白イボ四葉系キュウリの先祖で、野性的な形/味/香り
華北キュウリ
細くてやさしい都会の
キュウリ
昔はこんなじゃなく美味しかった

香と噛むほどにキュウリ自身の味がして、漬物は群を抜いて旨い「華北キュウリ」

 

皮も丸ごと食せるミニサイズ、キュウリ味がしっかりして可愛い
ミニキュウリ
 
今のキュウリはかめば噛むほどに味が抜けて、料理のつま程度の価値しか無くなってしまった。キュウリは曲がったのも美味しいんだ、いやいや素直に成長した物は自然と真直ぐに伸びるもの、有機栽培とか無農薬は見た目じゃないのだ。

これって同じ土俵をクルクルと回っているようなもの、原種に近い世界をみてみると、現在のキュウリの価値観は全く通用しない、キュウリが食卓の中央で主役に抜てきされてしまう。
この感動をどう伝えるかがたいへんかなと思う。何故って、私の所でしか作っていないキュウリだもの、収穫量も少ないの。
今は、サンプル販売と試食、最も大事なことは種子の自家採種、来年は沢山収穫できるかも。

●販売商品名・・・『華北キュウリ』(かほくきゅうり)

外見特徴・・・深緑/イボが多く深いたて筋/細長く平均40cmで良く曲がる

味/香り・・・鼻にぬける若々しい香り、皮は歯切れ良く果肉はしっかりとして噛み心地良く、いつまでも味が口内に広がり、呑み込むのをためらうほどに味が深い、漬物には最高でいつまでも果肉が崩れない。
切り口の果汁が少し粘りをもち生食や加工食への可能性が広がります。

●販売商品名・・・『ミニキュウリ』

外見特徴・・・長さ10〜15cmで一人前の野菜、一般的なキュウリを縮小した姿。

味/香り・・・可愛い姿なのに味と香りと歯切れはしっかりとして、
今年は無農薬栽培できたので、皮まで丸ごと食せます。
サラダや漬物が目でも楽しめる野菜。
 

 


キュウリの伝来・・・

昔キュウリは中国大陸の華南から伝わってきました、太短い黒いイボが特徴。その後に華北から日本で多く作られている白イボ系の細長いキュウリが入ってきました。
現在はその血を引く品種改良された味と形がスマートなキュウリたち、形は整ったのですが、コクと香りと
野生の力強さは失い、栽培にも農薬と多肥料と多くの手間を必要とされる野菜になったわけ。

栽培してみて思うこと・・・

種を播いてしばらくすると、同時に播いた普通のキュウリと違いが、葉の回りの切れ込みが深くて葉色も淡くて黄緑色に近い、ツルの伸びが速くてワキ芽も早くに力強く発生して来て、茎が一般のキュウリよりも一回り太い。私の栽培法は放任栽培だから、株と株の間隔を標準の倍くらい広く植えて、ツルは伸び放題。でもあっという間に高さ1.8mのキュウリ棚の空間は埋まってしまった。
種まきから二ヶ月過ぎからキュウリの黄色い花が次々と咲き出す、
驚いたことに7割が雄花。実は現在のキュウリはほとんど雌花しか咲かないのだ、そのほうが効率が良い。雄花ばかり咲く様子を見て私が生まれた昭和30年頃のキュウリに出会えた感じがした、二週間ほどは雌花に出会えない、少し不安。ふと葉陰にトゲだらけの華 北キュウリの実を見つけた。
こんなの食べられるのか?更に10日ほどして40cm以上に弓なりになった華北キュウリを数本収穫。

生で食してみることに、包丁でカットすると切口からにじむ汁が妙に粘っこい、見た目は皮が硬そう、カツ節と醤油で口に入れる。しっかりした歯ごたえ、でも皮や果肉の硬さは気にならない、口の中で果肉がはじけて、キュウリの香り味が広がった。辛子漬けを翌朝食べる、美味いこれは絶品。今までも自分なりに美味しいキュウリ漬物を食べてきたが、どうひいき目に見ても現代キュウリには勝ち目が無い 。その後は知り合いに食してもらうが、『華北キュウリ』皆が美味しいと回答してくれ、リピーターとなる方も。

雨の多い悪天候の夏も終わりをむかえ、私の無農薬キュウリは、葉にウドンコ病などが目立ちはじめ勢いがない、華北キュウリはウドンコ病が広がらない、他の病気にも強いようだ、青虫達には葉や実を少しかじられた、気にならないほどだから有機無農薬栽培用のキュウリとして合格としよう。
先月から来年栽培用の『華北キュウリ』種子の自家採種をはじめた。キュウリの実を一ヶ月以上付けたままにしておくと、やがて腕ほどの太さ黄色い色に変わり、腐り始める少し前に収穫して、割り開き果肉の中の種子をかき出し乾燥調整して保存する。

薬剤散布については毎回悩む問題であるけれど、今年はキュウリをはじめ全ての野菜が無農薬栽培できている。今年は天候不順で雨多く日照不足で最悪のコンデション、なのに無農薬でしかも畑を耕さないのに野菜は元気一杯。さすがにキュウリは秋の深まりと共に勢いが無くなってきているので、そろそろ片付ける時期かも。私の栽培の基本は、病虫害などで野菜が弱ってきたら、農薬散布で延命するのでなくて、早々に次の野菜にバトンタッチを心がけている、だから生命力強いトマトやナスなどは、2〜3年継続して栽培するときもよくあり、自分でも驚いてしまう。
その為か?『農園さくら』の野菜はどれも味が深く複雑で野菜の樹液が粘っこい感じがします。

 

 

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