HOT HP開設日  1998年10月19日 最終更新日  2000年01月19日 HOT


制作者へのメールはこちらこちらはPC改造のリンク


   Windows98のリリースを機に、非力なFMV-590C3を安価にSuper Socket7 PCとして蘇らせましたので、改造術をご紹介いたします。同様な改造でSocket370 PCに仕上げることも可能です。オリジナルのマザーボードを一般市販のBabyAT M/Bと交換しましたので、改造は金属加工を中心として、電気的な改造・制作と再塗装を行っています。改造に際しては、私のような地方の改造マニア?でも調達可能な部品と一般的な工具の使用に留意しました。
  本HPのコンテンツは画像が多いので、全ページともに大変重くなっています。ダイジェスト版を手早く閲覧するには、GUMP氏のHPの「初心者じじいの超弩級改造コーナー」を参照してください。
警告本ホームページの記載内容は、電気的動作および機械的勘合を保証するものではありません。改造によって発生したいかなる損害・被害・ケガ等に対して当方は一切の責任を負いません。これらの適用範囲は記載内容の誤記によるものも含まれますので、あくまでも個人の責任において本情報を活用するものとします。 
注意:本ホームページ記載事項の著作権等を含む知的所有権は、本ホームページを作成した当方に帰属します。従って個人の趣味趣向以外の営利を目的とした本内容の無断転記や再配布を禁じます。 
フロントから見ると、しっかり羊の皮を被りオリジナル品とまったく変わりませ〜ん。
すでに発売されてから3年以上経過していますが、ブラウン管さえ異常なければ、まだまだ使えるFMV-590C3です。 
このFMV-590C3は私が個人購入した最初のPCで、メモリの増設を始めとしてCPUの交換、HDの交換・増設、ビデオカードの追加などを試みましたが、他の保有PCとの性能差が著しく、飛躍的な性能改善にはマザーボードの交換が一番効果的と思い、改造に踏み切りました。外観的には、モニター 一体型はエントリーモデルの象徴とも言えるスタイリングですが、実はこのスタイルが今回の大改造を可能にしています。ただしオリジナルのデザインを大切にして、フロント部分には手を加えていません。 
バックパネルを見れば、あ〜ら不思議。オリジナルの面影もなく、何やらすごそうな感じ!
メーカー製ディスクトップPCのマザーボード交換に際してはレスキューシリーズのような、専用マザーボードを使用するのが一般的です。 しかし改造当時はFMV-590C3用が販売されておらず、その後販売されましたが高額です。これに対して一般市販のマザーボードは安価ですが、問題となるのはライザーカードが実装できないことです。 
ところがFMV-590C3はバックパネルの高さが十分あり、ライザーカードなしで直接マザーボードに拡張カードを実装できてしまいます。オリジナルは拡張カードの最大実装数が4枚まですが、本改造は一般マザーボードの最大数である7枚まで実装可能です。もちろんマザーボードのAGP、USBも使用できます。 
中身を見れば...居ました! Super Socket7 BabyATマザーボードにK6-V 450MHzがしっかりと。
本写真ではわかりにくいのですが、CD-ROMの下にはHDが実装されており、オリジナルのHD拡張ベイもキープされています。なおFDDとCD-ROMドライブは最初からついていたものを使用しています。 もし同類の改造をお考えの方は、BabyATマザーボードのみを先行購入することをお勧めいたします。理由はご存知のようにマザーボードはATXにシフト中であり、まもなくBabyATは市場から消えそうだからです。それともう一つ、本改造に要する時間は概ね150〜250時間です。ですからマザーボード以外で値下がりが期待できる部品は、改造の進捗を見計らって購入した方が得策です。 
それでもってパフォーマンスは?
当然と言えは当然の結果。 
Super Socket7の本領発揮。
オリジナルの8倍速!
これでWindows98も楽々RunRun

HDBENCH V2.61測定時の構成 
Date               1999/10/11 
Processor       AMD K6-V 450MHz 
Resolution       1024x768 65536色(16Bit) 
Video             Voodoo3 2000 16MB AGP 
Memory          128Mbyte PC100 CL=2 
Hard Disk        IBM DJNA-371530 7200rpm 
Mother Board  EPoX EP-58MVP3C-M 
                    Rev0.3  BIOS 99/07/08版
OS                Windows 98 SE
Drivers           DirectX6.1  AGP V2.9

して、気になる改造費は?
改造用に必要な基本パーツの99年10月中旬価格は、マザーボード:\9,000〜、ビデオカード: \7,800〜、CPU: \5,300〜、PC100 64MB DIMM : \15,000〜、その他部品で¥3,000程度ですから、改造に必要な最低費用は\40,000〜です。
 
