THE  POWER  OF  PEOPLE

 

社会主義考192

2014年の巻頭言で僕は何を語ってきたか人民の力代表 常岡雅雄


限りない荒野と海原であればこそ—気は高まり血が騒ぐ


たった一粒だからこそ—僕は行く


 僕の担当する巻頭言もこれが今年のラストとなりました。第一次帝国主義戦争の勃発から丁度100年たった2014年—僕は巻頭言で何を語ってきたのでしょうか。毎月の僕の巻頭言の見出しにかぎって列挙致します。読みにくく意味は分かりにくいと思いますが、2014年に僕が考えたことや固めた覚悟を分かって頂けたらと思います。


1968年創刊から46年

1000号の峠に登りついた人力誌

更に、次の峠をめざして登りつづける


2014年の新年号

▼人力社会主義45年史—人間主義と理性と革命の心

▼地球社会主義の道をひらく—21世紀帝国主義に抗して

▼革命を志すのがたった一人でもいいではないか


〈大見出し〉「新しい社会主義」の

前人未到の荒野に踏み入る


▼旧い社会主義は終わった—新しい社会主義の時代が始まった▼破壊と欄塾と窒息をきわめる資本主義—社会主義にしか人類の前途はない▼理性的で人間的で革命的な社会主義こそ新しい世界をきりひらく▼地球社会主義こそ帝国主義と資本主義を葬る

▼1000号の峠から次の峠に向かう▼次の1000号に向かって登りはじめる


2月1日号

▼「地球社会主義の探求」を自覚する新しい社会主義者は近代五〇〇年の二重構造を許さない

▼新しい21世紀帝国主義に同化しない


〈大見出し〉地球規模の「弱者連帯の帯」を織り

地球変革の「無限の荒野」を行く


▼地球社会主義こそ新しい社会主義の生命である

▼侵略され支配される弱者の連帯の絆を結う


3月1日号

▼新しい社会主義=地球社会主義の難路に向かう


〈大見出し〉自分自身と

自分と隣人との場から行う


4月1日号

▼変質する旧い社会主義を超え資本主義に惑わされない

▼新しい帝国主義に騙されない▼人類史上に初めての地球社会主義の道を進む▼地球社会主義とは自分自身の問題なのだ


〈大見出し〉まず自分自身から


5月1日号

▼21世紀の新しい帝国主義世界に呑み込まれない

▼旧日本海—東海の海域に100年の星霜と波濤を超えて


〈大見出し〉生命(いのち)の海を創りあげる


▼地球規模の普遍性と深度をそなえた真正社会主義=地球社会主義へと進む▼生命の海創りは地球社会主義の魁だ

▼地球社会主義の道は生命の海創りから始まる

6月1日号

▼21世紀地球社会主義探求の熱い思いを胸に秘めて

▼東に西に奔走し続けているあなたと君に訴える


〈大見出し〉いざ生命(いのち)の海をきりひらく

 大海原にむかうのだ


7月1日号

▼地球社会主義者として生きる

▼新しい社会主義=地球社会主義の志を燃やす


〈大見出し〉生命(いのち)の海を創り出す


▼地球社会主義は自分からしか始められない

▼高遠な眺望と悠々の気をもって自分のなすべきことを真面目におこなう


夏合併号(8月1日号+15日号)

▼地球全体を見る広々とした視野と人類全体を思う深い心をもつ

▼自分の生きる場で自分らしく生きる

▼そして近くの人々と親しく生きるのだ


〈大見出し〉生命(いのち)の海と生命(いのち)の緑を創る


9月1日号

▼変わるべき時に変われるか

▼見るべきものを見よう▼知るべきものを知ろう


〈大見出し〉たとえ一粒であろうとも

やさしく、激しく、うつくしく


▼黒人アメリカ人こそアメリカの救い

▼白人支配の暴虐と黒人アメリカ人たちの怒りと反撃


僕は—僕に素直でありたい


10月1日号

▼自立した個人の交響体創りに尽くす

▼最も迫られているのは代表としての常岡自身の新々飛躍


〈大見出し〉執筆を常岡が担当する

巻頭言の主語の言い方を変える


▼執筆を担当する常岡自身が自分の責任を曖昧にせず

▼常岡の人としての息吹きと血の脈打つ主語にする

▼始めるのは先ず「僕」からだ

▼人類世界を自立した個人の交響体として創っていく

▼僕はそのためにあるのだ


11月1日号

▼地球社会主義の波濤のなかに僕は行く

▼21世紀地球社会主義の波濤の中に理性とヒューマニズムの大人類精神を導きの星にして進む


〈大見出し〉自立した個が織りなす壮大な交響の美


▼各地の無限館は地球社会主義のセンターに相応しく国家も民族も部族も人種も宗教なども一切の違いを問わない人類の曼荼羅ひろばとして創っていく。