・・・山のウサギと風の谷サクラの交換日記・・・

ウサギの家族が食べる野菜を自給するのだ

農業一年生の山のウサギとサクラ(農園さくら主宰)とのMLの交換を紹介します
 
2002、01、11 〜ウサギ〜 2002、02、08 〜サクラ〜
はじめまして。山のウサギと申します。
農業したくて、昨年10月に山村に入村しました。
りんごの里で、サクラさんの卵をみつけ、さくら園のことを知りました。
春になったら、ひよこを2,3羽かいはじめたいとおもっています。 残念ながら、村にはエサにこだわる方がいないので、教えてもらえません。
飼っている人も非常に少ないのですが、皆さんゲージ飼いです。
ぜひ、一度さくら園にお伺いしたいのですが。
  今日はどんな人が見えられるのかな・・・
今までも都会から来られて農業してみたい方は、ワイルドな方が多くて、一見、ウサギさんはきゃしゃな感じでした。
でもお話をお聞きすると、お子さんの育ち方や環境に疑問を感じて、この地を選ばれ越して来られたその行動力には力強さと確かな目をお持ちでいられると感じました。
ウサギさんの友人も含め、農業からの視点だけでなく生活者の視点で農業・生活・食・環境を考え実践する人の輪を広げ、なによりもこの地に定住できる環境を創りたいと思いました。ウサギさんが今もされているように、自分の考えを声に出し少しずつでも実践されることが、いつか大きく変わる力になるのでは・・・

少し遠方ですが分からない事は何時でもMLなり、こちらにお出かけの際はハウスに寄ってみてください、4〜5月は水田のレンゲと山桜が美しいですから。
2002、02、26 2002、02、26
土コウジのこと、ありがとうございました。
きのう、雪中で集めてあったさくらの葉と、その辺りの落ち葉を使って、
なんとか、米ぬか六袋は始末できました。 でも、できあがったのは、ほんの小さな山 。 まだまだ足りないな〜
  落ち葉と米ぬかでの堆肥作り、雨が直接かからないようにしていますか?雪が解けたなら、今作った発酵途中の堆肥を菌床にして、落ち葉などを集めもう一山堆肥を作れます、最初の堆肥中では菌が増殖していますから、2番堆肥には、1番堆肥の20%程を使い混ぜれば多くの堆肥が作れます。
こうして次々と連続してゆけば、無限に堆肥が作れる。それぞれの堆肥の山は発酵速度が違うので、混ぜないでください、堆肥を長期間(6ヶ月〜1年)置く場合は、年2〜3回は栄養として米ぬかを少し混ぜてあげると、菌が元気に多く生きていて、次回の堆肥作りの時に菌床として使え経済的。
2002、03、01
きのうは突然すみませんでした。 さっそく、パンをつくったら、イーストくささも無く 常温でよく発酵し、いつもよりおいしいパンが焼けました。    
2002、03、03 2002、03、03
畑は思案中です。 3月の雪を警戒してか、皆さんまだ、畑をおこさないうです。土は凍っていませんが。 育苗のハウスは、間口1mほどの小さいのでもいいのでしょうか。
花豆は、皆さんやっています。
ブルーベリーなどという新らしめの物は、 誰もやっていないでしょう。
平谷の人は、4月半ばのおまつりの時に、じゃがいもを植えるのが、 畑のはじめだそうです。 わたしの畑で役に立つなら、いくらでもお使いください。
たい肥が、40度になって、まわりに綿みたいなしろかびついています。 第2たい肥をつくっても大丈夫でしょうか。 いつごろ切り替えすのですか。切り返すって、上下を混ぜなおすことですよね?
クワ
や鋤やポットや買出しにいかなくては。
  連日のように野菜や花の種まき。
ハウスでは先週播いたインゲンが芽を出そうとしています。
以前お話した、畑の肉・・・豆をいろいろ作るですが、現在豆の種子が7種類ほど集まり。花豆は標高800m以上の所でないと夏の栽培が難しそう、ウサギさんの畑を少しお借り願えませんか?
それから検討中なのですが、果樹の苗木を購入する予定。甘柿・ブルーベリー・プルーン・酸味の強いリンゴ・など、ウサギさんの所でもブルーベリーなんかは、寒さに強いので栽培可能と思います、ウサギさんの村でも栽培されている方がいるのではないでしょうか。

