信濃の温泉めぐり (大衆温泉)
第  1回. 沓掛温泉 第  2回. @ 美ヶ原温泉 第  3回. D 和田宿温泉 第  4回. @ 早太郎温泉こまくさの湯 第  5回. H 室賀温泉
第  6回. @ 大町温泉 第  7回. B 穴沢温泉 第  8回. H 別所温泉 第  9回. @ 岡谷温泉 第10回. H 野沢温泉
第11回. J 蝶ヶ岳温泉 第12回. @ 上諏訪温泉 第13回. @ 伊那谷水晶山温泉 第14回. C むれ温泉 第15回. @ 鹿教湯温泉
第16回. B 荒神山温泉 第17回. ラーラ松本(番外) 第18回. @ 高遠温泉 第19回. C 鋼管鉱業蓼科温泉 第20回. B 道の駅小谷
第21回. H 西条温泉 第22回. @ 竜島温泉 第23回. @ 有明温泉 第24回. @ みずほ温泉 第25回. @ 大芝高原温泉
第26回. C 山田温泉 第27回. @ 早太郎温泉こぶしの湯      
温泉名の前の○数字は各温泉の泉質で、「泉質名による分類」の 記号)欄に対応しています。

温泉の定義  (詳細は環境省のホームページへ
A.温泉
    地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で、下記の条件を満たすこと。
     (1)源泉の温度が、25℃以上ある。
     (2)25℃未満でも、指定物質19種類のうち、1種類以上の物質がその規定値以上含まれている。
B.療養泉
    療養泉とは、温泉(水蒸気その他のガスを除く)のうち、特に治療の目的に供しうるもので、下記の条件を満たすこと。
     (1)源泉の温度が、25℃以上ある。
     (2)25℃未満でも、指定物質8種類のうち、1種類以上の物質がその規定値以上含まれている。
温度による分類 液性による分類(pH) 浸透圧による分類
冷鉱泉 25℃未満 酸性 3.0未満 アルカリ性が強いほど肌の
角質を溶かすので、いわゆ
るツルツルした温泉で美人
の湯とよばれます。
また、酸性が強い場合は、
殺菌力が強いピリピリした
温泉になります。
分類名 溶存物質総量(g/kg) 浸透圧
低温泉 25℃以上 34℃未満 弱酸性 3.0以上 6.0未満 低張性   8未満 低 :温泉水分が体内に入り易い
温泉 34℃以上 42℃未満 中性 6.0以上 7.5未満 等張性   8以上 〜 10未満 等 :人体にほぼ等しい
高温泉 42℃以上 弱アルカリ性 7.5以上 8.5未満 高張性 10以上 高 :温泉成分が体内に入り易い
    アルカリ性 8.5以上      
泉質名による分類 (泉質名は代表名の抜粋) (詳細は、環境省のホームページへ) 効能・効果
記号 掲示用
泉質名
旧泉質名 新泉質名
(1979年より)
特徴












尿













便
一般適応症
@ 単純温泉 単純温泉 単純温泉
アルカリ性単純温泉
刺激が少なく肌に優く
病後の回復等に適す
    温泉全般に共通
しその泉質に関
係なく効果、効
能が期待できる
下記の諸症状。

・神経痛
・筋肉痛
・関節痛
・運動麻痺
・関節の硬化
・慢性消化器病
・痔疾
・冷え性
・病後回復
・健康増進




凡例
 :浴用
 :浴用・飲用
 
A 二酸化炭素泉 単純炭酸泉 単純二酸化炭素泉 冷鉱泉が多いが保温効
果がある
             
B 炭酸水素塩泉 重炭酸土類泉 カルシウム(・マグネシウム)−炭酸水素塩泉 アルカリ性の湯で肌を
滑らかにする美人の湯
         
重曹泉 ナトリウム−炭酸水素塩泉
C 塩化物泉 食塩泉 ナトリウム−塩化物泉 なめると塩味がして、
保温効果がある
           
D 硫酸塩泉 硫酸塩泉 硫酸塩泉 家庭用入浴剤に多く採
用されている
 
E 含鉄泉 鉄泉 鉄泉 空気に触れ褐色に変化
保湿効果が高く暖まる
               
緑礬泉
F 含アルミニウム泉 含明礬・緑礬泉 アルミニウム・鉄(U)−硫酸塩泉他 殺菌消毒作用有、明礬
泉は特に眼病に効果有
                     
G 含銅-鉄泉 含銅・酸性緑礬泉 酸性−含銅・鉄(U)−硫酸塩泉 空気に触れ黄褐色や赤
茶色に変化する
               
H 硫黄泉 硫黄泉 硫黄泉 硫化水素臭有。乾燥肌
喘息、リュウマチは不適
       
I 酸性泉 酸性泉 単純酸性泉 殺菌力が高く刺激が強
く肌の弱い人は要注意
           
J 放射能泉 放射能泉 単純弱放射能泉 リラックス効果やホル
ミシス効果がある