いつ頃購入した物か、前回はいつ頃電池交換をしたのかをお聞きします。 また時計の状態なども、お伺いします。 ちなみに当店では、セール中は1日に100個以上もの交換があり十分な対応が出来ないこともあります。(反省) ここで電池交換の料金等の説明をします。
新品の時計には、性能などチェックするため、モニター用電池が組み込まれています。 そのため買ったばかりの時計でも場合により電池切れをおこします。その場合電池交換は有料になる事を説明します。
意外と多いのが、竜頭の引き出しによるものがあります。押し込むと作動しますので、対応をお伺いします。
そのままお使いになられる場合は次の機会をお願いしてお返しします。すべてお客様の立場で考えて下さい。
東芝だってそうしていたら、あんなにならなかったと思う。
ここで電池式の時計かどうかを確認します。
手巻きや自動巻は、あたりまえですが電池交換はできません。
オメガやカーブガラスのラドーテクノスは、とても初心者の手に負えません。
高級輸入時計は、専門店にお願いして下さい。K.T社のマニュアルでロレックスは自動巻のみとありますが、
限定品でクォーツもあり先日電池交換しました。300万円の時計は、やっはり緊張します。
また水が入って動かないものも、水抜きなどお勧めしなくてはなりません。
これは、電池交換で一番大切なことです。長い間使用してきた時計は、かなり汚れます。
ステンレスケースは、ステンレスブラシ、金メッキなどのケースは、真鍮のワイヤーブラシ、
プラケースは、普通のブラシで傷をつけないように清掃します。ひどいこびりつきは、ヨウジ割り箸などで落とします。
こうしてケースを開いたときにゴミを時計の内部へ持ち込まないようにしてください。
これが済みましたら石鹸で手をきれいに洗います、ついでに静電気もとれます。
運悪くゴミなど持ち込んでしまいましたら、後日作動不良を起こします、交換した責任で分解掃除をします。
カシオのデジタルは、ねじどめが多く、十字ドライバーで簡単にケースが開きます。
入っている電池もCR2016など、ホームセンターで200円程度で販売しています。
交換したらACと+をショートさせ、元通り組み立てたら3分で出来ます。
ただ婦人物は、駆動コイルがケースに近くこわさないよう注意が必要です。
防水ケースのネジ蓋式は、手を滑らせてケースに傷を付けないようにします。
どの場合も防水パッキングの点検もします。傷んでいたら交換、使えましたら
十分にシリコンオイルを含ませます。なお電池蓋のあるものは、1分もかからずに電池交換はできてしまいます。
裏蓋の形状はこちら
この項はかなり専門的になりますので、次の機会に腕時計の分解掃除でお話しします。
とりあえず、錆びていないか、ゴミが入っていないか、部品が破損していないかを点検します。
ここで電池の電圧も調べます。1.55V以上あれば電池交換の必要はありません。
しかし動いていないのでしたら、機械の故障なので修理する必要があります。
いよいよ電池を交換します、多くは今までと同じものを用意して入れたらいいのです。
なお交換の時、電池がネジ止め等してあることがあります、必ず外してから交換します。
照明用の電池の下に、作動用の電池のあるものもあります。
なお銀電池は内部抵抗が小さいので竹のピンセットでショートさせないようにします。
電池を交換して、元通り組み立てて、5分程度作動確認してお渡しします。
なお電池の種類など対応表を、メーカー各社からいただきましたところあまりに膨大で
ご用の方にはコピーをお送りします。
時計の電池には、[ SR626SW ]とか[ SB-AW ]などの刻印があります。前者の数字の入ってものがJISコードです。
一般的にはこちらを使います。SRは酸化銀電池を表します。
626は、径が6ミリ規格で厚さが2.6ミリということです。
SWはナトリウムを電解液に使っていることを示します。[ SB-AW ]はセイコーのコードで[ SR626SW ]の事です。
[ SR-626W ]は、電解液に反応の速いカリウムを使っていますのでデジタルなどによく使われライトやアラームなどでの急激な電気需要に耐えます。
[ CR2016 ]などは、CRがリチウム電池20ミリ規格径1.6ミリの厚さの電池になります。
セイコーのコードでは、[ T11 ]です。[ LR44 ]は、アルカリマンガン電池 セイコーでは[ SB-F9 ]です。
使用済みの電池は、時計材料店、メーカーなどで回収しています。絶対ゴミなどとして捨てないでください。 環境汚染などの問題を特に水銀電池など起こしやすいのです。