ところで畑を借りることできたならの話しですが、作付け計画は考えられましたか、作る物にもよりますが、ウサギさんの村では植付けが遅くなりがちなので、種から育てる野菜は早めの苗作りを奨めます。ウサギさんの近くでハウスなど施設がお借りできれば良いのですが。

私からの提案ですが、種を全部早く播くのでなく、半分位を早播きして、残りは畑に直接播くか、ポットに普通の時期に播くと良いと思います。
こうすることによって、同じ種子でも成長速度や収穫量が変わってきます、今後の野菜作りの為にも良い体験になります。食糧を確保する上でも、初歩的で確実な危険分散の方法です。
2002、03、04 2002、03、04
交渉成立です。 5m、20mほどの、小さいところですが、五月ごろその先の30坪ほどある畑を おこすので、そしたらそこも使って良いそうです。とりあえず、メロンのハウスと、にわとりの遊び場をつくります。
農協に畑をおこすのを、依頼したら、肥料を撒いてからでなくていいのか、と聞かれました。近所の世話役さんも、
LP50と石灰と・・・とたくさん肥料をあげていました。 私は、はっぱの堆肥のみでいこうかな、と思っていますのに。
どう思いますか。化学肥料をいれます?
花豆は、もらってきました。
飯田では、花が咲くだけで、無駄だ、といわれましたが、
むりやりもらいましたよ。村は、八十八夜過ぎ、藤の花が咲く頃にまくそうです。
飯田なら、もっと遅くしたほうがいいと、いわれました。
  まずはスタートラインに立てましたね。

肥料のことですが、私のお勧めは有機質の肥料です。腐葉土だけで養分が足りる野菜は豆類です、メロンをはじめ多くの野菜は養分とミネラルを少し必要とします。
私が使うのは、優先準に、
@カキ殻(カルシューム・ミネラル含む)
Aカニ殻(窒素Nと燐酸Pを含む)
B魚粉(窒素Nと燐酸Pを含む)
C鶏糞(N―P―Kが多い)

@〜Bを配合し発酵済みの肥料があると使い易い。C鶏糞はエサの内容に問題があるので、緊急時のみ使用、自家産の鶏糞ならベストですが。発酵済みの肥料は使い易いが、少々価格が高い。購入する有機肥料はあくまでも補助的に使用し。畑土が有機的に良くなってくれば、使用量を減じます。

ウサギさんが作っている腐葉を定期的に使用してゆくと、有機質豊かな良い土に近づいていくと思います。

それから肥料のやり方ですが、作物の根が届く範囲に施せば良いわけで、畑全体に均一に散布する必要はありません。
例えば、腐葉は根が張るであろう土全体に混ぜ、有機質の肥料は肥料分が多いので、根元には施さず(肥料障害)根が張ってゆく先の途中に入れておきます。(自分から根を伸ばし吸わせる為)
2002、03、06 2002、03、05
基本的に能天気なので、気にしないで下さい。 間際になんとかします。 普及員の方と、ハウスの場所をきめました。
もらえるハウスは5.4mの間口のものだとおもいます。 10日にもらってきます。 ハウス作りは、普及員の方が手伝ってくれるそうです。足りない部品も、チェックをしに来るそうです。
耕運機を入れる前に、づい分と開墾しなくてはならないようです。
宿根草がいっぱいだそうで。
鳥小屋のスペースがなくて、
  しばらく接木をしていなかったので少し緊張しますが、メロンで挑戦できそうです。花豆は食べてしまいたいくらい美味しそうな姿で。ウサギさんが手に入れてくれたこと、感謝します。

ウサギさんのニワトリ小屋造りどうしよう?
大工仕事、ニワトリ小屋造りなんて経験無いはずですもの。
建てる手伝いは無理かもしれませんが、小屋の設計図、資材(当面は使う予定ない板とか、地面に敷くスレート)作り方のアドバイス(コツとか)できる範囲で教えます。
2002、03、29 2002、03、29
きょうは、登校日で、午後からいってしまったので、 少しの間、静かです。
やっと、ハウス全面できました。
ビニールもはりたいのですが、まだヒョウが降るときもあるそうで、まだはるな、と言われました。
明日は、頑張ってくれたお礼に、ハリーポッターを観にいこうと思っています。
ハウスを一生懸命建てていたおかげで、村の人に少し解ってもらえたようです。
晴れたら、肥料をまきましょう。
  村人も、言葉より行動に関心や信頼があるのですね。

