浅川ダム 次のページへ
現在長野県には64以上のダムがあり砂防ダム 小規模堰堤などいれたら
かなりの数になります。さらに建設中の物も18程度あります。
県営ダムは建設費の8割を国が負担してくれ、値段も高く地元を潤すと
言われていますが実際本体工事など中央の大手ゼネコンが独占し 地元には
2割の負担が借金として残るだけです。工事によって山林は荒れ清流は濁り
ダムでとぎれ下流は大水の時以外は水無川になってしまいます。
完成後ダムの堆砂やゴミ流木の処理など維持管理費に莫大な費用がかかります。
この浅川ダムは長野の市街地を見下ろす位置にあって、この辺一帯は裾花凝灰岩
の不安定な地層です。水道用水 洪水調節用のこのダムがひとたび決壊したら
甚大な被害が出ます。100年に一回の水害に対処するためすでに400億円もの
血税が使われています。
なおこのダムの建設には県議会のドン 石田議員の弟さんの会社が関わっています。