ 帰りは雨がほ゜つほ゜つきたが ビニール傘をステッキにしていたので 傘をさしてワラビをとりながら帰ってきた このワラビを重曹で浸けておいたが 先日見たら腐っていた 腐敗臭はすごい。
 トレーニングに良い山登りだ。
 
万坂峠                               タングラムスキー場と斑尾山
 


尾根からゴルフ場を望む 
 


                                   山の北と東がスキー場 左下タングラムスキー場の尾根を登って行った
 


                                       ここまでリフトで来れば山頂までわずか
 


山頂                               
 








飯豊山    2152m
                                    2007  8 .25


 今回は小池氏に寄稿をお願いした。

 8月23日、20時長野出発。T.Y氏の車は、買い換えたばかりで快調。
 新潟から磐越道に入り西会津ICで降り、福島県喜多方山都町一ノ木川入の御沢キャンプ場まで約5時間、24日、1時頃着。
 テントを張り、山小屋泊まりの予定のためゆっくり出発しよと決め、一眠りすることに。2時半か3時頃かな、テントの横で何やら獣が蠢くような音がしだし、気になりだすと眠れずに「外に出て追い払おうかな、もし熊なんかだったらチョットまずいかな。」なんて考えているうちに4時に、今度は登山者の準備する音や 車のドアの 開け閉めの音で、眠るタイミングを失いました。
 仕方ないので、5時30分頃にはテントをたたみ、車中で仮眠しているT.Y氏を起こして、出発!出発!というところが、あまりに、気持ちよさそうに寝ているので、起こすに起こせず、ラジオ体操をしたりして時間をつぶし、場合によってはテント泊も考えてテントを持参することにして、7時頃キャンプ場を出発。
林道を500m位で、いよいよ登山道、下、中、上十五里と標識のある長坂尾根の急坂をやっとの思いで登り、横峰から水場の辺では寝不足、運動不足もあって「もう、ため、だめ、だめ!!」状態でしたね。
 水場で冷たい水を飲んでいくらか調子がもどったのもつかのま、右足の太股がつってきて、これはもうリタイアかなというところで、同行のT.Y氏持参のインドメタシン配合のバンデミンを借り、急場を凌ぐことに。その効果は絶大で、「ありがたやバンデミン」、「ありがたやT.Y氏」と心の中で合掌しましたね。
ところで、目的の、飯豊本山は姿形も見えず、まだ、行程の3分の1位いか、目の前には三国岳山頂への急坂。とりあえずそこまでは何とか行こうと歩き始め、三国岳山頂(1、644m)の避難小屋着12時頃。ここまで約5時間。
 よく登ってきましたね。北側の山の奧 奥の合間にやっと目的地の飯豊本山が見えたときは、まだあんなにむこうかとガックリ。ここから飯豊本山まで切合避難小屋を経て4時間位とのこと。飯豊山恐るべし。
 ここまでザックに入れて運んできたテントを三国岳避難小屋に預け、少し軽くなって12時30分頃出発。種蒔山(1,791m)を越えて切合避難小屋までは登ったり下ったりのアップダウン続きで右足がまたつってきそう。何とか切合避難小屋14時頃着。広場で痛い足をさすっていると、親切な登山者(女性)に、湿布薬と漢方薬をいただいて、「ありがたや、ありがたや」 信仰の山、飯豊山が身近になってきましたね。
 さて、この切合避難小屋までは、30分歩いて休憩のペースだったのが、ここから小屋裏側の急斜面を登り草鞋塚、姥権現、御秘所の岩場と信仰の山にふさわしい名前の場所を経て最後の飯豊山神社までの急坂は、休憩もなく良いペースでいっきに登り切り、山頂は飯豊山神社からさらに15分。山頂(2,105m)着、16時15分頃。
 頂上にはだれもおらず、日中の暑さとは対照的な少し冷たく、さわやかな風が吹き渡っていましたね。
 今日は快晴、山頂での絶景を 堪能しながら、今日はここまで9時間15分、明日の我が家への到着時刻も考えて飯豊山避難小屋に泊まるか、切合避難小山まで下山するかで思案し、途中で暗くなったら、天気も良いし、ツエルト・食料・水もあるし、笹藪のなかでの野宿もいいかなということで、切合小屋まで下ることに。
 1時間半ほどで切合避難小屋着18時15分頃。宿泊(素泊・2,500円)をお願いし、19時、小屋の2階でシェラフにくるまったとたん、あっという間に眠りに。
8月25日、朝・快晴、5時30分頃切合避難小屋出発、23日に買ったおにぎりの朝食を途中で食べ、三国岳避難小屋着7時頃。預けておいたテントを回収し、山の間に見える飯豊本山に別れをつげ、あとは、よくこんな急坂を登ってきたなと感心しながら、帰りには「温泉に入って、みそラーメンが食いたいな。」などと考えつつ、3時間半延々と下りに下りましたね。
 足が「もう、いやだ、いやだ!」と悲鳴をあげ始めた頃、飯豊山表参道川入 入り口の案内板と林道の向こうに大白布沢が見えてきたときは、「温泉」も「みそラーメン」も頭から抜け落ち、冷たい沢の水に浸らねばモードに切り替わり、大急ぎでパンツ1枚になり沢に。汗も疲れも吹っ飛び、「いやー、極楽! 極楽!!」




登山口御沢キャンプ場 まだ元気          横峰 下十五里中十五里下十五里の表示あり             三国山
  


登山道は雨で侵食されてこんな狭い所が各所に      福島の登山者と
 


剣ヶ峰                             三国山までは岩場の痩せ尾根を登る        三国小屋
  


正面に大日岳                                  彼方に飯豊山
 


彼方山頂に山頂小屋 中下に桐明小屋



気持ちが吸い込まれるねー



下から撮ればなだらかに見えるだけだよ               よっこらしょよっこらしょだよ
 


山頂小屋   山頂はここから15分先                山頂   登山口から9時間15分やっと来た 
  


今日はまだ歩く1時間半先のあそこの桐明小屋まで            桐明小屋から明日帰る 下りはここから4時間f半