ハウス造り、お子さんにも参加させることで、ウサギさんの思いや夢を感じ取ってくれているのでしょう。
ハリーポッター、我が子も以前見に行きました、私は見ていませんけれど、人気あるから追加上演しているのですね。

有機質肥料を播いたら浅く軽く土と混ぜておくと、微生物に分解されて良いみたい。
2002、05、19 2002、05、19
わたしでさえ、まいにちやることだらけで、サクラさんはすっごく お忙しいことと思います。
さて、メロンの接木のほうは、運にまかせるとして、ミニトマトとピーマンを、1週間ほどまえに撒いたのですが、発芽しても、翌日はっぱが無くなって、枯れてしまいます。
虫食いのあとがあるのですが、 ほぼ壊滅状態です。
ひょろひょろのを6本ポットに移したのですが。
来年のために原因を解明したくて。
枝豆は、最初の本葉がひらきかけています。二本ずつポットに入っていますが、定植するときは、一本ずつの方が
よいのでしょうか。
  雨が多いこの頃、ナメクジではないでしょうか。
タネを箱播きしていてのなら、箱の底を裏側から見るといると思います、食害された茎の周りの土の表面に、ナメクジの這った跡、粘液状に光る筋が残ります。もしそうであるのなら、一匹ずつ割り箸で挟んで獲るしかありません。夜行性ですから、夜8〜9時頃に懐中電灯で見ると這いまわっているかも。
夜盗虫(よとうむし)なら、食われた周辺に糞が落ちていることが有り。やはり夜行性なので、夜に見るしかないのですが、まれに昼間、新たに食われた茎の近くの土の中にいることもあり、他の苗を痛めないように1〜2cm土を掘ってみてください。

二本ずつのままで植えてください。
大豆なんかは二本ずつ植えるのが基本みたいです。

長く農業していると、川の流れのように止ることなく早くなり遅くなり最後は海にそそぐように、一年が過ぎてゆきますから。私もはじめの頃は、結果を追求して焦ったりしましたが、自然相手の仕事に方程式があてはまらないことに気付き、時間で自分を追い込むことのむなしさを思うようになりました。自然を観察して、自然がなりたいような環境を整えて、そこで作物の力を引き出すように手助けする。長い目で見る、余裕の心を持ちたいものです。

2002、05、31
早速、苗をいれているトンネルに、ビニールをかけました。 来週そうそう、苗をいただきに参ります。
ナスが、3本あるのですが、葉っぱはボロボロ、無残にもてんとうむしの
餌食になっているのですが、弱弱しくも花を咲かせたので、引っこ抜くのも しのびなくいます。
トマト4本は、病気と闘っているようです。
   
2002、06、04 2002、06、05
また、長居をしてしまいました。 ちょっと寄り道などして、3時ごろ帰宅しました。
何とか、ミニトマト以外はボジションにおさまり、
すこし、賑やかになりました。
サクラさんが神様のように思えます。
どの苗も根がびっちりで。
プロはちがう、と感心しました。
明日の朝、どの子も元気でいてくれるといいのですが。
また、いろいろと教えてください。
  豆・カボチャ・キュウリ・以外の野菜、畑に定植したら、先日お話したお菓子の袋を、底も開いて筒状(煙突状)にして、植えた苗を囲ってあげると良いと思います。
そうすれば冷たい風よけと虫よけになります、筒を取る時期は、苗が筒一杯になってからで良いです。筒は風で飛ばされないように、支柱か棒に洗濯バサミなどで固定するか、マルチビニールには、ガムテープで固定できます。

