鴨を毎日見ていると・・・ さくらの谷のカモ物語 5月の下旬ふと空を見上げると、見なれないシルエットの鳥が二羽飛んでいました。『カモ』・・・たしかにテレビでよく見る首長の体形そのもの、ついに「農園さくら」の谷にも新しい来訪者がまたひとり。この時点で彼らが谷の住人になるとは、思ってもみないこと、僅かの期待はありましたけれど。 |
小ガモを見守る親 |
稲の周りの草を毎日食べて大きく成長 |
翌朝、水田の見回り中にカモ発見、なんと私の田の水面を二羽で泳ぎ回っている。私の水田は草が多いので気に入った様子、平たい口で水面をすくっては草を食べてるみたい。彼らはしばしの休息タイム、そんな思いで私は遠くから見ていた。 しばらくすると、二羽が田の同じ草むらにたたずむ光景が目立ちだし、これはもしかして営巣?半信半疑の予感。二羽のカモはたしかに雄と雌ですから、何の問題も無いのですが、そもそもカモが水田の草の中で産卵/子育てするものなのか。 カモがよく休んでいる土手の草が、刈り取られてしまった、私の知らぬ間に。 二週間ほど経った夕方、空を鴨一羽、その後は数日連続で見かけ水田に降りる姿も、しかし何時も一羽の雄ガモだけ。この様子から、雌カモは猫か野獣にやられてしまって、雄だけが羽を休めに来るのだと思ってました。7月10日の午前中までは。 数時間後に形勢は逆転しました、すばらしく良い方向に。 翌日は更に大発見、前日の親ガモ一羽に小ガモ3羽確認してまず安心。 この日は同じ水田に、親ガモ2羽いて、それぞれが3羽づつの小ガモを連れて泳ぎ回っている光景が見えました。
「さくら」からカモ家族へ・・・
カモの子ども達が巣立つ頃、どんな物語がはじままるのか楽しみに・・・・・・・・・ --------------------------------------------------------------- 彼らが活動している田は、我が家から100メートルほど遠く、途中は舗装道路で隔たれており、家の前の田へは来ないだろうな、しかも小ガモは歩けても飛べないことだし。
そんなある日、彼らは何故か来たのです、しかも我が家の玄関先の水田に。
こんな感じの「カモ家族」と私のかかわりですが、しょせんは野生の彼ら、程よい距離を保ちながら共存をしていきたいもの。 ---------------------------------------
8月に入ると小鴨達は親と変わらない大きさに、毎日のように田の土手で9羽並んで羽ばたきの練習?
彼らはあまり人を恐れてない、私の鳴きまねで何羽かが寄ってきたりもする、先日は近所の犬に追われて逃げ出したりと、危険の認識も学習してほしいもの。 ・・・続く。 |
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