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給食の残菜は、どう処理すればよいのか

サークル飯田 /小倉 敬

給食が残るのは子どものせいではありません。残菜が残らぬようにと無理に食べさせることは無意味なことなのです。


集団で食事をする以上、残菜は出るものである。 それは、

食料の不足していた戦争中ですら残菜は出た

ということからも明らかである。


そもそも、現在の給食は、

平均的な児童ならば、これくらいは食べるはずだ。

ということを前提に作られている。

しかし、実際には大きな子どももいるし、小さな子どももいる。


食の細い子もいるし、たくさん食べる子もいる。

食欲のなくなるような日もある。

そして、

好き嫌いはだれにでもある

ということだ。


ないほうが良いのはわかるが、

好き嫌いはいずれ直ってくる

のであるから、

今は嫌いでも、突然おいしく食べられるようになるときがくる。それが今日かもしれないから、ほんの一口でもいい、食べてごらん。

といってやればそれでいい。それでも食べられなければ、残すしかない。確かに、好き嫌いが激しい子は、わがままだったり、精神的な弱さがある場合もある。それを食事から何とか直したいという教師の熱意もわかる。しかし、無理をすれば、その子はその子は姑息な手を使ったり、逃げたりとおよそ教育的な場ではなくなってしまう。

また、

時間内に食べられない子は、時間内に食べられる量をとり、どうしても食べられなければ残せばいい。

一人で長々と食べているのは、その後の片づけから掃除など集団で行わなければならないことにことごとく遅れ、そちらのほうがむしろ問題が大きい。

そうすると、給食の係の先生から何か言われたりすることがある。そういうときは

その場で謝っておけばそれでいい。

決して、教師の見栄で子どもに無理をさせてはいけないのである。そんなに給食で残菜が出て困るのならば、

作る量を減らせばいいだけのことなのだ。

お母さんが晩御飯を大なべいっぱい作って、子どもが食べきれないというとき、それは子どものせいではなく、お母さんが間違えただけのことなのだ。


長崎県の伴一孝先生は、次のように言われる。

給食の時間も、授業なのです。

準備も勉強、食べ方も勉強、片付けも歯磨きもすべて勉強なのだ。だから、好きなようにしていいのではない。マナーが悪ければ指導をしなければならないし、片付けができなければ指導をしなくてはならない。その全ては、授業時間の中で行われるべきことなのです・・・と。


筆箱ひとつとっても、そうさせるのにはわけがある 筆箱を使わせるわけ???


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