ウサギさんから神様と言われ、少しこそばゆいです。
何年農業していても失敗することも多いから・・・私は植物の力(生命力)を信じて、植物が自身の力で成長できるように、手助けをしているつもりなのです。
今の農業や園芸は、人の望む形・色・味・を作る為の、管理や施肥や病害虫防除を追及しています。わたしは、動植物が暮らし易い環境を造る為にはと、いつも考え、その結果実った不揃いな物は、私達が食べる方法を工夫すれば良いと思います。

それが旬の素材を活かすことかな。
2002、06、07 2002、06、08
今朝から、発熱しています。 それでも、水やりだけは、とハウスに。
いんげんをうえた畝だけが、ほじくられていました。 何とか、根っこは無事のようですが、モグラのようです。
ナスの1つが、すごく元気がないです。
朝は、少し持ち上がっていますが、夕方にはへばってペシャンコです。
水は朝すこしずつあげているのですが。
メロンは元気です。
苗も元気がでてきました。来年は5月すえに種をまいたほうが
いいのかも。
ズッキーニは、いまからでも、まにあいますか。ベーコンと炒めるのが好きなもので。このあたりでは、どなたもつくっていません。
いただいた苗に追肥をするタイミングと量、場所などを、教えてください。
  モグラの穴見つけたら足でつぶしておきましょう、穴に手頃な石を埋め込んでおくと、その穴は通れなくなります。
ペットボトルで作る、モグラ避け風車を作ってさしあげましょうか。

まだ根が張っていないと思いますので、そのナスをそっと堀上げて根のまわりの土が乾いているか、湿っているか、根の色(白ければ良いです)を、見てみましょう。
そしたら15cm程横に植え穴を再度掘って、
その穴に水を浸してから、苗を水の中に植えて、土を寄せて軽く根のまわりを抑えてください。これで1週間くらい様子を見ましょう。そのナス苗には3日程、簡単でいいので日陰を作ってあげるとベストですが。

ズッキーニを是非、播いてみてください。
先日お話した、お菓子袋利用して播くのがいいと思います。

追肥は日中しおれなくなり、芽が伸びだしてから(6月下旬頃)がいいです。月に2回くらいで最初は大さじ2杯位を根元から10cm程のところに、2〜3ヶ所に分けて、5cm位の土中に棒で穴を空け埋めてください。この時、穴を埋める前に穴に水を入れると早く効き出します。
2回目からは2倍〜3倍量の肥料を5ヶ所位にランダムな位置に、
埋めてあげれば良いです。
豆科野菜、追肥は基本的にやりませんが、インゲンなど長期間収穫する物は実が付きだしてから。
2002、06、09 2002、06、10
暑いですね! さて、ナスは、なんとかなりそうです。
ミニトマトも元気がなかったので、ためしにちょっとうつして、日陰にしてやったら
夕方、すこし元気が出ていました。
ところが、オクラの葉っぱのねもとが、ちゃいろくなって、そこからポロッと
葉っぱが落ちそうです。どの葉も。 メロンもついていた花芽は咲かずにちじれてしましました。だいじょうぶかな〜 カボチャはめいっぱい大きな花を咲かせましたが。
  暑さと紫外線に植物細胞も参っているのでしょう、マルチに植えてある苗の根元に敷き草をして、反射熱を避けてあげてください。葉からの蒸散に、根からの水揚げが間に合わないのだと思います。
植物にとっては大手術をして、住む環境も変わったわけですから、葉が落ちたり、花芽が落ちたりし易いです。
オクラは特に移植を嫌いますので、経過を見てください。
カボチャはツルが元気良く伸び出すまでは、付いた花は(特に雌花)摘み取ってください。
2002、06、11 2002、06、11
昨晩から良い雨が降りました。 さて、また質問です。
トマトがハウスに4本ありますが、皆さんにくらべると、 茎の太さも、苗の高さも半分もないのに、実をつけてしましました。 この実はどうしましょうかしら。あとで、教えてもらったやりかたで、追肥をしようと思います。
枝豆のあたまをつんで、背をのばさない、というやり方は
大きく否定されました。夜の、婦人部の集まりで話題にしてくれたそうで、 そんなバカな、となったようです。
でも、川崎で時々手伝っていた農家の奥さんも、枝豆は、伸ばしちゃいけないと
言っていたのにな。
子どもが学校で育てている、ニューメロンが発芽したのですが、
すっごくちいさな2葉で、ポットあげするのが、こわいです。(残った種をもっらてきたので、ハウスの育苗トレーにすじまきしてみたのです。)
やはり、1苗ずつポットに移したほうがいいですか?
露地植えしてみようと思います。
  皮膚がしっとりした感じ、
きっと植物も長く貯まった葉面の老廃物を流して、
みずみずしい色になっていきます。
明日の朝、山の葉の色は素晴らしい眺めと思いますよ。

