オーガニックでナチュラルに花作り(花菜園)
私の花への思いは、華美な花、希少価値を求める花でなく。 自然の中に溶け込むような、道端や草原の中に咲いていても、周りの風景や風の匂いに違和感のない草花。それを身の回りに飾る楽しみを作りたい |
花の美しさは誰の為に、それは花自身が生きている主張の証。人は鑑賞の為に花の形・色を変え、香りや結実の能力さえも奪いました。 その代償に、野生の力強さを無くした花は、農薬と肥料無しには美しさを保てず、生きてゆくことすら難しい。 そもそも美しさとは何でしょう、花の場合は自然とのバランスなのでしょうか、 自然界で美しく咲く花を摘みとり室内に飾っても、壁の色や光線の加減、花が咲いていた周りの植物との調和を演出することの難しさ。 人は色の艶やかさ、花形の大きさ複雑さに価値観を求めています。 それら花の消費意識が、花き産業と生産現場で農薬や化学肥料や品質保持剤の常用多用をもたらしています。そこから生産された花が購入者の玄関/食卓/プライベートルームを飾っている訳です。 花=人の心を癒し自然との対話をはかるメッセンジャーであるはずが、環境に人の健康にも負荷を与え続けている、何とかできないものかと考える毎日。 |
「農園さくら」が今日まで取り組んできたこと。 従来の園芸的に創作され流通している花を栽培し、無農薬や肥料を無施用で咲かせてみたところ、どうしても病虫害を多く受けてしまい、販売に耐える花を咲かせる難しさを何度となく実感してきた。 今年ある理由から無農薬栽培の野菜畑の野菜の合間に何種類かの花を植えてみたところ、不思議と病虫害が少ない。 もちろん花も美しく咲いている、よくよく考えてみれば植物同士の花と野菜の違いは何もない、分けて栽培することに無理があった。 自然界では多種多様の草が、花を咲かせ実を付け毎日を営んでいる、動物さえも同じステージに暮らす。 今後はどんな形で栽培するか工夫が必要、けれど野菜と花を混植して育てる試みをスタートさせる、 大きなヒントが今年の収穫。 |
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●小さな物語りですが、自然と人の関係がもう一度ナチュラルに戻れるラストチャンス、そんな思いで 『物語りを育んだ農産物』をストーリーと共にお届けします。無農薬/極少農薬/有機質使用の考え方 ●植物が自身の好む環境で暮し実を着ける、野菜たちの個性をあるがまま認め、私達の身体に取り込む、それを『ふぞろいで美しい野菜たち』の愛称で紹介していこうと思います。トマトとナスとキュウリ |
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