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描けない子に 「どんどんまねしなさい」・・・で子どもは救われる


サークル飯田 /小倉 敬

まねをすると、個性がなくなる・・・はまったくのうそです。
多くの見本を見せることで子どもは自分でアイデアを組みあわせて新しい物を作り出します。



およそどんな美術作品でもなんでも、過去の作品の否定や工夫で新しい物が生まれてくる。
全てが新しいということはありえない。

絵を描くように指示しても、どうしてもかけない子がいる。
こういうこともたちを責めても仕方ない。
なぜならこの子たちには、アイデアの元になる内部情報が少ないからである。
発明しろといっても無理なのである。
そういう子どもがクラスにいるときには、まず全員に向かって言っておく。

ドンドン友達の真似をしなさい。アイデアをもらいなさい。
まねをすることはいけないことではありません。
何もしないのが一番いけないのですよ。
真似をされた人は怒ったりしないこと。
真似されたということは、あなたのアイデアがとてもすばらしかったということです。
胸をはっていなさい。

次は、教師側でも内部情報が増える指導を行う。

教師側で、少なくとも3種類以上は見本を見せてやることである。

たとえば、絵を描くときの手の位置や足の書き方など、実際にいくつも描いて見せるのである。
教師側で3種類以上考え付かないような課題は、とても子どもに考えろといっても無理である。
ましてや、子どもの個性に任せるといってまる投げするなどというのは、指導ではない。
よくこういうことをすると、子どもたちの個性のないものができると言う人もいるが、

それでまったく同じ作品ができるということはまずない。
必ずそれぞれ違った作品が出来上がる。

時々、それならまったくおんなじ物を作ろうという子もいるが、

まったく同じ物をつくったって良いんですよ。
でもね、本当にまったくおんなじのと、ほんのちょっとでも自分で工夫したもの、先生がもし点をつけるのなら、どちらが上かはわかるでしょう。
だから、色を変えるとか、ほんのちょっと場所を変えるとか、そういうことをしていくのが大切なんですね。

という手もある。
あくまでも、アイデアが出てこない子のための指導である。
怠けようとしたり、意欲のない子のための指導ではない。だから、これくらいは言う。


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