植物はストレスを与えると、(移植自体がストレスですから)
子孫を残そうとして種子を早く付けがち。
大きい実は切り落として、花は自由に咲かせて。

トマトの木が元気良く葉を広げ伸び出したら、その時咲いている花からできる実は付けておいて下さい。
最初はもったいない感じですが、収穫量に大差ありませんし、6月いっぱいは野菜の体作りを優先させてください、夏の暑さを乗り切る為にも。
焦らないで、万事控えめが丈夫な野菜を作ります。

枝豆のあたまをつむ目的は、
○枝を2本にして収量を安定させる。
○枝豆(大豆)の丈を抑えて風水害に強くする。
○移植栽培の時、苗の根付きを良くする。
○枝豆(大豆)が木化け(成長過多)を防ぐ効果。
昔の品種と違って最近のは、早生で早播き傾向で、実の付きが悪いことが多いようです。畑が化学肥料などで栄養過多状態で、
枝豆(大豆)は作りづらい環境。
摘心栽培はお手頃な解決策です、ウサギさんもそれぞれの方法試されてみても面白いかも。

どんな作業にも目的があるものです、昔からやっているとか、近所がやっているとかでそうするのでなく、植物の気持ちや意味を考えながら管理する習慣を持つことが大切だとわたしは思います・・・

メロンの最初は小さい葉ですね、4枚目が開き始めたら苗の大きさに適したポットに植えてください。先日、私があげたメロン苗位、葉が5〜7枚以上になったら、露地植えしてください。
外に植えるのですから、しっかりした苗を作ってネ。
2002、08、24
    今日は遠くまでごくろうさまでした。
いつもウサギさんの手作り菓子は美味しく、感心させられます、今回のレシピを教えてください。

久しぶりにハウスの野菜を見た感想はいかがでしたか?私もずっと以前は、最新の農業技術を使っての野菜(花)作りが必要で、それが農業の進むべき道と考えて挑戦したこともありました。
でも自然の営みや、生命力を観察体験するうちに、
農業の基本的な部分がどこかで誤っている感じがして、現在も真実の農法を探して思考錯誤が続いています。
ウサギさんには理解しづらい部分かもしれませんが、現代農業に毒されていない、あなたの目線は魅力がありますから、これからも疑問や指摘をくださいね。
2002、08、26 2002、08、28
たくさんお土産ありがとうございました。ミニトマトを初めてにわとりにあげたら、争って食べました。もっと、早くあげていればよかったですね。 練習がてら、秋きゅうりを、かぼちゃの台木に接木してみました。 たまねぎの苗にも挑戦してみます。ハウスの内外両方に撒いてみました。どうなるでしょうか。 きょうは、すごく蒸し暑いです。 それでは、また。   何事も挑戦して体で覚えることですネ、農業には特に大切なことです。

これからも「ウサギとサクラの交換記日記」

内容を充実してゆき、ウサギさんのように『農』にチャレンジする人を、応援・勇気つけできると素晴らしいと思います。
2002、10、30   2002、10、25
畑は、そんなにいそがしくないのですが、麦は、とてもいい具合で霜が降り、伸びが止まったようです。鳥に、やられること無く、高い発芽率ですよ。春が、楽しみです。
今朝の冷え込みはひどかったらしく、ピーマンがついに萎れした。ハウスのミニトマトとイタトマトもしょんぼりしています。イタトマトはもうちょっとで赤くなるのにな。
1年前の葉っぱのたい肥を、のぞいてみました。まっくろく土化して頼もしい限りです。レースのはくさいも、なんとか固くなってきました。そうそう、ゴボーが大成功。丈の短いミニゴボーですがぶっくり太っておいしかったです。
それでは、また。

 

