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詩を書く指導  現在形・NGワード・気持ちの動作化を指導する


長野県 上小教育サークル /小倉 敬

過去形で書いてしまいがちな子どもの詩を、現在形に直す。「思った」を外す。気持ちをそのまま書かず、別のなにか動きに変えると
臨場感のある詩に生まれ変わることを指導します。



行事の後に、作文や詩を書かせる。
しかし、何も言わないで書かせると、過去形の文章を書いてしまう。作文のように、思ったという言葉を入れてしまう。
そして、説明ではなく、描写で書くことができない。
そこで、次のような指導をする。
黒板に次のように書く。
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音楽会

お母さんがいるか
さがしてみた
いた
こっちをみていた
うれしいと思ったけど
よけいきんちょうした
気がついたら
うたい終わっていた

指示

1行ずつあけて、ノートに写しなさい。写し終わったら、小さな声で読んでいなさい。

机間巡視しながら「ノートには日付も書いてありますね。さすがですね。」「姿勢がいいですね。」「えんぴつの持ち方がうまい」と確認。
説明

これは、思い出しながら、前にあったことのように書いています。

発問・指示1
「お母さんがいるか さがしてみたを」指して、【Flash@へ】

では、前ではなくて、今やっているのなら、この文はどう直せばいいですか?
その言葉のとなりに書き直して御覧なさい。

指名 「みた」を「みる」に変えればいいです。・・・そのとおり。【FlashAへ】

説明

詩は、書くことが昔にあったことでも、今思ったりやったりしているように書くと、その詩を読んだ人も同じ気持ちになれる良い詩になります。
ただし、詩のいちばん最後の部分だけは、終わったあとの気持ちで、そのままでもおかしくありません。

指示

この続きも、書き換えて御覧なさい。書き終えたら読んでいなさい。【FlashBへ】

指示

答えは、このようになります。(答えを表示)【FlashCへ】
あっていたら赤丸をしなさい。こうやって、今思ったりやったりしているように書くことを現在形で書くといいます。

説明

【FlashDへ】
詩には、「思う」とか、「思った」という言葉がないほうがいいのです。これはNGワードつまり良くない言葉です。

発問・指示

この詩の中でいらないNGワードはどれですか?上手に消してしまいなさい。【FlashEへ】

どこを消しましたか?・・・「と思った」です。 「うん、とてもうまい消し方だ。すっきりしている。」【FlashFへ】

説明

これでも、さっきと比べるといい詩になっていますが、あとひとつ。
思ったことをそのまま書くのではなくて、思ったことを別の言葉、例えば体の動きや似ているもののたとえで書くと、詩はより面白くなります。【FlashGへ】
「きんちょうした」 という言葉を別の言葉で書いてみます。

発問

緊張すると、どんな体の動きがありますか?発表してください。

・足が震える ・心臓が早くなる ・早く帰りたくなる 
 出た言葉を板書する。
説明

そうですね。こんな言葉も考えられます。【FlashHへ】

指示

先生は、この中から選んで入れ替えてみます。【FlashIへ】
皆さんも出た言葉の中からいちばんいいと思うものを「緊張した」に入れて御覧なさい。【FlashJへ】

説明

同じことを詩にしていても、ちょっと違う詩にになったでしょ。
書き直すとこうなります。【FlashKへ】


今気をつけたことのうち、「今思っているように書く」ことだけ気をつけて詩を書いて御覧なさい。

3つを気をつけて作詞するのは無理だ。しかし、書いてしまってから、推敲するのは可能である。
まずは、ひとつだけ気をつけるように指示することで、子どもはそれならできそうだと安心して取り組む。


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