改造当時に使用したV330は入手難ですが、TNT、Banshee、Voodoo3搭載のビデオカードが\10,000以下で購入できます。(ただしサイズを選びます)
 
HDは最初は過去増設したものを使用しましたが、 肥大化するS/Wと、大容量・高性能HDの低価格化が著しいため何度も交換しています。

その他オーディオカードやEtherカードなどはお好みで。 


最終更新日 目次 概要
1999/01/17 使用した工具の紹介です。金ノコや金ヤスリなどは、様々な大きさや形状が市販されていますので、本改造に適したものをご紹介しています。また、金属加工における全般的な注意事項や使用方法も併記しています。
1999/10/11 FMV-590C3にどのBabyATマザーボードが実装可能か机上検証してみました。SIMMの流用を優先するか、性能を優先するかいろいろです。前編ではフォームファクターの検討とSuper Socket7 BabyATマザーボードのご紹介。
1999/10/11
後編では、FMV-590C3に適合しそうな、Socket370のBabyATマザーボードを紹介しています。オリジナルの部品流用の可否。特に実装可能な拡張カードはサイズに制約がありますので、判定基準を記述。
1999/08/17 当然ですがメーカー取説に記載されている範囲外の分解が必要になりますので、一応の手順を説明しています。再組み立ての際に、ネジはもとあったの穴へ締められるよう注意が必要です。
1999/10/11 シャシー底面からの高さ、バックパネルからの距離、左右の位置、それぞれについて寸法規格と実測を交えてマザーボードの固定位置を決めます。固定位置は拡張カードブラケットの製作方法と並行して考えます。
2000/01/19
オリジナルの電源はリモートパワー付きのAT電源です。幸いなことにキーボードパワーオン機能も利用可能です。前編ではAC電源スイッチの取り付けまでを説明しています。
1998/12/28
後編ではDCケープの延長とファン周りの改造を説明しています。電源の改造は大変なリスクが伴いますので、十分注意してください。
1999/01/04
金属加工における最大の工作物で、現物合わせと計算寸法との整合をとります。前編では補強バーの固定、バックパネルの拡張加工、市販シャシーからの切り出しと角穴加工、アングルの接続までを説明しています。
1999/01/01
後編では拡張カードパネルの固定用ネジ穴のネジきり、ブランクパネルの固定の工夫、バックパネルへのブラケット取り付け、ブラケットの下部固定方法を説明しています。
1999/03/20
/Oコネクターの金属パネルはマザーボードの付属品やオリジナルのパネル流用しているほか、アルミ板から新規製作しています。前編ではプリンター、シリアル、キーボード、マウスのパネルとケーブルの加工です。
1999/09/01
後半はUSBケーブル、スピーカー入力パネル、電源制御ケーブル、LED基板とケーブル、アンプ用電源ケーブル、FDケーブルなどの改造と製作です。
1998/11/17 マザーボード単体での取り外しが可能なように、キーボードやパワーコントロール用の中継ケーブルを半田づけします。その他としてHDとの干渉回避のための加工を記載しています。
2000/01/10 HDとマザーボードの干渉回避など、筐体内部の改造方法について記載しています。またシャシーの出し入れが容易にできるよう、本体キャビネット底面を一部削ります。 ビデオケーブルの交換方法も記載。
1999/07/25 バックパネルは金属加工でついたキズ隠しと錆防止のために塗装します。同時に3年間の垢も隠れて新品同様の趣になります。塗装後はコネクター名称ラベルや不要な穴隠し用ラベルを貼ります。
1999/01/17 立体パズルのごとく組み立てには順番があります。各I/Oパネルの取付けを始めとして、最後のバックパネルのネジ締めまでの手順を記載しています。基本的には下にあるものから固定していきます。
1999/07/25 その他に考えられる改造を記載してあります。実施した項目は本編で詳しく追加記載予定です。
1999/11/04
FMV-590C3にSocket370 Baby ATを実装することも可能です。すでにSocket7のマザーボードの改造をしてあるものとして、Socket370マザーボードへの交換例をポイント解説。
1999/03/28
FMV-590C3の改造からだいぶ日が経過しました。この間、少なからずドライバー類も含め、ささやかなバージョンアップしたり、色々なテストをしましたので結果を記載しています。EP-58MVP3C-Mの和訳マニュアルも記載。
1999/07/25
FMV-590C3の専用改造ではない、自作PCにも応用可能な各種改造を記載。ケチケチ改造、怪しげな改造あり。もちろん金属加工や半田付けを主体とした改造です。