  こちらは毎朝、霧が10時頃まで谷を覆っています。そちらはいかがですか、夜は寒いのでしょうね。
昨日、山村の小学校の先生から、小麦を播きたいので種がほしいと連絡がきました。OKの回答をしましたが、どうなることやら。
とても前向きな先生で子供達も幸せそうに思えました。HPを検索していて「農園さくら」を発見したそうな、地元からのMLは少ないので、何だか嬉しかった。
その小学校の1年生は6人、「お餅とパン、どちらが食べたい」と聞いたら、パンとのこと。それで強力粉用小麦を作ることに。
ウサギ村より標高が低く、学校は580m位だそうで、雪も少なく中京文化圏とのこと、先生の話しを聞きながら、標高1000m付近のウサギ村は気候が厳しい土地との思いを強くしました。ウサギさん、頑張ってください、気候を生かした生活ができると、すばらしい村になる!

ウサギさんの小麦は元気でしょうか?私は来週あたりから小麦を播く予定です。今日から古代米の最終稲刈です。周りの他人の田には何も無いので、そのミスマッチが楽しい。稲刈は今日午後の予定、午後か明日10時過ぎに来られると、体験できますヨ、雨がなければ明日の12時には終了。
 

2002、11、26   2002、11、27
村に、名古屋から来て洋らんをやっている方がいて、花芽をまっすぐにする仕事を手伝ってほしいと頼まれました。
12月10日までに出荷するので、急いでいるそうです。
ためしに、今日手伝ったのですが、結構おもしろくて、そんなで、すこし忙しくなってしまいました。
 
洋らんは美しく、きっとハウスも暖かくて快適な仕事でしょうね。
わたしの農業は花作りからはじめ、カーネーションを15年ほど経験しました。
 
花作りの内情は結構厳しくて、苦労の多い仕事ですから。
今の私の目標はオーガニックで栽培し、自然を身近に感じられる花を育て、販売することかな。解決すべき問題が沢山ありますが・・・
2003、01、11   2002、12、21
豆の件は、わたしのやせた畑でいいのでしたら、使ってくだい。学校にも、提案しましょうか?学校の畑も隣にあるので。
村は冷たいですが、寒くないのです。(昼間は) 先日飯田に行ったら、寒かったです。帰ってきたら、暖かく感じて、お日様に近いせいだと思います。
鶏は元気に毎日卵をうんでくれます。時々凍らせてしまいまが。においも癖もないまともな卵です。
 
今日、冷たい雨が降りだしています。
 今年は『豆をアラカルトする』元年でした。7種類の豆が、実らせるの不可能?といわれている花豆をはじめ、元気に収穫ができました。
どれも20〜30粒の種からでしたので、少しの収穫量でしたが、何も手をかけなくとも実ることが実証できました。来年はこれらの豆を種子にして沢山作ります。
 
そこでウサギさんに相談なのは、私の畑を少しウサギさんにお貸しして豆を播いてもらい、私はウサギさんの畑をお借りして夏涼しい村に豆を播く。
今年の私の豆は7月に播いてから、11月に収穫するまで草取り追肥もしませんでした。収穫まではあまり手をかけずに育てるのです。
 
豆は基本的には冷涼な気候を好み、味も良いみたい。
    2003、01、11
   
飯田は盆地なので、放射冷却が効いて冷え込みますから、それに午前中は霧が太陽を隠しますから。
私のハウスは晴れさえすれば、日中は30度くらいで、服二枚で過ごしていますけれど。そういえばウサギさんがバイトしていた、ランのハウスはどうでした?又、花の仕事のお話聞かせてほしいな。
 
私は花作りが好きで、農業はじめたきっかけも花、ウサギさん住む村のような高冷地で花作りが夢ではあるのです。夏の花は涼しく光線が強いほど美しく丈夫に咲くものなのです。
 今年は試しに、アスター/菊/リンドウ/ユリ/、花の世界では「色物」といって、濃い花の色が高冷地では美しく発色するの、試作してみようかな。
 
鶏が卵を産みはじめたようで、安心しました。わたしも実は少し心配していましたが、よかった。きっと長くのんびりと産み続けてくれることでしょう。
 豆の件は、またお世話になるかもしれませんがよろしく。
 

 

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