Rally
  
 主に一般道を使って行う競技で、国内ではその出走台数が60台までと決められている。
 また、交通の支障とならないよう1分間隔でスタートする。
 競技車は通常スタートの計測地点からオドメーターと呼ばれる地点までの距離で試走車と自車の走行誤差を補正する。(近年ではラリー専用のコンピューターを各車装備し、これで補正すると以後の走行距離は試走車と同じとなる。)
 国内ラリーの基本はチェックポイントからチェックポイント間の走行時間の正確さを見るもので、このチェックポイントはどこにあるかわからないようになっている。
 また、競技車にはナビゲーターとドライバーが2人一組で乗車し、ナビゲーターの指示でドライバーが車を運転する。ナビゲーターは、主催者からコマ地図と呼ばれる主要交差点の書いてある地図を渡されそこに書いてある区間距離を目当てにドライバーに指示する。また各区間の指示速度も与えられる。
 近年のラリーでは初級者クラスから上級者クラスに進むにつれ、スペシャルステージと呼ばれる区間が多くなる。これはタイムトライアル区間で、その区間の所用タイムを競うものである。
Dirt Trial
  
 砂利道の専用コースで行う競技で、通常1km〜2kmのコースを2回走りその内速いほうのタイムにより順位を決めます。
 また、2回の合計タイムでの順位決定という競技もできるようになりました。
 参加車は大きく分けて、ナンバーの着いている(車検の通っている)車種とナンバーのない改造車クラスに分けられ、また排気量ごとに細かくクラス分けされます。
 長野県にはこの専用コースが2カ所あり長野市のスポーツランド信州と野沢温泉村のモーターランド野沢では毎週のようにイベントが開催されています。
Auto  Cross
  
  日本ではまだなじみの薄い競技で、数年前から始まった競技です。しかしながらヨーロッパなどでは盛んに行われており、参加者だけでなく観戦者もエキサイトする競技です。
 この競技は砂利道のコースを最高8台まで同時にスタートしその順位を競います。また競技車は排気量、2WDと4WDに分けられそれぞれクラスごとに走ります。
 同時スタートする決勝ヒートの前に予選が行われます。この予選では、ダートトライアルを行いその順位でスターティンググリッドを決めます。
 この競技会は全国でも唯一、モーターランド野沢だけで開催されています。