液晶パネルについて
液晶パネルの耐用年数
液晶は複雑な有機化合物でそのため使用状態にも依りますが8年ほどで
寿命がきます。電池交換しても見にくくなったりしたら交換します。
落としたり 踏みつけたりしても液晶パネルは傷みます、パソコンやデジカメ
ビデオも同様です。
なお機械の本体の故障で液晶パネルの読みにくい事もあります、時計の
修理をします。

温度との関係
低温では表示が鈍くなります。これは液晶の粘性が強くなるためです。
60度以上の高温では黒くなります。どちらの場合も常温ではもとの表示に
戻りますがあまりの高低温は、液晶の寿命を短くします。

液晶パネル
液晶板の下に反射板を上には偏光板を、液晶の透明電極に電圧をかけると
分子の配列が変化して光を通過させたりしなかったりします。これで時間を表示
させます。
なお反射板の上にイラストなどのせると、オリジナルが出来ます。
作り方は、オリジナルバックライトの項をご覧下さい。

思い出
私は30年前セイコー水晶時計修理講座の一期生でした。まだ出たての時計は
分厚くて今から考えるととても使い勝手が悪く修理も大変でした。
テジタルも時間表示だけの簡単なもので、価格もすごく高かったのです。
しかし時間の正確さと、技術の進歩はたちまち時計を水晶発振式に変えてしまいました。
そのころ開発された液晶は今テレビや各種のハイテク製品になくてはならないもの
になっています。