星の瞬き
シンが夜空を指さしながら、優しく教えてくれた星の名前。
全天に輝く一等星21個の名前。
きっと忘れない。
忘れたくない。
とても幸せな気分で、ヒロインは眠りに就こうとしていた。
なのに。
「……誰が眠っていいと言った?」
意地悪なシンが、ヒロインを眠らせてくれない。
「私、ちゃんと覚えましたよね?」
「ああ」
ヒロインはがんばって、シンの提示した制限時間内に覚えたのだ。
「だったら、お仕置きはナシですよね?」
「ああ」
にやり笑いのシンが頷いた。
肯定しているのに、とっても意地悪な感じが含まれている。
「では、シンさん、おやすみなさーい」
包まろうとした毛布が、シンに奪われてしまった。
「…シンさん……」
恨めしい眼で、見上げる。
「だから、ご褒美があるんだよ」
「…いりません」
今は、なんだかとても眠い。
眠りたい。
「…いらない?」
ベッドが軋んだ。
シンの顔がヒロインに近づき、息が触れるほどの間近で視線が合う。
眼帯のない目が、キラリと光る。
「あっあの…。今夜はもう、とても眠いので…」
「俺はまだ眠くない」
衣服の隙間から忍び込んだシンの手のひらが、ヒロインの腹部を撫で、胸部へ進む。
「そんなに眠りたかったら、早く俺を満足させろよ」
重なった唇から、舌が侵入して、ヒロインを求める。
「…っ」
胸の突起を摘まみ取られ、ヒロインの身体がびくん、と反応した。
唇が離れて、シンがまたヒロインを覗き込む。
「シンさんの意地悪っ…」
見返すヒロインの反応は、抗議しているつもりなのだろう。
可愛くて、愛しくて、誘っているようにしか見えないが。
あまりに可愛くて、もっと苛めて、めちゃくちゃに乱れさせてしまいたい。
「…愛してるよ」
滅多に聞かせてやらない言葉を囁けば、素直なヒロインの身体は、すぐに反応する。
「…なんだよ、俺の声だけで感じたのか?」
指を絡めて組み敷くと、ヒロインの肌の温度が上がっているのが判る。
「…どうした? 何が欲しい?」
首筋から胸へとついばむようなキスを散らすだけで、ヒロインがその気になっていくのが手に取るように判る。
「俺は、お前がもっと欲しい」
吸いつくようなキス。
胸の突起を転がして嬲り、衣服を乱して肌を弄る。
「あっ…ぁ…シンさん……っ」
ボタンを外さずにヒロインの上衣をたくしあげ、中途半端な位置で抱えると、ヒロインは衣服で肩から指先まで後手に拘束されてしまう。
「ぁんんっ…」
シンは、ヒロインの口を塞いで、指先を秘壷へすすめる。
指先を動かせば、クチュ、クチュ、と音が鳴る。
「…ぃやっ……恥ずかし…んっ…やめ……」
「違うだろ?」
面白がるように、シンは執拗に音を立てる。
「ゃあっ……やだぁ、…シンさんっ」
「何度も教えているじゃないか。イイと言うんだ。この音は、お前が気持よくなってる証拠なんだからな」
「やあぁぁん……っんあっ…」
首を振って恥ずかしがるヒロインの胸を、空いた手で刺激しながら、シンは弄り続ける。
「…お前、乳首が立っているぞ。こんなに硬くして、そんなに気持ちいいのか?」
「やんんっ……ゃあっ……あっ、あっ…」
相変わらず、クチュ、クチュ、とヒロインの蜜をかき混ぜる音が続く。
両腕の自由が奪われているヒロインは、なす術もなく、シンの望む体位のまま、与えられる快楽を受け入れるしかない。
「手……やぁっ…やめ……んっ…」
「…なんだ、俺の手じゃ満足できないのか?」
シンが、胸の突起を甘噛みして、秘壷に入れる指を増やした。
「ちがっ…あっ、あっ、あっっっ……」
ヒロインが喉をのけぞらせて、小刻みに身体を震わせる。
「……本当に可愛いな、おまえは」
呼吸を乱して力の抜けたヒロインをシンは抱えあげて自分の上に座らせた。
やわらかく蕩けたヒロインの秘壷は、抵抗なくシンの分身を迎え入れる。
「あっ…はあっんっっ……」
後手に拘束されたままの状態のヒロインは、シンに胸を差し出すような体位で下から攻められる。
「あっ…あんっ…」
「…ほら、ちゃんと言わないと、もっと良くしてやらないぞ」
「あっ…シンさ……ィイです…。んあっ…ん」
シンが、言葉の褒美とばかりに、敏感な突起を強くつまむ。
「やぁんっ……イイ……。シンさん、イイのぉ……」
虐めるたびに、どんどん乱れていくヒロインがたまらない。
頬を染めて、自分の愛撫をイイと悦ぶ最高の姿。
シンは、自分が招いた結果に満足して、ヒロインを激しく責め立てる。
「あんっ、あんっ、あんっ、んっふぁっ、あんっ」
ひっきりなしに漏れるヒロインの悦声にも満足して、シンは欲情の全てをヒロインの中へ放った。
眠いと言っていたヒロインは、絶頂の余韻の中、シンの上でつながったまま、眠ってしまった。
きもち良さげな寝息に、シンが苦笑する。
「朝までつながっているつもりか? それも悪くないな」
自分の胸の上で眠るヒロインを抱いて、シンは目を閉じた。
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